優秀講演賞受賞

鮎貝崇広(M2)と川目拓磨(B4)が、日本機械学会2020茨城講演会(2020年8月21日)で行った口頭発表に対して、優秀講演賞を受賞しました(2020年9月11日更新)。

JPSJ誌論文採択

前田(M2)の論文がJPSJ誌に採択されました(2020年9月9日付)。

Maeda, T. and Kanagawa, T., “Derivation of Weakly Nonlinear Wave Equations for Pressure Waves in Bubbly Flows with Different Types of Nonuniform Distribution of Initial Flow Velocities of Gas and Liquid Phases,” Journal of the Physical Society of Japan, accepted and in press

奨励賞受賞

金川が、2019年度日本混相流学会「奨励賞」を受賞致しました。

被表彰業績「気泡流中の圧力波を記述する非線形波動方程式群の網羅的かつ包括的な導出」 

金川研紹介動画

金川の性格上、研究室紹介動画作成やyoutubeへのアップロードは、一切やらないつもりでおりましたが、新型コロナウイルスの影響もあり、工学システム学類のオープンキャンパスがオンラインで開催されることとなりました(2020年8月23日)。

そこで、各研究室紹介動画作成の要請(≠義務)があり、重い腰をあげて、動画を作ってみました。研究室や所属学生の見解ではなく、金川個人の見解です。また、金川研に限らず、工学系(機械系中心)進学の利点や、理学物理系・理論物理系の研究をあえて工学系で行うことのメリットについて、あくまで金川の私見を述べています。

助成金

公益財団法人服部報公会「工学研究奨励援助金」に採択され、100万円のご援助を頂くこととなりました。

雑感(金川)

  • 最近は、Twitter  にて情報を発信するようになりました。真面目なことや、くだらないことを、深く考えず好き勝手に書いています。学術的な話をかくときも、正しいかどうかに拘りすぎてはいません。ご興味があれば御覧ください。
  • 研究室を閉鎖して、あっという間に、約4カ月が過ぎました。会議も授業も学生指導などもオンラインですので、大学には基本ずっといるものの、誰かと直接接することがなくなりました。
  • 現在の状況下ですと、研究室を再開してもよさそうですが、個人的に楽観視できる状況ではないと考えており、当面閉鎖を続ける予定です。
  • 理論系で、数値計算も一部行うものの、スパコンなどを使う類ではないので、全て在宅で研究ができています。M2は進路が決まり、全員、週一で進捗を確認しています。式変形を伴う相談の場合は、やややりづらさを感じますが、大きな問題ではありません。
  • 例年、月1で飲み会をやっていましたが、これができていません。オンラインで一度試しましたが、どう話をすればよいか、困惑する学生が多かったように思います。
  • これまで、学会出張先で観光したり打ち上げをすることが、研究室内のおもな交流でしたが、これもできません。
  • 以前、ある工シス生から「金川研だけテーマや雰囲気が違う感じがする」と言われたことがあります。深くは尋ねませんでしたが、理学(基礎)寄りで、特定の応用先を見据えていない点を指した質問と受け取っています。最近、なぜ理論研究をやるのか? について考える機会があり、少し書いてみたいと思います。

  • 流体力学は、元々は物理の一分野です(この点で、同じ連続体力学ではあっても、材料力学とは異なると認識しています)。しかし、理学系の純粋物理からは、事実上ほぼ撤退し、工学の機械系や土木系などへの異動が完了しつつあると認識します。
  • 金川個人は、学生時代の所属も工学機械で、指導教員の先生方の所属も広義の機械系と認識していますが、ルーツを深く辿れば、理学寄りの面があるのかもしれません。くわしくは調べていませんが。
  • 基本的に、工学と理学の中間の価値観で進めていますが(「工学」「理学」といった言い回しは、人によって定義が違いますので、安直に使うことは憚られますが)、理学ではなく、工学部において流体力学の基礎研究を行うことは、極めてメリットが大きいと思います。共同研究などによって、新たな理論を、応用研究者に実装してもらったりという可能性を秘めるからです。
  • 国内で、流体力学の基礎理論を専門にされている先生や研究室は、複数存じていますが、純理論のみに注力する研究室は存じませんし、おそらくはほぼないものと認識します。中でも、研究室学生に与えるテーマが100%理論という研究室は、おそらくはありません。正確には(恐らくは様々な事情から)どんどん理論研究から撤退していったとも認識します。
  • 中でも、金川研の専門の「混相流」では、実験と数値解析にほぼ二分化され、(現在)理論オンリーをやられている先生は、おそらくおられません。混相流は、まさに現実世界の流れであり、流体力学の中でも、事実上、応用分野のカラーが強いと認識します。
  • 金川個人は、元々は、数学が好き、物理を数学的に厳密に学ぶのが好き、特段の応用に興味がないといった理由で、流体力学の基礎理論を専門に選び、「自身が好きだから」理論をやっていた面があります。
  • しかし、このように、理論が絶滅しつつある現状も踏まえると、誠に僭越ながら、自身は、理論に特化し続けなければならないのではないかと、使命感?に似たものを感じ始めるようになりました。理論を誰もやらない(どんどん撤退している)からです。
  • 実際、昨年度、ある学会で発表後「最近、お金になる研究ばかりが重視されていて、基礎研究、それも理論はみかけなくなった。昔は学術的な研究をされていた先生も、今は雰囲気が変わった。基礎研究をやっているのは、金川さん以外にいないのではないか。金川さんがいなくなったらどうなるのか」と(5歳程度上の方から)コメントを頂きました。
  • ここで決して、基礎と応用、理論と実験、どちらが重要かなどを論じたいのではなく、全て重要に決まっています。バランスと分業が重要なのだと思います。1人で全てできるべき、という考え方も承知していています。しかし、筑波大の特殊性による点とも思うのですが、講座制を廃止して1研究室に複数の教員が所属しない大学においては、分業は極めて重要と考えます。このような経緯から、基礎理論に特化しています。
  • 学内と学外のいずれを見ても、やはり主流は応用研究だらけで、基礎理論の研究発表はほぼ見かけません。そのような意味でも、マイノリティであることを活かして、引き続き、このスタイルの維持が良いように考えております。
  • 性格上、(仕事に限らず)流行に飛びつくことが好きではありません。流行は流行で面白そうだとは思いますが、いざ、廃れたときが心配です。流行に反する研究は、魅力が強くない面はあるでしょうが、流体力学のように、古くとも永久に重要性が消えない工学基礎物理は、廃れることはなく、その普遍性の追求には、価値があると考えます。
  • ここ最近、人のやらないことをやるべき、と強く感じます。もちろん、研究者ですので、人と違うことをやるのは当たり前です。テーマの違いというよりも、価値観や指導方針など、もう少し違った面において、人と異なっているべきと考え始めました。
  • 金川研には、幸い、毎年、基礎理論のみを志向する学生が、定常的に配属されており、社会人博士を含め、基礎理論の志願者が増えております。
  • 客観実績として、国内の工学系研究室においては、かなり高いものと自負します。修士在学中に全員が筆頭著者で査読付き論文を書いており、学類生は卒業時に2年連続で筑波大学学長表彰(研究)を受賞しており、学生の学会表彰も相当数あります(2019年度に計6件)。最近、1期生の1人より、第1種奨学金の全額免除の朗報が届きました(1期生の貸与者はこの1名だけでした)。
  • レールは敷いていますので、本当に学生の力になっているのかなど、懸念もあります。とはいえ、多数の発表、論文を書かせることは、実践スキルとして、少なくとも、マイナスにはなっていないように見受けられます。
  • マイノリティであることからか、幸い、テーマは尽きません。ただ、単に誰も好き好んでやらない研究だから、テーマがどんどん出てくるだけかもしれません。
  • 物理学・工学として、流体力学には、実験的実証が必須ですので、理論にて博士学位取得後には、当然、実験を行うことを計画していました。実験ができることは、流体力学者として重要極まりないです。
  • しかし、このように、理論志向・基礎派の学生があまりに集う現状からは(これが全くの予想外だったのですが)、理論に一極集中することが、学内研究室としての使命であり、また学外を見てもこのような異端の研究者が(若干名)いることには、何かしらの意味があるのではないか、のようにも感じております。そう考えるとき、素人として実験に参入するよりも、強みである理論に偏重した研究者として生きていく路線もありではないかと思い始めました。
  • 理論予測を実験で実証したり、実験結果を説明できる理論をつくることは重要であり、理論と実験双方をできることが最善と考えてきました。しかし、ひねくれた考え方をしますと、この「理論と実験両方ができる」考え方自体は、誰でも考えることともいえ、独自性がないようにも考え始めました。もう少し個性的な生き方、極端な道、独自性を発揮できる生き方もあってよいのではないかと。例えば、実験だけ、理論だけ、好きなことや得意なことだけで勝負する道もあるのではないでしょうか。
  • 大学教員である以上、学生と共に研究を行うべきであり、理論希望の学生に実験を与える選択肢は浮かびません。もとより、金川研への配属を希望しないでしょう。
  • 自身が「流体力学」の観点から成長し、スキルアップするためには、実験をすべきと考えるのですが、理論希望の学生が多すぎるために、実験に着手できないという、あまり予想していなかった事態です。
  • もう少し長いスパンで考え、実験をやりたい学生が現れたら、実験に着手するかもしれません。いずれにしても、学生の希望第一で研究室を運営しようと思います。
  • 別の観点として、「理論」のみをテーマに、流体でなくても何でもやる、というスタイルも検討しております。つまり、流体力学での勝負ではなく、理論・数理での勝負です。金川研配属者のうち、流体力学に拘りがある学生は、半分もいませんが、ほぼ全員が、理論の観点に拘っています。
  • 工シス学生から「理論系は就職で不利ではないのか?」とたまに腹立たしいことを聴かれますが、そのようなことは一切ありません。卒業生は皆希望の就職先に就職しています。機械系だからか、自動車や重工関連が多いですが、技術系を志望しないケースも、インフラ関係を志望するケースも、さまざまです。(中途半端ですが、2020年7月25日記載)

金川研日誌(6/3)

配属後約4カ月たったB4に日誌を書いてもらいました(金川)。

履修している授業は現在すべてオンラインで実施されていますが、感想としては、極めて快適です。研究に関しても、今のところ特に支障は無いと感じています。普段は主に、手計算と週1回の打ち合わせを行っていますが、自宅で問題なく行えています。打ち合わせ以外にも、普段から金川先生に非常にこまめにレスポンスを頂けるので、とても有難いです。
 
しかし、学会参加については、少なからず不安を感じています。今年度、学会はオンラインで実施されるものが多いようです。私はオンライン学会どころか、通常の学会すら一度も参加したことが無いので、オンラインでのプレゼンテーションがどのようなものになるか、皆目見当も付きません。とにかく、この状況が永遠に続くのは色々としんどいものがあると思うので、少しでも早く元の生活に戻ってほしいものです。
 
最後に研究の進捗について、かなり前の話になりますが、約1か月ほど計算を進めていたとある研究テーマが、芳しい結果が出そうにないという事で、保留になってしまいました。
残念でしたが、このテーマを進めているうちに、研究の内情を把握できたので、プラスにはなったと思います。
現在は、新しいテーマで計算を進めています。また、TeXの使い方を練習しています。まだ知っている機能は少ないですが、思っていたよりは使いやすいという印象です。出来上がりも綺麗になるので、気分が高揚します。
今後は、現在の研究テーマについての知識を深めつつ、数値計算に取り組んでいくことになるかと思います。[B4]

2020年度:金川研4年目

博士後期課程学生(社会人、国立研究開発法人所属)1名と4年生2名が新メンバーに加わりました。金川研に、社会人博士が入学することはないものと想定(悲観視)しておりましたが、腰を据えた基礎理論研究をとの希望から、マッチングがとれた例と受け取っております。

昨年度からのメンバーをあわせると、D1が1名、M2が5名、M1が3名、B4が2名の計11名体制です。博士後期課程への進学希望状況を考慮すると、今後は10名前後で推移すると思われますが、1人1テーマであることなどから、中長期的には、M2以下の人数を徐々に絞るべきとは考えています。

気泡流中の非線形波動の理論解析がメインですが、数値的研究、固体力学、熱工学、医用超音波などに着手、また、テーマを探しつつあります。流体工学や機械工学への拘りは低い反面、工学応用のための確固たる基礎理論創成という目的意識は強く、この価値観に合致するテーマであれば、さほど選り好みなしに取り組む予定です。

派手な研究、実験、産学連携研究、特定の応用を見据えた研究は行いません(金川研の対象でないだけであって、当然、応用研究は重要ですし、実験を行わないだけで、実験事実は積極的に利活用しています)。物理が好きな人、数学が嫌いでない人、特定の応用ではなく工学広範の基盤となる普遍的基礎(物理の解明や基礎学理の創成)に価値観を見出せる、またはやりがいを持てる人を歓迎します。金川の上記価値観が、学生と全て合致することも必要もありませんが、配属される学生を見る限り、いずれも、数学が嫌いではなく、物理に何かしらの関心をもっており、成績が極めて優秀で、派手だけを求めず、個人ワークを苦痛に思わない点については、共通しているように感じています。

一言でいうと、数式の「導出」がテーマです。数式を「解く」ことは、現時点で、余り重視していません。数学カラーの強い研究室と勘違いされますが、やっていることは物理に他なりません。もっとも、数式をいじる作業が殆どの時間をしめますが、導出とは、物理法則を根拠にするからです。むしろ、数式を解く研究の方が、数学(応用数学、応用数理)寄りであるように個人的に感じます。


本年度は、科研費基盤研究Cの最終年度(FY2018~FY2020)、および、カシオ科学振興財団からの助成を受けており、学生の研究内容の一部は、当該研究計画と関連します。学術的興味だけに基づく基礎研究ではなく、流体工学や医工学の基盤となる基礎研究です。

昨年度の成果の一部は、査読付雑誌論文5編、査読付国際会議論文11編(内3編はIF付雑誌)に掲載され、全編ともに学生が筆頭著者を務めています。未公表の成果も、同様に学生を筆頭著者とする形で、国際一流誌複数編への投稿を準備中です。以上の成果等を受け、学生は計8件の学会表彰(論文表彰1件、学科首席相当表彰2件、講演表彰5件(いずれも対象者のうち上位1割の講演者に対する表彰))を受賞、学類生は2年連続で学長表彰を受賞しています。

あくまでも学生個人が、主体的に研究を行い、成果公表(学会発表・論文投稿)までを中心的に行う点が特長であり(テーマは金川から与えます)、結果として、学会からも高い評価を頂けていると認識します。修士在籍中に、筆頭著者として査読付論文への掲載を狙う点でも特徴的であり、実際100%の達成率を誇っています(内7割はM1時点(就活開始前)で掲載、B3でも1名掲載済)。学内は元より、国内の工学基礎理論系研究室では例外的であると自負します。

上記成果達成の一因としての金川研の運営ポリシーとして、ゼミの(原則的)廃止、束縛や無駄の排除が挙げられます。意味のある会合は実施しますが、理由のない会合や効率の悪い集まりは実施しません。例えるならば、体育会系雰囲気とは相反しており、集団生活やビシバシとした指導を好む学生さんとは相容れないでしょう。ただ、ここでの「無駄の排除」とは、あくまでも研究指導と研究室運営のスタイルを指します(研究を進める上では、計算ミスによる膨大な時間の浪費や、一見無駄に思える基礎の確認など、無駄も非効率も相当数生じ、むしろ、無駄を経てこそ真の力がつくはずです)。

その一方で、学生が一日中ずっと研究をしている印象もありません。(余程ハマる学生や、博士後期を志向する学生でない限り)理論研究を一日中行うことは、集中力やメンタルなどの観点から、容易ではありません。生活スタイルも含め、学生を信頼し、自由を与えることが、成果の効率的創出につながっているようです。逆に言えば、「放置されてもサボらない真面目な学生」を前提としているため、放置されるとサボる学生さんには不向きな環境の可能性を秘めます。もっとも、週一での進捗報告は義務付けていますが、それ以上は介入しないスタンスです。実際に、新型コロナウイルスの問題を受けても、効率重視・成果主義で研究室運営を考えるため、現時点では、学会発表の見通しが不透明であること以外、ほぼ影響を受けていません。

[5/31] オープンキャンパス

5月31日(日)構造エネルギー工学学位プログラム・オンラインオープンキャンパスにて、金川研を公開します。ご興味ある方は、参加登録してください。


【時間】

・ 11:00-11:30 に、全体説明会にて簡単に紹介します。

・ 13:30-15:00 に、ZOOMにて原則一対一にて個別対応いたします。

【研究室の方針】実験装置もパソコンも使わず、紙とペンだけを道具にして、流れと熱の本質を数式で予言します。

【キーワード】⼿計算・⼯業数学,混相流体⼒学,気泡振動波動論,熱⾳響,弱⾮線形多重尺度解析

金川研日誌(4/30)

配属決定後3か月弱が経ったB4に書いてもらいました(金川)。


最近は暖かくなってきたな,と思いながら計算を進めています。

2月に金川研究室に配属されてから,最初は過去の論文の内容を計算しながら追うことで,どのような方法で何を目標として取り組むのか,について学びました。最近になって過去の論文での「ゴール」にたどり着いたので,自分のテーマに取り組み始めました。

外出自粛のため,大学にしばらく行っていませんが,週に1度の打ち合わせをオンラインで先生と行い,不明点を随時解消しながら研究を進めることができています。それでも不便なこともあるので,一刻も早く事態が収まることを願いながら,自分にできることをやろうと思います(B4)。

国際会議にて優秀論文表彰

鮎貝崇広 (M2) の論文が、178th Meeting of ASA (米国音響学会2019年秋季大会@San Diego) において、Student Paper Prize in Physical Acoustics, Second Place (学生論文コンペティションの物理音響部門で第2位) を受賞しました。

Ayukai, T. and Kanagawa, T., “Numerical Study on Nonlinear Evolution of Pressure Waves in Bubbly Liquids: Effective Range of Initial Void Fraction,” Proceedings of Meetings on Acoustics, Vol. 39, Issue 1 (2019), 045009.

教育貢献賞

金川が、令和元年度・筑波大学システム情報系・教育貢献賞を受賞いたしました(2020年3月)。

金川研閉鎖

新型コロナウイルスの影響を受け、かなり前から、研究室を閉鎖(学生室を物理的に閉鎖)しておりますが、もちろん、研究室と研究活動は閉鎖せず、全学生、週一でのオンライン報告を義務付けています。ただし、就活中の学生は、不定期の報告で可としています。

金川研創設以来、学生には、国内外において、少なくない回数の学会発表をさせていましたが、2020年度は、恐らくはごく少数に、最悪0回になるかもしれません。学会によってはオンライン開催も見受けられますが。幸い、特に現M2の成果成熟期でもあるので、大学院生は論文投稿に集中させる予定です。学類4年生2名は、例年よりも速いペースで、勉強と手計算をしています。オンラインでの飲み会も実施しており、例年との変化はあまりありません。

紙とペン(とノートPC)さえあれば、いつでもどこでも研究可能で、金川との相談さえこなせば、極論、先輩や同期との協力・交流なしでも上手く進みます。このまま、ほぼ全く新型コロナウイルスの影響を受けることなく、研究を遂行できればよいのですが。

新型コロナウイルスの影響は今年度だけに留まらないと危惧しつつあります。悲観視ばかりしても仕方がありませんので、今年度の経験を活かして、さらに効率的な研究室運営を目指す予定です。

ただ、研究室とは無関係ですが、授業だけはどうしようもないと絶望視しています。最善を尽くそうと準備中ではありますが、古典的と言われようとも、教室における板書と定期試験以上に、習熟度を高める方法は、現時点では残念ながら思いつきません(金川)。

学位記授与

2020年3月25日付けで、金川研の修士2名と学士3名が学位を授与されました。また、以下の受賞がありました。

圷亮輔(M2):構造エネルギー工学専攻長表彰

慶本天謹(M2):日本機械学会三浦賞、構造エネルギー工学専攻長表彰、同専攻修士論文優秀発表者賞

石塚怜央奈(B3):日本機械学会畠山賞、筑波大学学長表彰

金川研日誌(2/14)

新B4に日誌を書いてもらいました。


かなり前のことになってしまいましたが,卒研発表会と研究室の新歓がありました。卒研発表は難しいことをやっているな,と感じましたが,嬉しかったことが1つあります。それは,何をしているのかはわかった,ということです。高校生や大学1年生の頃は,研究の話を聞いても何を言っているのか全く理解できなかったので,3年間で少しは成長したんだな,と感じました。(感じただけかもしれませんが)新歓では先輩方と話すこともでき,これからの新環境でも頑張ろうと思いました。というわけで,1年後は自分が発表するということを意識して勉強します(新B4)。

金川研日誌

新B4に日誌を書いてもらいました(金川)。


約1週間前の2月14日、卒論発表会・研究室飲み会があり、B3の私も参加させて頂きました。

卒研発表会は、1年前のB2の時にも参加させて頂いたので、2年続けての参加になりました。1年前に発表を拝見させて頂いた際、話し方・発表の分かり易さが素晴らしいと感じ、金川研に入りたいという1番のきっかけになりましたが、今年も同様の感想を持ちました。
研究室飲み会は、先輩方の卒業お祝いと、我々B3の新歓も兼ねて行われました。至って平和な飲み会で、私としては非常に居心地がよかったです。また、会計の大半は金川先生が支払って下さいました。
この日は午前中に学類授業の期末試験もあり、期末試験・卒論発表会・研究室飲み会と内容の濃いスケジュールでしたが、充実した1日となりました。

卒研配属が終了してから、先生と数回面談を行い、勉強用の資料などを大量に頂いています。ひと通り目を通しましたが、流体の基礎関連の科目を長らく履修していないこともあり、分からないことだらけで、まずは勉強が必要だと感じました。英語の資料も数多くあるので、暫くの間は英語の文章に四苦八苦する時期が続きそうです(B3)。

POMA

谷田部(M1)の論文、石塚(B3)の論文が、Proc. Mtgs. Acoust.誌 (IF=0.42) に掲載されました。


Yatabe, T. and Kanagawa T., “Nonlinear Acoustic Theory on Pressure Wave Propagation in Water Flows Containing Bubbles Acting a Drag Force,” Proceedings of Meetings on Acoustics, 39(1) (2019.12), 045001.

Ishitsuka, R. and Kanagawa, T., “Derivation of KdV-Burgers Equation for Weakly Nonlinear Pressure Waves in Bubbly Liquids with a Polydispersity,” Proceedings of Meetings on Acoustics, 39(1) (2019.12), 045002.

応用力学論文集


亀井(M1)・鮎貝(M1)の論文が、土木学会論文集(応用力学)に掲載されました。


亀井陸史, 鮎貝崇広, 金川哲也, “気泡流中の長波の弱非線形伝播に粘性と熱伝導性が及ぼす影響に関する理論的研究,” 土木学会論文集A2 (応用力学), 75(2) (2019.12), pp.499-508.

研究室日誌

12月12日に金川研の忘年会が駅前の塚〇農場で行われた.M1の就活やB4・M2の卒論の忙しさを考慮し早めに日程が決定され,8名(M1の2名が都合がつかず不参加)での開催となった.筆者は3回目の金川研忘年会だが,メンバーも増え忘年会にも盛り上がりが出てきたことは大変喜ばしい.いつもは金川先生が店員さんを質問攻めにしながら料理をオーダーしていたが,今回はコースで予約していたようで,料理はどれもおいしくお酒も進んだ.前週にサンディエゴで開催された国際学会の話題になると,早期卒業生で国際学会に初チャレンジしたB3のマイペースな珍行動エピソードが全員の爆笑を誘った.学会の出張は毎回一部の学生+金川先生で行っているが,その時のエピソードを飲み会の場で面白おかしく他のメンバーに話すのは恒例行事と化してきていて,学会参加が多いため2時間の飲み会でネタが尽きることはない.なお,今回は金川先生提案で初めて2次会が開催され(Bivi内の居酒屋),M2(筆者も)とM1が2名ずつ,計5名が参加した.筆者は(眠かったため)2次会への参加を始めは渋っていたが,1次会で席が離れていてあまり話せなかったM1の2名と2次会で結構話せたので,今後の開催も有りかもしれないと考えを改めた(筆者は3月で卒業するが).金川先生はバスの時間があるとのことで,最後にプリンを飲むような勢いで召し上がってお店を後にされた(なんと2次会代は全額出していただきました,ありがとうございます).学生4名もその後30分ほどでお開きとなり,23時頃帰宅の途についた(大変健全な研究室である).文責:ヨシタカ

国際学会参加記

178th Meeting of the Acoustical Society of America (米国音響学会秋季研究発表会)@米国カリフォルニア州サンディエゴ、2019年12月2日から6日に参加し、学生5名と金川が Physical Acoustics セッションにて口頭発表を行いました。
(金川)


12/6に行われた米国音響学会秋季大会にて発表を行うため、12/2から12/7までアメリカのサンディエゴへ行きました。
私はこれまで国外に行ったことがこれまで無かったので、飲食店で料理を注文したりバスに乗れるかなどを心配していましたが、杞憂でした。アメリカの人々はとても親切で、自分の拙い英語を理解しようと努めてくれたり、バスの乗り方を教えてくれたりしたので、安心して観光することができました。観光した場所は、海軍航空博物館、自然史博物館、人類博物館、シーポートヴィレッジ(海岸の綺麗なショッピングモール)、オールドタウン州立歴史公園(開拓時代の町並みが再現されている公園)などです。食事は、アメリカらしいものを食べたいと思っていたので、ハンバーガー、ステーキ、ブリトーなどを頂きました。アメリカの食べ物は不味い?と思っていたのですが、全くそんなことはなく、濃いめの味付けでとても美味しかったです。
自身にとっては2度目の国際学会ですが、一度目の国際学会は仙台でしたので、国外で行われるものに参加したのは初めてでした。発表会場は、大変歴史ある、ゴージャスな雰囲気が漂うリゾートホテルでした。(なんと築130年!)発表自体は2度目でしたので落ち着いて発表することができましたが、ネイティヴの英語はTOEICよりも圧倒的に早口で、質疑応答では一度で聞き取ることができずに何度も聞き返してしまいました。来年度の国際学会に向けて、リスニング力の強化が課題となりました。
発表後は、全員で近くのシーフードレストランへ行き、昼食をとりました。サンディエゴは港町ということで海鮮がとても美味しく、ムール貝やタコ、カジキなどをたくさん頂きました。ただ、先生一押しの生ガキだけはどうしても口に合いませんでした。せっかくオーダーしていただいたのに、申し訳ないです。お会計の大部分を先生に出して頂きました。ごちそうさまでした。 (学生)

受賞

The 16th International Conference on Flow Dynamics (第16回流動ダイナミクスに関する国際会議@仙台、2019年11月6日から8日)にて、金川が、Best Presentation Award for Young Researcher を受賞いたしました。

同賞は、36歳未満の若手研究者の優秀講演を対象とするもので、審査対象者数110名のうち、12名の受賞者に選ばれました。[リンク]

論文採択

学生筆頭著者の査読付き論文2編が採択されました。


前田泰希; 金川哲也, “気液各相の初期非一様流速分布を有する気泡流中圧力波の弱非線形理論,” 混相流

圷 亮輔; 慶本天謹; 金川哲也; 内山祐介, “圧縮性気泡流中を水中音速超で高速伝播する2種類の高周波圧力波に対する弱非線形理論,” 混相流

学生受賞

圷亮輔(M2)が、 第65回理論応用力学講演会・応用力学シンポジウム(北海道大学、2019年6月28日から30日)における講演「気泡流中における超高速圧力波の弱非線形伝播の理論予測」に対して、講演賞を受賞しました。

本表彰は、優れた講演を行った36歳未満の講演者を対象に選出されたものであり、 表彰対象講演数102件のうち、計13件の受賞者に選ばれました。


この度は、優秀講演賞を受賞でき、大変光栄に思います。修了予定まで残りわずかですが、改めて気を引き締め、受賞に恥じぬよう研究に励んでいきます(圷 亮輔)。

助成金採択

公益財団法人 スズキ財団の令和元年度研究者海外研修助成に採択されました。

助成金採択

公益財団法人カシオ科学振興財団第37回研究助成に採択されました。

学会参加記(8/4-7@福岡)

8/5-7に福岡にて行われた混相流シンポジウムに参加した.実験系や数値解析系の発表がほとんどで,理論系はおそらく金川研しかいなかったように思う.そのため少しアウェー感があり,最初は緊張していたが,興味を持って聞いてくれる人が多く,楽しく会話ができた.また,普段の研究ではほとんど交流がない実験や数値解析をしている方の視点から意見をもらうことができる貴重な時間であった.同期の一人がポスターセッションで受賞しており,自分も追いつけるよう頑張ろうと思う.

ホテルは高めのビジネスホテルといった感じで,朝食で博多名物のごまさばや明太子入り卵焼きを食べることができた.ポスター発表後は,高級な水炊きの店に打ち上げに行ったが,先生を含め全員が遅刻してきた(現地集合・現地解散のため,解散時,私達4名はタクシーに乗り,先生は1人で地下鉄で帰り,同期2名は約5kmの距離を謎に歩いて帰るなど,バラバラだった).水炊きは非常に美味しく,酒を飲みながらいろいろな話で盛り上がった.

学会は初日にポスターセッション,2-3日目に口頭発表だった.私はポスターセッションのみの参加であったので,近くのショッピングモールにあるカービィカフェに行った.店内は至るところに星のカービィのキャラクターがおり,カービィ好きの自分としては大満足だった.

今回も飛行機手配,ホテル予約,打ち上げ予約は先生にまとめてやっていただいた.色々やってもらって申し訳なくなるが,この点も金川研のいい点だと思う.[文責:M1]


学生受賞

亀井陸史、藤本あや、前田泰希(いずれも金川研M1)が、日本機械学会2019年茨城講演会(於:茨城大学日立キャンパス)にて、優秀講演賞を受賞しました(2019年8月22日)。 本賞は、当該講演会において優秀な発表を行った日本機械学会あるいは共催学会に所属する30歳未満の発表者に与えられたものです。8/23更新


8月22日に茨城大学日立キャンパスで行われた、日本機械学会茨城講演会にて、口頭発表を行った。

茨城講演会は、私たち金川研の専門とする流体や波動以外にも、材料や制御など機械工学に関わるいろいろな発表が行われることもあり、気泡や非線形波動を専門としない方々が多く聴講されることが予想されたため、私は専門外の方にもわかりやすい発表を心掛けた。

実際、私の発表の前の二人は自動車制御とロボット制御に関する発表であり、やや場違い感を感じたものの、まずは、現象や対象を理解してもらうことに重きを置き内容を構成したので、専門外の方も少なからず理解できる発表ができたと思う。

その甲斐あってか、私は優秀講演賞を受賞することができ、発表に一定の評価を得られたことを嬉しく思う。

今後も、今回の受賞を励みに研究に邁進し、さらなる成果を発表できるよう頑張りたい(文責: M1)。

国際学会(サンフランシスコ)参加記

サンフランシスコにて行われた日米韓合同機械系流体工学会議(ASME-JSME-KSME Joint Fluids Engineering Conference、2019年7月28日から8月2日)にて,金川研から,M2が2名,M1が2名口頭発表を行った.また,金川先生が1セッション座長を務められた.

成田とサンフランシスコの往復は台湾経由のフライトだった.筆者は国際線には相当数乗っているが,EVA航空は機内食はかなり美味しい部類であった.しかし,視聴できる映画の種類が少なかったのは残念だった.

サンフランシスコには日曜日夕方に到着し,市内までは地下鉄で移動,ホテルは最寄駅から徒歩10分以内とアクセスは非常に良かった.今回は学年ごとの2人部屋となったが,ヒルトンを安く予約できたとのことで,部屋のクオリティは非常に高かった.ホテル内にはレストランや売店があり,利用しなかったが無料のトレーニングジムやプールもあった.

筆者とM1の1名が月曜日午前,M1のもう1名が月曜日午後,M2のもう1名が火曜日午前に口頭発表を行った.M2の2名は2回目の国際学会ということもあり,前回(ISNA、非線形音響学国際シンポジウム@サンタ・フェ@米国、2018年7月)よりも落ち着いて発表出来た.また,前回よりも日本人の割合が多いためか,拙い英語にも丁寧に対応してくれる方が多く,発表しやすい印象を受けた.質疑においても,筆者は前回うまく答えられず苦い思いをしたが,今回は自分の考えをしっかり述べ,国外の研究者と議論を交わすことが出来たと感じており,研究内容の発展という意味でも自身の語学力向上という意味でも,大きな糧になったと感じている.一方,初の国際学会を経験したM1の2名は,発表はまずまずの出来だったが,質疑は大変苦労していたようだった.質問内容としては想定の範囲内のものだったと思うので,発表だけでなく想定される質疑の回答もしっかり準備し,次の国際学会の成功に活かしてもらいたいと筆者は願っている.

各々の口頭発表のセッション以外は完全に自由行動であった.筆者は月曜日は1日学会会場で過ごし,火曜日は単独でサンフランシスコ市内を散策,写真を撮ったりお土産を買ったりして過ごした.米国に住んでいた経験のある筆者にとっては,現地人との交流やスーパーマーケットの散策は非常に懐かしさを感じるものだった.他の学生も各々サンフランシスコの街を楽しんだようだった.夕食は学生4名で(金川先生は腹痛のため辞退)ステーキを食べに行った.ボリュームはさすが米国といった感じで,味は非常に美味しく筆者はペロリと完食した.他の3名はそのボリュームに白旗を上げたが,米国のレストランは食べ残しを持ち帰ることができるTo-go Boxがほぼ必ず用意されているので,持ち帰って翌日の朝食にしたようだ.帰りのフライトが木曜日の深夜1:20だったため,水曜日はホテルをチェックアウト後,学生4名でFisherman’s Wharfという観光スポットへ.名物のClam chowder in breadを昼食に食べ,その後Pier 39というディズニーシーのような雰囲気のショッピングモールを散策して買い物を楽しんだ.学生で集まって遊びに出掛けることは今までなかったので,非常に新鮮であり,純粋な海外旅行として4名全員サンフランシスコを楽しんだ.

深夜発のフライトということもあり夜は時間を持て余したが,学生4名がかなり早めに空港に着いた中,ホテルを遅めに出た金川先生が地下鉄を乗り間違えるハプニングが発生.金川先生の焦りがLINEを通して伝わってくる中,搭乗口の目の前のソファーでくつろぐ学生4名.圧倒的な温度差に笑いつつも先生をフォローし,無事5名で帰国の途に着いた.(文責:ヨシタカ(M2))

学生受賞

亀井陸史(金川研M1)が、混相流シンポジウム2019(2019年8月5日から7日、福岡大学、日本混相流学会)にて、ベストプレゼンテーション賞を受賞しました(2019年8月6日付)。講演題目は「気泡流のバルク粘性と熱が非線形圧力伝播に及ぼす影響の理論解析」です(金川)。


このたびは,混相流シンポジウム2019においてベストプレゼンテーションアワードを受賞でき,大変光栄に思います.本研究を行うにあたり,日頃より熱心なご指導,ご助言をくださった金川哲也先生,普段から温かく接してくださった金川研究室の先輩や同期の方々に心より感謝申し上げます.このたびの受賞を機に,今後も研究に励んで参りたいと思います(文責:亀井陸史).

研究室日誌(5月31日)

とある居酒屋にて、B3の私が配属されて初めての飲み会が行われた。ほとんどの先輩方が参加していた。いつもの飲み会の参加率は分からないが、もしかしたら私との顔合わせという裏の趣旨があって、参加率が高かったのかもしれない。(メンバー全員でゼミを行う、みたいな事がないため、同じ所属ではあるが、普段は顔を合わせる機会がほぼない。)
‪皆で食べたいものを決めて注文するスタイルだったが、私はこういうものに不慣れだったため、先生と先輩方に任せることにした。‬‪結果は大正解。注文してくださった料理全てが美味しかった。特に牛肉の角煮が最高だった。(今度、友人と一緒に行こうか…)‬どうやら既に何回かこの居酒屋で飲み会をしているらしく、ある程度メニューを把握しているようだった。
‪その後、今やっている映画やドラマの話で盛り上がった。‬また、M1の先輩方は、院の科目の情報共有などもなさっており、”飲み会の席で勉強の話はNG”のような変な暗黙の了解みたいなものもなく、自由に話したいことを話しているような印象を受けた。
楽しい時間も束の間で、解散時刻になった。会計のとき、会計票を見て、金額の高さに驚いた。(あれだけ美味しいのも納得がいく。)だが、金川先生がかなり負担したため、一人あたりはかなりリーズナブルな金額になった。私に至っては、初回ということもあり、全額金川先生に負担していただいた。(思い返すと、ちゃんとお礼を言っておりませんでした。ありがとうございました。)
‪私だけ初対面だったので緊張していたが、互いに必要以上に気遣ったりしない、カジュアルな雰囲気の飲み会だったため、居心地がよく、楽しいひと時を過ごすことができた。また、機会があれば参加したいと思う。‬

金川研日誌のはずが、終始、私個人の日記になってしまった…。これを研究室日誌と呼んでよいのかはかなり怪しいが、きっと金川先生は許してくれるだろう…。(文責:B3)

受賞

金川が日本機械学会奨励賞(研究)を受賞しました。


金川哲也, 2018年度日本機械学会奨励賞(研究), 業績「気泡流中における非線形波動理論の新展開の研究」, 2019年4月18日.

研究室日誌_4月2日

昼にはゼミ、夜には飲み会があった。
ゼミはB4で金川研に所属していた現M1の2人の研究に関する発表を聞き、先生が適宜解説を挟むというものだった。B4、M1が参加した。先生が「○○さんの研究ではここを使う」などと名前を出して解説してくれるため、今後の研究に必要なものがわかりやすかった。もともと自分は別分野の研究室に所属しており流体に関しては完全にザコなので、今後どのような面から研究を行っていくかの参考になった。あとゼミといってもサクサク進んでサクッと終わる。
夜は、魚が美味しい居酒屋で飲み会があった。店にいく前から非常にお腹がすいてしまってたけれど、先生が事前の予約の際に刺身とぶりしゃぶを頼んでくださっていたお陰ですぐに刺身にありつけた。最高。ぶりしゃぶも非常に美味。刺身などはじゃんけんをして順番にとっていくテーブル、平和に各自好きなものを自由にとるテーブルがあった。先輩が先に料理を取る、というような年上に気を使う雰囲気はなかった。
その他の料理を注文する際に、先生がメニューについて本当に詳しく質問していて、店員さんがタジタジになっていた。注文についても自分が食べたいものを言えばおそらく金川先生が頼んでくれそう。たぶん。先生は大葉が苦手だそう。
飲み会ではみんな自由な話をしており、決して先生やM2にへこへこすることはない。就活や履修など真面目な話題についても聞けば先生や先輩が教えてくれる。さすが人生の先輩。
落ち着いた人が多いのでたくさん飲むとかそういう雰囲気ではないが、全然喋らなくてお通夜な雰囲気ではなく、元気でうぇーいって感じの人が今後入ればそれはそれで面白いような、そんな印象があった。(新入り並みの感想)
お代は本当にめまいがするほど高額だったが先生にほとんど出していただいた。本当にありがとうございます!!!!!(今度お肉とかも食べたいです!!!!!)
支離滅裂ですみませんが日誌でした(新M1-A,4月20日掲載)。


4/2に新年度初めてのゼミを行った(主に新メンバー向け)。M1(旧B4)の2名が卒論の内容で発表を行い、金川先生が重要事項を板書する形で進めた。M1は特に話し方が上手く、非常にわかりやすい発表であった。ゼミはサクサク進み、テンポよく休憩もはさみ、質疑応答も含めて2時間ちょっとで終了した。全員が集まるゼミは1年に1回のみで、今後は先生との1対1の打ち合わせで研究を進めていく予定である。
ゼミの後は、M2の先輩も交えて、天久保2丁目の海鮮居酒屋豊しんで飲み会を行った。刺身やてんぷらなど、どの料理も非常に美味しく、特にぶりしゃぶが絶品であった。今年度は人数が多いため様々な話で盛り上がり、4時間ほどで解散となった。深く考えずにたくさん注文してしまったため、なかなかの値段となったが、金川先生が多く出してくださった。ありがとうございます(新M1-B,4月9日掲載)。

学生からの金川研紹介(2/2)

4年生学生に研究室紹介を書いてもらいました。


  1. はじめに
    この説明会資料は,先生から依頼されたものの,自分の裁量でこの長さを書いています.
    この説明資料を見てうわ,来年自分もこの量を書かないといけないんだ」のような誤解をしないでください.研究の休憩のつもりで書いていたら,この長さになっただけです.長い資料ですが,見たいところを掻い摘んで読んでもらえればと思います.
    この資料が皆さんの研究室選択に役立てば良いなと思っています.
  2. 志望動機
    もともと,大学では大学でしかできない研究(= 基礎研究)をしたいと考えていました.その中でも金川研を選んだのは,金川先生の授業内外での印象(授業のわかりやすさ,質の高さや,小テストの採点の速さ,きめ細やかさ,随時相談に応じてくれるなど) から極めて教育熱心な先生だと感じ,この先生から研究指導を受けたいと思ったからです.実際に配属されてみると,期待以上のきめの細やかな指導体制で,非常に満足しています.
  3. 居室
    現在の居室は第三エリアの某部屋で,来年度は(順調に卒業/進級できれば)M2が2名,M1が3名,B4が? 名となる予定.
    配属されるとパソコン(デスクトップ)1 台と机・椅子・キャビネット一式が支給(全て新品)されます.さらに大きなソファ(主に睡眠用) が1つと大机(使ったのは去年の居室での飲み会の時のみ) が1つ.睡眠用のソファは,主に自分が1限の授業日に大学に早く来すぎたときに仮眠用に使っているだけで,誰かが徹夜するために使っている訳ではないです.
    来年度は明らかに現居室のキャパがオーバーするので,居室自体が変わるか,現居室のほかにもう一つ居室が増える可能性があるらしいです(詳しくは先生に聞いてください).
  4. 打合せ
    金川研では,研究室全体で集まって研究進捗等を発表する所謂「ゼミ」はなく,代わりに「打合せ」という名目で週1回に先生と一対一で進捗を報告します.先生からマンツーマンで緻密な指導を受けることができます.
    打合せの時間は時期によってまちまちです.研究に詰まったりした内容を相談する時や,予稿の添削などの打合せでは1時間半くらいかかるときもありましたが,計算(作業)だけをしただけの週は30分くらいで終わったりもします.ただし,「5時間,6時間も延々とやる」みたいな非効率なことはないです.
    また週1で打合せと書きましたが,アポイントメントを取れば週に複数回指導してもらったり,逆に進捗がない時も先生に連絡すれば,打合せがなくなるときもあります.例えば,10月の京大での発表前後では,発表前に週2で発表の練習を見てもらいましたし,8月に研究に詰まりに詰まって進捗がなかったときは「もう少し自分で考えたい」と連絡して,打合せをなくしてもらいました.基本的に週1ですが,個人の事情に合わせて流動的に日程を調整してもらえる点も,よくよく考えると,この研究室のおいしい部分だなと思います.
  5. LATEX
    金川研では,進捗報告用の文書作成などの際にLATEXを使用します.規制の緩い金川研ですが,LATEXの使用だけは徹底しています.
    ちなみに現M1とB4は情報実習での課題を除き,全員配属されてから初めてLATEX を使い始めたので,使い慣れてないからと言って,あまり心配する必要はありません.使い始めてから1ヵ月くらいで慣れます.ちなみにLATEXは半日もあれば,簡単にインストールできますし,パソコンを持っていない人でも配属されれば,パソコンが支給されるので,不安になる必要はありません.
  6. 学会
    この研究室は学会への派遣機会が多い方だと思います.派遣の基準は基本的に先生からの打診か,自ら意欲を示して派遣してもらえる場合のいずれかだと思います.例年B4生は(結果が出れば)10月に京都の研究集会に派遣されています.
    ちなみに,自分は10月の京都での発表には,先生からの打診で派遣され,12月の東京での発表(数値流体力学シンポジウム)には,自分から志願して派遣してもらっています.
    国内学会は先生から打診されて行くものと, 任意で行くものがありますが,海外への派遣については今年のM1の方を見ていると半強制で派遣される様子です.ただ,先生が治安の悪い場所を好まないのか,治安の悪い国での学会は見送っているようです(実際にリオデジャネイロの学会を見送っていました).
    学会派遣において,交通費や参加費が必要となりますが,研究室の研究費から満額支給されます.ただし,国内学会では一時的に立て替えておく必要があります.M1の方に聞いたところ,海外学会では先生がすべて立て替えてくれているとのことです.
    学会の派遣にあたって,予稿(小規模の論文) を書いたり,発表の練習をしますが,こちらについても先生から複数回にわたってマンツーマンで指導していただいています.自分は東京での発表用の予稿作成時にかなり添削してもらいましたし,今現在も,この紹介記事を書く傍らで,来年のサンフランシスコの英文を添削して頂いています.
    B4生には今年から学会見学というものがあります.自分も京都で発表する前に,仙台へ学会見学へ行きましたが,事前に学会なるものについて雰囲気と流れを掴めておけたおかげで,京都で発表する時も,(主観的に) 万全の状態で臨めました.新B4が学会見学をするのか否か,するならどこに見学しに行くのかは先生に聞いてみてください.
  7. 教員
    研究指導では授業と同じと考えてもらって構わないと思います.基本的に厳密性重視ですが,道具として使うものは,適用できるかどうかを確認したらそのまま使うというスタンスを取っているように思えます.
    作文指導やプレゼン指導も受けたことがありますが,とても厳格だと思います.作文指導であれば,日本語の正しい使い方から,論理の展開の仕方まで細かく指導してもらえますし,プレゼン指導であれば,スライドの構成やプレゼン時の話し方,視線など手取り足取り指導していただけます.
    ただし,声を荒げて学生を萎縮させたり,精神論を語ったり,「こんなのもできないのか」と匙を投げるような無茶苦茶な指導ではなく,「この式は~~を満たしているのか?」「ここの文は~~という理由で不適切」「~~と話してしまうと聞き手が~~と誤解するから良くない」など冷静沈着かつ論理的な指導のスタンスです.
    先生は,指摘するときはバッサリ指摘します.この指導スタイルに対して「心にグサグサくる」と感じる人もいるかもしれませんが,中途半端な優しさでオブラートに包まれたぬるい指摘を練習で受けて,発表本番や論文投稿の段階で赤っ恥を晒すより,余程自分の力を高めてくれていると個人的に思っています.
    研究指導,作文指導,発表指導の全体を通して,先生→学生の一方通行型指導ではなく,自分が意見をした場合に,一旦聞いてから,意見を採用/不適切な箇所を指摘するという指導をしてくださるように感じるので,研究へのモチベーションがあがります.また,メールでも研究の相談に対応してくれます.アポイントメントさえ取れば,いつでも相談や面談に応じてくれます.
  8. 行事
    設立2年目の研究室なので,行事といった行事はありません.学会派遣でも,現地集合・現地解散をするため単独行動が多く,研究室のイベント感はありません(海外だと話は変わると思います).ただし,学会派遣時には発表後に打ち上げとして食事に連れて行ってくれるので,これはある意味,行事と言えると思います.あとは年に数回,金川先生が企画する飲み会(卒研発表兼新歓,院試後,忘年会+アルファ) がメインイベントといったところでしょうか.
    研究テーマの個人色の強さゆえに,居室に全員揃うことが殆どないドラゴンボールのような研究室なので,「イベントを立てても人が集まらないか」という潜在意識が研究室の学生各員にあるのかもしれません.来年度は人数も増えるようなので,「我こそは!」という新B4生がいたら期待しています.自分は予定が空いている限り参加しようかなと思いますので(たぶん先生は大歓迎だと思います).
    ちなみに飲み会は,先生が冗談抜きで支払いの殆どを払ってくれています,申し訳なくなるくらいです.しかし来年度は人数が増えるので,今年度と同じくらい負担してもらえるかどうかは不明です
  9. 先輩・後輩の関係
    後輩の立場で先輩について書くのは恐縮ですが,先輩・後輩間の雰囲気も研究室選択の重要な判断材料になると思うので書こうかなと思います.端的に言うと親しき仲にも礼儀ありという感じです.中学校の野球部のような旧時代的な上下関係はありません.1つ上の先輩として,普通に接してくれています.院の授業の過去問を融通してもらったり,奨学金関係で色々質問させてもらったり,学会発表の練習を見てもらったりなどお世話になっていっぱなしです.
    癇癪持ちだったり,気取った人はいないですし,相談をすれば相談に乗ってくれるような温厚篤実な人しかいないと思います(主観ですが).そもそも研究室の先輩のことを,後輩がこの紹介記事で言及している時点で,この研究室に劣悪な人間関係はないと思ってもらって構わないと思います(これも主観ですが).自分も来年度はB4が配属されるということなので,分からないところがあれば聞いてもらえればと思います.
  10. 金川研の良いところ

● 雑用がない
他の研究室の事情を知らないので,主観的な考えですが,雑用は極めて少ないと思います.この1年間の雑用で思い出せるのは,

(1) 研究室説明会で質疑応答
(2) まさに今書いている研究室紹介記事の作成
(3) 月1の食事会などの感想を書くこと(HP 掲載用)

くらいでしょうか.自分で学会先のホテルを取ったり,飛行機を取ったりはありません(新幹線は自分で取りましたが).全部先生がやってくれます先生曰く「学生は研究と勉強だけやってもらえば良い」とのことです.5月に「院の専攻説明会で説明員をやってくれ」と言われたこともありましたが,その時は給料が支払われるように先生が書類等を手配してくれました.また飲み会の手配もすべて先生がやってくれます.

● 研究資金は潤沢

金川研には,研究資金はとても潤沢にある模様です(これは先生が科研費などをたくさん獲得している?からのようです).
ですから学会参加費や,学会会場までの交通費の自己負担などは2018年度は全くありませんでした(立て替えならありましたが,立て替えた分は当然全て戻ってきます).M1の方に聞く感じだと,海外出張時は先生が全額(1人 23 万円くらい) 立て替えをしてくれています.2019年度も予算があるかどうかは先生に聞いてください(おそらくあるはず).

● 書籍や文房具などは全て研究費から買ってもらえる
研究資金が豊富らしいので,筆記用具や,参考書も全部研究費から買ってもらえます.ヨドバシカメラの通販サイトから欲しい商品のURL を先生に送るだけで,文房具系は翌日か翌々日には研究室に届いています.筆記用具類は消耗品なので,個人が自由に使えますが,書籍は消耗品ではないので,個人が持ち出すことはできず,研究室で参考にしながら読む感じです.

● わざわざ大学に来る必要がない
理論研究なので,大抵のことは家でできます.自分は自宅通学なので,大学と家を往復する手間が省けて楽です.

● 自分のペースで研究を進められる
金川研にはコアタイムはありませんし,「研究室の人が全員来ているから自分も行かなくちゃ」といった,所謂事実上のコアタイムも存在しません.研究するときは研究をして,バイトのときはバイトをする,そんな感じです.研究室のコアタイムが原因でバイトをやめる人が僕の学外の友達にいましたが,そういったことは金川研では100%ないと思います.

11. よくないところ

● 研究は自分が進めないと進まない(個人プレー?)
他の研究室で言う「実験装置を動かす」or「プログラムを回す」動作が,この研究室で言う「手を動かして計算をする」に当たると思います.実験装置やプログラムは機械が勝手にやってくれて,何かしらの結果を出してくれます.しかし,この研究室では共同研究者もおらず,手を動かせるのは自分しかいないため,手を動かすことに億劫になっているといつまでも研究は進みません

しかし,研究に取り組んだうえで研究が進まなくなる時があります.自分も,こういうときは,金川先生や居室にいる先輩に相談して助けてもらうことがあります.要するに,研究をやってなくて進んでない場合は,先生も先輩も,助け舟の出しようがありませんが,研究をやっているのに進んでいない場合は,先生や先輩から,必ず何かしらの意見をもらえます.研究に取り組もうとしている人へのサポート体制は金川先生を中心に重厚なので安心してもらって構わないと思います.

● 数学が嫌い(≠苦手) だと厳しい
先生からも口酸っぱく説明を受けると思いますが,数学を常用します.数学嫌いの人は1年,あるいはそれ以上数学と常に対峙することになるので,厳しい研究ライフになるのではないかと思います.

● 分かってもらえない人には分かってもらえない
工学=応用研究がメイン(?)という世間的なイメージ(?)上,学外の友達に何を研究しているかを聞かれて,簡単に答えても「エ,キソケンキュウシテルノ?(工学部なのに) モッタイナイ」みたいな反応をされることが,多少ありました.やりたいことやっているのに,そういう反応をされて素朴に傷つくことがたまにあると思います.やったこともないのにイメージで物事を判断するのは良くないことです

● やっていることは一見地味

やっていることは,紙と筆記用具で,基礎方程式(保存則や状態方程式) を一つの式にまとめ上げているだけです.実験特有の派手さや,シミュレーション特有の煌びやかさはないと思います.派手な研究がしたい,民間企業でやっているようなすごそうな研究がしたいという人は,この研究室に配属されてしまうと不幸になるので,研究室選びは気をつけた方が良いと思います.
前クラの人は覚えていると思いますが「動物〇〇〇〇知能が云々」という話と同じで,金川研は目先の社会に即還元されるような流行りの研究ではなく,10年後,20年後になって初めて,社会に組み込まれるような研究をしていると感じます.その土台となる研究をしているため,一見地味な研究に見えるのだろうなと思います.

12.おわりに

最後まで読んでくださり,ありがとうございます.「金川研は高GPA争いになる」みたいな風潮があるかもしれませんが,GPAが関係あるのは競合が生じた時だけです.ですから,勝てる見込みがないと思い込んでいる人も,端から諦めるのは良くないと思います(フェーズ2らへんで競合が生じてから諦めた方が良い).
とは言えども,殴り合いになったときにGPAが高いに越したことはないので,とりあえず秋Bの期末テストを頑張ってください.来年度,金川研で会いましょう.

13.追記
この度,弊研究室の公式Twitter(@kngw_lab_ut) が開設されたので,興味のある方はフォローお待ちしています(運営は金川先生ですが). [文責:4年生B]

学生視点での金川研紹介(1/2)

金川研には4年生が2名所属しています。「学生目線から」研究室の紹介文を書いてもらいました。昨年度は、一部補足を入れましたが、本年度は、原文のまま掲載します。もう1件を後日掲載します。


【金川研を選んだ経緯】

私は、流体分野に興味があったことから、その分野に関係する研究室がいいなとは思っていたものの、流体の中で特にこれというものがあったわけではないので、最終的に金川研に決めた理由は、金川先生の学生指導に対する姿勢です。多くの工シス生は熱力学などの授業で金川先生の授業を受けたことがあるかと思いますが、そこで受けた印象通りの熱意で日々ご指導いただいています。

【研究テーマ】

金川研では多くの気泡を含んだ水の中を流れる音波に関する研究を行っています。4年生のうちは手計算での理論解析がメインになると思います。簡単に言うと、流体の質量保存式や運動量保存式をいろいろな計算手法を用いて、1つの方程式にまとめていくというものです。実験は全く行っていないですが、研究が進めば数値計算はやることになると思います。

卒研のテーマは5月初旬に、先生から複数案を提示され、5月下旬に決定しました。

【研究室生活】

金川研には週一個別打合せ以外のコアタイムは存在せず、理論研究という特徴から、大学でなく自宅でも研究ができること、先輩方や同期とチームでの研究ではなく個人での研究であることから、研究スタイルが比較的自由な研究室だと思います。私は、授業や打合せのある日以外では大学に行くことはなく、自宅で研究しています。他の金川研のメンバーも1日の大半を研究室で過ごしているという印象はありません。卒研を始めると、夜まで大学にいて、自分の時間が無くなるという噂をよく耳にしていましたが、この研究室では、自分の時間の使い方次第で、アルバイトやサークル、趣味などにも自由に時間を使うことができると思います。(もちろん、研究をしっかり進めることが前提での話です笑)

【打合せ(ゼミ)】

研究室配属直後は、同期と一緒に基礎的な勉強を週1の打合せで行いました。英語の文章を隔週でそれぞれが訳していくといった内容で、約2時間ほどだったと思います。この基礎的な勉強が約2か月半くらい続いた後、その後は先生との1対1での、研究の進捗状況の打ち合わせを1週間に1回行うのみで、研究室全体でのゼミはありません。

【行事】

2年前に新設された研究室ということもあり、合宿や旅行に行くなどの大型な行事はまだなく、3か月から半年に1度の先生企画での飲み会と、月1での学内での食事会があるのみです。先生は新たな企画歓迎といった感じですが、今いるメンバーはだれも仕切りたがりではないように思うので、新たな企画が生まれないまま今に至っています。 (文責:4年生A)

ツイッター

研究室の公式ツイッターを開設しました。金川が書いています。

講義資料

金川研日誌(9月25日・30日)

(1) 9/25と9/30に,金川研究室メンバーが一堂に会するゼミが行われました.みなさんの発表はとても上手で,自分の発表スキルやわかりやすいスライドを作る上で大変勉強になりました.特に,初めて聞いたM2の先輩の英語での発表は素晴らしく,英語発表特有の間の取り方や話の繋げ方など,今後国際会議で発表する上でのテクニックをたくさん盗ませていただきました.
30日の昼休憩では,研究室学生だけで昼食を取りに行っていたようです.私は所用で30日の午前中を欠席したため参加できず,少し羨ましく思っています.この昼食会がきっかけかどうかはわかりませんが,秋学期に入って以降,授業の合間などにM1同期で学食に行く機会が格段に増えました(春学期には一度もありませんでした).院生は孤独になりがち(自分だけかもしれませんが…)なので,このような繋がりは大切にしてゆきたいと思っています.
30日のゼミ終了後には,金川研全体で飲み会を行いました.この会でネタにあがってしまったのが,私が初めての口頭発表でやらかした言い間違いでした.当時はとても緊張していたため全く記憶にないのですが,発表の厳かな雰囲気の中での素っ頓狂な言い間違いが相当ツボにはまってしまったらしく,みなさん笑いをこらえるのに必死だったそうです.私が卒業するまで,金川研飲み会のネタになる気がします.また,会の終盤では,金川先生から研究室旅行に行きたいという提案がありました.研究室メンバーは公私共に個人プレーが多く(個人の感想です),全員で旅行に行くというのは難しいと思う反面,居室が別れているために後輩との繋がりが薄いので,日帰りで親睦を深められる行事があれば良いと思います.
飲み会のお会計は,大部分を金川先生に払っていただきました.いつもありがとうございます.(文責:M1)[2019年10月12日更新]

2019応用数学A後半講義資料

PDF

[4/19日曜13:00-15:00]金川研オンライン公開

4月19日日曜 13:00-15:00
 
金川研を公開します。
 
数学・物理好きな方、お越しください。
 
★ 実験装置もパソコンも使わず、紙とペンだけを道具にして、流れと熱の本質を数式で予言します。
 
★ キーワード:流体力学、熱力学、非線形波動、応用数学、理論物理、工学基礎
 
★ 参加登録(構造エネルギー工学学位プログラム)
 

学生視点の金川研紹介(10)

M1に紹介文を書いてもらいました。


金川研を選んだ理由は、

・場所にしばられない研究室が良かった

・基礎研究をしてみたかった

・奨学金免除の条件から、学会に多く行きたい

の3点で、この観点からマッチしたところを選びました。

現在の研究の進め方、過ごし方は

・ほとんど家や外で研究。学校に行くのは授業・打ち合わせ・発表練習。

・学校以外にも多忙な時期があるが、先生が面談の時間等フレキシブルに対応して下さる。

・(実際夏ごろまではたくさん計算をしていましたが、最近は学会発表準備や練習に時間を割いていました。)

と行った感じで、個人の状況をくんでくれるので、とくにストレスもなく研究できています。

(ただ、放任主義というわけでもないです。わたしは研究が進まなさすぎていたのですが、その時は指摘されます。)

ただかなり計算量が多くて、特に苦手意識のなかったわたしでも見たくないなあって時期が来るので、手計算が苦手な人にはオススメしません。

テーマについてですが、わたしは、「気泡流中において、気泡の気液界面での物質輸送を考慮した際の非線形圧力波」について研究しています。これは現M1の方の研究に、さらに物質輸送を新規に考慮し、波動方程式を導出しているというものです。これが、想像よりもかなりむずかしかったです。先行研究がほとんどないので、先生と相談しながら手探りで先に進め、新たなモデルを作る予定です。

他の人のテーマについても、私のようにいままでの研究に新しく実現象では無視できないものを取り入れたりしてる人もいますし、全く新しく力学や数値解析に挑戦しているひともいます。なので、テーマは皆さんが想像しているよりは柔軟に選べるのではないかと思います。

学生からの金川研紹介(9)

●この研究室に合う学生
合う学生の例は、他の記事で複数挙がっているので、逆に「合わないのではないかな?」という人の例を列挙していきます。
先生の授業の様子から分かると思いますが、数式の厳密性・適切性をじっくり検討するのが面倒だという人にはたぶん向きません。そういった人にとって、日々の打合せで先生から頂く指摘は苦痛でしかないと思います。金川先生に限らず、指導教員との相性の不一致があると、研究が辛くなるだけなので、慎重に検討した方がよいと思います(これが原因で病んだ人を学外で数人知っています)。
個人プレーがメインとなる理論研究の性格上、「研究において」団結を求める人にもあまり向かないと思います。研究の大部分が個人ワークです。
また、数学的手法で理論解析を進めるので数学嫌いの人にも向きません。

●学生間の仲や距離感
今年は人数が増え、去年よりさらに活気が増したと思います。飲み会も賑やかになってきました。詳しい状況は他の記事を参照してください。

●本研究室の学内や学会での立ち位置
学会に複数件出席した限りでは、近年の流体研究は、混相流(気体と液体の相が混ざっている流体)分野においては、実験や数値シミュレーションが主流であるように感じます。その点ではこの研究室の研究課題は異端なのではないかなと思います。たぶん学会に出席したときに理論解析をしている研究はこの研究室以外にないのではないかなと思います。誰もやっていないことでなければ研究にならないはずですので、裏を返せば、流行に乗らずにオリジナルなことをやっているのだと思います。

●各種学会参加、論文投稿、受賞など
学会参加・論文投稿は極めて積極的な研究室です。他の記事に書いてある気がしますが、国内学会についてはB4のうちから派遣、国際会議についても修士は年一回以上の派遣があります。参考までにM1の間に先生から発表を打診された学会は、国内3件、国際1件です。これに加えて自ら希望して派遣してもらうこともできます。
また、論文投稿については、修士の間に査読付き雑誌1件のペースでほぼ全員書いています。また、国際会議に参加する際のプロシーディングス(ミニ論文のようなもの)も書きます。
こういった経験ができるので、発表能力や文章作成能力は格段に身につくのではないでしょうか。少なくとも自分の周りの同期は身についているように感じます。
受賞に関しては、時と場合によることがあるので何とも言えません。受賞している人もいる模様ですが、基本的に偶然性の強いものなので、この研究室に入れば何かしらの賞がとれると期待してしまうと、とれなかった時のダメージが大きいので期待はしない方がよいです。一生懸命練習して等身大の自分で臨みましょう。 (M1)

学生視点の金川研紹介(8)

M1に紹介文を書いてもらいました(金川)


研究指導

基本的な研究打ち合わせの流れを示します.

やり方としては,

・普段(だいたい週1)

  1. 事前に,どのモデルを使うかを検討して手計算を行い,結果をTexに打ち込んでおく(私は気泡に働くいろいろな力を導入して,それがどのように波の伝播に影響するかを研究しています).
  2. 先生と妥当性などについて議論する.
  3. 他のモデルも計算する,文献調査する,学会申し込みなど次回までの予定を考えて解散

話し合いや予定決めのときに先生が一方的に指示を出したりすることなく,疑問点を遠慮なく聞けたり,逆にこちらから先生に説明をたくさんしていきます.

・学会前(適当に予定決めをして,3日に1回ぐらい)

  1. 計算はストップして短期集中で論文やポスターを書き,大型モニターに映して先生と見ていくorプレゼン練習
  2. おかしい表現などがあったらその場で訂正する
  3. 何周かして解散
  4. 家でもメールなどで訂正を続ける

という流れです.メールでは,訂正箇所とその理由が,金川先生の講義資料のように超長文で送られてきます.

今年の4~6月には,週に1回のペースで,配属初年度生+先生で輪読を行いました.研究背景が書いてある論文を読み,先生がホワイトボードで説明していくという流れでした.

長期休暇

今年の夏は,インターン+学会+留学のため,全く研究室には行けませんでしたが,先生も忙しいことをわかってくださり,秋から研究再開という方針で進めてくれました.おかげさまで非常に充実した夏休みを送ることができました.

ゼミなどがないので非常に予定が立てやすいです.もちろん普段から遊んでばかりだと注意はされるかもしれませんが,幸い,そのような人は見ていません.

学会について

・多くの学会に行くので,第一種奨学金の半額免除はほぼ確定

・全額研究室から旅費が出る.複数参加しても全額

→ これは日本全国を見ても珍しいのではないでしょうか.旅費は事前に先生が立て替えてくれて,自分の口座に旅費支援のお金が入ったらその分を渡すので,一時的でも口座のお金が減ることはありません.非常にありがたいです.そして,飛行機やホテルなどは先生が纏めて予約してくれます.

海外の学会は基本的に1年で1回ですが,それ以上参加したい場合は,筑波大の旅費支援に受かったら行ってもいいという決まりでした.TOEICなどの点数が重要になるようなので,こつこつやっておくと良いです.今年は全員通ったので,そこまで難しくはないと思います.

・学会で議論をすることで研究が進む

・就活でアピールできる
→  研究実績をインターンの面接でかなりアピールでき,ウケも良かったです.たくさん発表練習や文書作成を積むので,配属前よりも人前でプレゼンすることが得意になりました.

・旅行気分
→  なぜか応用数学や音響系はヨーロッパかアメリカのかなり有名な観光地で開催されることが多く,非常に楽しみです.(プラハ,サンディエゴ,ブレーメン,ギリシャのロドス島,ハワイなどなど)

・忙しい
→  当然ながら,学会が無い場合よりも忙しくなります.発表が迫っている学会のプレゼンを作りながら,違う学会の申し込みの要旨を書く,といったことがありました.

あくまで個人の意見ですが,悪い点よりも良い点のほうが圧倒的に大きく感じます.

他研究室との比較

色々な友人と話して感じた,他研究室にはない金川研の特徴を書きます.

・自由

最大の特徴だと思います.どこでどのように研究しようとも,ちゃんと進めていれば何も言われません.他の研究室の多くは,平日は研究室に行かないといけない決まりがあるように感じます.私は講義がない日は家で,講義がある日や集中したい日は研究室で研究します.時間も,気分が乗っているときは昼ぐらいから日が変わるまでひたすら手計算と文書作成をする一方,やる気が出ない日は全く研究せずに友人と遊んだり,夕方に起き,酒を飲みながらゲームをして,朝に寝る日もあります.

このような生活でも,未だに先生に文句を言われたことはありませんし,論文レベルの結果を出すことができます(実際に研究開始から1年以内で査読付論文を投稿できました).私は,毎日着替えて規則正しく研究室に行くという生活が凄まじく面倒臭いと思う&他人がいると集中できない性格なので,この点だけでも金川研を選んでよかったと感じます.

・お金が豊富

どこからお金が出てくるのか疑問なぐらい出してくれます.ボールペン・ノートを含むオフィス用品は研究道具なので研究室からお金が出ます.今年のはじめにはTOEICの対策本も買っていただきました.旅費に関してはさっき述べたように,自費負担が大きいから学会に行けない・・・なんてことはないです.

・雑務がない

OB会の幹事やホームページの管理などを学生が担当する研究室がありますが,そういうものは一切ありません.何年後かしてOB会をやる流れになっても,まず学生が取り仕切ったりすることはないですし,当然ながら自由参加になるでしょう.

・行事がない

スポデーに参加したり,登山したり,旅行をする研究室もいくつかありますが,そのような行事は一切ないです.体育会系雰囲気を希望する人・研究室での生活や人間関係を主軸に置きたい人とはマッチしないと思います.ただ,先生は研究室旅行を企画してほしいらしく,学生間でも少しずつその話は出ています.(M1)

学生視点の紹介(7)

B4に簡潔な紹介文を書いてもらいました(金川)


言いたいことはほとんど書かれてしまっているので、特に言いたかった良い点と悪い点を一つずつ紹介します。

良い点
作文技術を学べます。作文技術もプレゼン同様就職後も使えるものですが、プレゼン指導をアピールする研究室はたくさんありましたが、作文の指導をアピールする研究室は自分のまわった範囲では金川研だけでした。修士に進学すれば、論文を執筆することになると思うので、ほかの研究室に比べ実際に作文する機会も多く、作文技術を磨くにはかなり良い環境だと思います。

悪い点
計算が合っているのかどうかが分かりづらいです。検算が間違っているのか、どちらも間違っているのかわからず何度も同じ計算を繰り返す羽目になったことがあります。(B4)

学生視点の金川研紹介(6)

博士「後期進学」も検討中の学生に、以下、書いてもらいました(金川)。


今年度から金川研に来たM1学生です。時期柄、修士修了後の進路に関する比重が多くなっていますので、金川研に来た場合の進路の参考になればと思います。

なぜ金川研に来たのか?

実は、私は工シス出身ではありません。金川先生を知ったきっかけは学類時代に受講した「応用数学」という授業でした。金川先生の講義と資料はとてもわかりやすく、この先生の研究室であれば自分に合ったスタイルで研究ができると思い、専門を変えて金川研究室へ来ました。実際に半年間過ごしてみて、とても快適に研究活動をすることができています。

学会

金川研では、年1回以上の学会発表が義務付けられています。いつどこでどのような学会が開催されるのかは先生が知らせてくれるので、その中から参加したい学会を選びます。私は博士後期への進学を視野に入れていたので、M1の1年間に国内学会3回(福岡、日立、川越)と国際学会2回(仙台、サンディエゴ)の計5回に参加しました。交通費や宿泊費は全て先生に研究費から出して頂けるので、お金の心配をする必要はありません。ただ、学会は観光地で開催されることが多く、私の場合は観光したり美味しい特産品を食べたりするので、なんだかんだお金を使ってしまいます。

論文

金川研では、卒業までに査読付き論文を執筆することが求められます。かなりハードルが高いように思われるかもしれませんが、先生と二人三脚で仕上げていくので、最低限の文章力があれば論文は書けます。論文執筆は文章力を鍛える訓練の一つであり、かなり細かいところまで指摘されますが、この経験は就活中のエントリーシートや就職後の資料作成などできっと役立つと思います。

私の場合、新しいテーマであっても論文を早期に書きたいという意向を相談し、進学前から計画的に進めた結果、複数の査読付雑誌論文を投稿することができました。内1編は同期が筆頭著者の共著論文です。金川研では個人プレー(1人1テーマ)が原則ですが、テーマや相談次第では、研究室内学生のコラボレーションも可能な環境で、研究室外の方との共同研究の例もあります。

就職活動

金川研は機械系の研究室ですので、就職先として「自動車」「重工業」などのメーカーを志望するメンバーが多いです。これらの業界であれば学校推薦が使えますので、メーカー就職には強いと思われます。また、メーカー以外にも、航空機や鉄道などのインフラ系を志望しているメンバーもいますので、「金川研=メーカー」という訳でもありません。非線形波動の理論研究は機械だけに限らず、土木や医療への応用もあるので、特定の業界に縛られないという点は金川研の特徴と言えます。

理論系・基礎研究は就職が難しいと考える人がいるかもしれませんが、修士で就職するのであれば、不利になることは全くありません。理論的研究を通して、現象の背景にある物理を正しく理解していることをアピールすることで、就活を有利に進めることすらできると思います。実際に、先輩方は一流企業から内定をもらっていますし、同期たちは一流企業のインターンシップに受かっています。素晴らしい就活ノウハウが蓄積されつつありますので、新4年生のみなさんが就活する頃には、これらのノウハウを生かして就活を有利に進めることができるでしょう。

博士後期課程

私はこの半年間、博士後期課程(以後、博士)進学をある程度視野に入れて過ごして来ました。M1の自分が半年間調べた限りではありますが、金川研での博士課程について簡単に紹介します。この紹介文の読者の中に博士進学を考えている人は多くはないと思いますので、参考程度に読んでもらえればと思います。

金川研では、希望すれば、学会発表や論文投稿などをたくさんすることができます。博士課程では業績が非常に重要ですので、修士課程のうちから業績を積むことができるのは大きなアドバンテージになります。博士進学する人の多くは修士のうちに学術振興会特別研究員という制度(学振DC)に応募することになります。学振DCに採択されると、博士課程の3年間に月々約20万円(手取り約16万円)をもらうことができる上、この採択自体が研究業績となります。しかしながら、学振DCの採択率は20%程度であり、全員がもらえるわけではありません。採否を決めるのは博士課程での研究計画や意気込みなのですが、それが実現可能かを判断する基準が「修士課程での業績」です。金川研では修士課程のうちからたくさんの経験・業績を積むことができるので、学振DCの選考を有利に進めることができます。

また、博士修了後の就職先について、世間ではポスドク問題などと騒がれていますが、工学系に関しては無職になることはほとんどないです。ただし、博士の民間企業就職のしやすさは、実験系>数値計算系>理論系とは聞きます。金川研で博士を取る場合、理論だけをやると将来を狭めてしまうため、将来的には数値計算(あるいは実験も?)などを多角的にやることになります。以上のことも踏まえ、実際に私は、現在、理論よりも数値計算をメインに取り組んでいます。

現実問題として、修士で就職する方が安定した生活を送れますし、修士卒でも企業の研究職に就くことはできます。しかし、中には「どうも企業にピンと来ない」「お給料をもらえなくても大学の研究をしたい」「どうしても大学の先生になりたい」と考える奇特な人がいるかもしれません。そういう人は、ぜひ博士進学を視野に入れて、金川研に限らず色々な研究室を見てみると良いです。金川先生はもちろん、どの先生も親身になって相談に乗ってくれると思います。 (M1)

学生からの金川研紹介’19(5)

・選んだ経緯

金川研を選んだ理由としては主に3つあります。
1. 実験が苦手なので、理論かつ流体の分野を研究したい。
2. 十分な自分の時間を欲しい。
3. 金川先生の授業が分かりやすかった。
この3点です。研究室は消去法的に選びました。現状、過ごしやすい環境と先生から丁寧なご指導をいただき、満足しています。

・研究内容

金川研では、大まかに言えば、連続体における非線形波動を研究しています。連続体なので、別に流体でなく、固体でも良いです。B4の僕は流体を扱っていますが、もう1人のB4の方は固体を扱っています。なので、流体に特別な思い入れがない人なら、固体を選んでみても良いかもしれません。詳しくは先生に聞いてみて下さい。
B4のうちは手計算がメインとなりますが、修士でパソコンを使った数値計算も扱います。

・研究生活

B4の始めは英語の論文を輪読するなど、基礎勉強をします。それがある程度終わると各自、先生との相談の上で研究テーマを決めます。その後、個別に週1の打ち合わせが始まりますが、これ以外には、この研究室にコアタイムはありません。また、雑用も皆無です。安心してサークル、バイト、趣味に打ち込めます。さらに、基本的に個人プレーで、紙とペンがあれば、いつでもどこでも研究できるので、無理して研究室に来なくて良いです。自分は1人の方が集中できるので、先生との打ち合わせの日以外は大学に来ていませんし、そういう先輩も多いですが、逆に常に研究室で研究されている先輩もいます。

研究室に来ないと周りからの印象が悪くなるのでは?と思う人もいると思いますが、それでも、その人の研究スタイルとして受け入れてもらえるのが、この研究室の強みと言えるでしょう。

・行事

今のところ、打ち上げの飲み会ほどです。一応、昼食会もありますが、最近は自然消滅しています。逆に学生主体で、新しい行事を執り行うムーブメントが高まりつつあるように見受けられます。どれも参加自由で、参加しないと浮くようなことはありません。現に自分は飲み会には毎回参加しているものの、それ以外の行事には参加したことがありません。 (B4)

学生からの金川研紹介’19(4)

大学院修了前のM2学生に、3年間過ごしての感想を書いてもらいました(金川)。


2年前にも書きましたが,M2になり就職活動も経験したことで,3年間金川研究室で過ごした立場からも紹介文を書かせていただきます.

1. 就職活動について

―良いところ―

金川先生の方から「就活に集中して構わない」と言っていただけたので,説明会やOBOG訪問が始まる1月の半ばから内々定が出た6月上旬までは,完全に就活に専念させていただきました.就活中は心配や悩みが尽きず誰しもが精神的に不安定になると思うので,就活に専念できるという点は金川研の大きな魅力です.また,僕はM1で多数の学会発表(海外1件,国内3件)をこなし,筆頭著者で査読付雑誌論文も書きましたが,こういった研究活動を通じて養われた「人前で話す力」や「文章を書く力」は,就活での面接やエントリーシート執筆に大変役立ちました.

― 悪いところ ―

理論系の研究室であるため,専門外の理系の面接官や文系出身者が多い人事部の方に,面接で研究内容を説明することに苦労しました.実験系であれば具体的な説明がしやすいのかもしれませんが,理論系は研究手法が複雑だったり具体的なイメージを持ってもらいづらいという難しさがあります.また,エントリーシートの文字制約の中で研究の内容や手法,苦労や学んだことなどをまとめるのは,実験系と比べ苦労するかもしれません.
理論系は実験系の研究室と比べて就活で不利なイメージがあるかもしれませんが,そんなことは全くありません.僕は7社エントリーしましたが,エントリーシートの通過率100%,内々定3社・不合格1社(他は途中で選考辞退)という結果で終え,不利だなと感じることはほとんどありませんでした.先ほど就活の苦労を挙げましたが,そこら辺のノウハウはデータで研究室に残していくので,後輩たちは僕ほど困らないのではないかと思います(1期生なので完全に手探りで進めました).当然ですが,就活が終われば研究を再開します.僕は就活中全く進捗を出せなかったことに焦りを感じているので,M2での学会発表は国際学会での1回のみ(7月・サンフランシスコ)でそれ以降は数値解析に集中しています(金川先生にも僕の意向を理解していただき,そのように対応していただきました).

2. 約3年間過ごしてみてのおすすめ度

自分のペースで研究を進めたい・研究以外の私生活も楽しみたい・厳密に物事を考えることが嫌いじゃない,こんなタイプの人にはおすすめです.僕は気になることがあると深く考え込んでしまうタイプの人間なので,自分のペースでじっくり研究に取り組める(学会関係の締切はあるが,研究室内の締切やゼミがない)金川研の環境はすごくありがたかったです.また,僕は短期集中型なので,研究室にいる間はキッチリ集中してその日出すべき進捗を出す+後はサークルなりバイトなり家でごろごろするなり自由に過ごす+平日は基本的に毎日研究室へ行く,というスタンスで3年間やってきましたが,研究成果を出しながら人生の夏休み延長戦を存分に楽しめたと感じています.進捗さえ生めば自由な生活スタイルが許されているので,週4日みっちりやって3日は遊びまくる,夜のほうが集中できるから夜中に研究する,などなど自由な研究スタイルが許されている点が最大の魅力だと思います.
逆におすすめできない人は,みんなでワイワイしながら研究したい・卒業論文提出直前はみんなで徹夜して頑張りたい・先輩と一緒に研究を進めたい,といったタイプの人です.もちろんこれらも研究の進め方・研究室生活の楽しみ方の一つと思いますが,徹底的に効率重視の金川研とはあまりマッチしないでしょう.

3. 学生間の仲や距離感

自由な生活が認められているので学生間の交流は少ないのではないかと思うかもしれませんが,そんなことはありません.むしろ設立3年目を迎えた今年,学生数が一気に増えたこともあり,急激に仲が深まったのではと感じています.同期で授業の情報や就活の情報交換をするのはもちろんですが,先輩後輩間でも学会や就活に関する情報交換が今年になってすごく活発になりました.研究室に行けば毎回会う人や週2回くらいしか会わない人など様々ですが,会うたびに新しい情報が入ってくるので面白いなぁと感じています.
学生同士が会う頻度は,コアタイムがある研究室と比べれば少ないので,体育会系のノリでみんなで頑張ってる感が欲しい・同期とはいつでも一緒にいられるような仲になりたい,といった雰囲気を求めている学生は,寂しい思いをするだけなので,金川研よりもよい研究室があるでしょう. (M2)

学生視点の金川研紹介’19(3)

M1学生に紹介を書いてもらいました(金川)。[20191117更新]


研究内容・配属理由・学会・イベントなどは、本年度に新たに加入したメンバーが書いているので、私は本研究室で2年間を過ごしてみて感じたことを紹介します。

注)私の紹介記事は、他のメンバーの紹介記事の補足になるので、他の記事を先に読むことを勧めます。

1.学生間の距離
昨年は、先輩方2名と同期と私の合計4人であったため、学生居室に行っても、誰もいないことが多く、研究以外では人と関わることが少ない研究室でした。しかし、今年は、メンバーが10人に増えたため、居室で人と会うことも多くなり、一緒にお昼ご飯を食べに学食に行ったり、お互いの趣味などについて紹介し合ったりと、研究以外で関わることも少しは増えたかと思います。それでも、まだまだ横のつながりは少ない研究室かもしれません。

2.私の思う金川研究室の魅力
金川研究室の魅力は、ワークライフバランスが実現できる点にあると思います。基本的には、個人での研究になるため、誰かにせかされることなく、自分のペースで研究ができます。そのため、効率よく研究を進めることができる人ならば、自分の時間も十分に取ることができると思います。研究以外の時間を、趣味に没頭するも良し、専攻以外の勉学に使うもよし、英語学習をするも良し、アルバイトをするも良し、就活をするも良しです。いろんな分野で、自分を高められる研究室だと思います。もちろん、すべての時間を研究に捧げても良しです笑。

3.金川研究室をおすすめする学生
前項で、自分の時間が十分に取ることができると説明しましたが、これは計画的に研究を行うことが前提での話です。そのため、金川研究室に向いている学生は、自分一人でも、やるべきことはしっかりやることのできる学生であると思います。誰かに見られていないと怠けてしまう学生には、残念ながら、この研究室は向かないと思います。つまり、オンとオフの切り替えがしっかりできる学生が、この研究室に向いているということです。

4.学会関連

私が2年間で参加した学会は、国内5件(京都・津田沼・札幌・博多・日立)、海外1件(サンフランシスコ)の計6件です。基本的には、先生から行く学会を提案していただくという形で、参加学会を決めてきました。初回の学会参加では、スライドの作成や話し方など、先生から膨大なアドバイスを頂き、準備に1か月程度の時間を使いましたが、数をこなしていけば、スライドもかなり練られたものになるため、今では発表準備に割く時間は非常に少なくなりました。個人的には、学会発表の魅力は、公の場で発表の経験を積めることだと思っています。学内の緩い雰囲気ではなく、外部のピリッとした雰囲気の中での発表の経験は、確実に社会に出たのちに役立つ経験であると思っています。また、学会は観光地で開かれることも多いため、発表日以外は、観光をしたり、ご当地料理を食べたりと、旅行としての楽しみもあるのも魅力の一つです。

5. 論文

私は2年間の間に、国際学会に参加する際の査読付き英文プロシーディングと、専門学術雑誌への和文査読付き論文の、2編の論文を投稿しました。他のメンバーも少なくとも2件論文を書いているため、大学院まで進んだ場合、国際学会の英文プロシーディングと、査読付専門誌への論文投稿は、ほぼ必須になると思うので、覚悟しておいてください。ですが、論文作成も学会発表と同じで、1回目は作成に非常に時間がかかりますが、その後は、コツをつかめて、比較的に簡単に書き上げることができるかなと思います。

6.最後に
大学院まで進学した場合、研究室は、大学で過ごす時間の半分に当たる3年間を過ごす場所です。研究分野や先輩や友達から聞いたイメージにとらわれることなく、なるべく多くの研究室を訪問し、自分の目で自分に合っている研究室を見つけることを、強く勧めます 。(M1)

論文採択

前田(M1)の筆頭著者雑誌論文が採択されました。

前田泰希, 金川哲也, “気液各相の初期非一様流速分布を有する気泡流中圧力波の弱非線形理論,” 混相流, 掲載決定

流れと音と泡の関係に純粋な興味を抱き、可能な限りの普遍性を追求する拘りを捨てず、新理論を創ってくれました。

学生視点の金川研紹介’19(2/6)

卒業研究学生に紹介を書いてもらいました(金川)。


研究内容や指導方針については、先輩方が既に書かれていますので(2018年度のリンク1, 2018年度のリンク2)、私は「研究室配属体験記」と題して

1. なぜ金川研の配属を希望したか
2. 実際それが満たされたか

の2点について、ご説明することにします。見てくださった方の研究室配属の参考になれば幸いです。

(研究室の学生の雰囲気などは、飲み会の日誌を見ればだいたい分かると思います。とは言っても学生が集まるのは飲み会の時くらいですが…)


1.なぜ金川研を希望したか?
金川研の配属を希望した理由は、大まかに次の2つです。

(i) 「効率よく研究を進めたかったから」
(ii) 「分かりやすいスライド発表の仕方や文章の書き方を身につけたかったから」

(研究テーマについてはあまり気にしていませんでした。)

(i) 私は早期卒業対象生で、今年度ある程度忙しくなる見込みがあっため、理論研究ならば、自分のペースで研究を進めることができるため、合間時間などを見つけて効率良く進めることができるだろうという思惑がありました。

(実験や数値計算だと実験装置準備やコードのコンパイルエラーなど、まとまった時間が必要であったり場合によっては大きく手間取ってしまったりするイメージがありました。)

加えて、過去の金川研の日誌に「雑務やゼミがない」と書かれており、予定がバッティングしないで済みそうというのも後押しになりました。

(ii) 将来携わりたい具体的な分野がなかったということもあり、個人的に研究テーマで研究室を選ぶ必要性をあまり感じなかったため、”何を研究するか”よりも、”研究を通してどんな技術を会得できるか”を重要視したいという考えがありました。

そんな時に、以前、金川先生が「(研究室学生の)文章を書く能力やスライド発表の技術を鍛え抜いていて自信もある」というような発言をしていたのを思い出しました。

分かりやすい文章の書き方や伝わりやすいプレゼンの仕方などは、将来必ず役に立つ技術であるため、本当なら是非身に付けたいと思いました。

そこで、金川研学生の卒研発表の様子などを見学し、「確かに分かりやすい」と感じたため、金川研に入ることを決めました。

(この時に発表していた先輩方は、8月に見学した機械学会で、全員が、優秀講演賞を受賞していました。)


2. 実際それが満たされたか
早期卒業で忙しいということで、金川先生にご理解を示していただき、私の授業の予定に合わせて研究の負荷を調節していただきかなり効率良く進めることができています。

基本的にゼミなどはなく、個別面談の打ち合わせを週1でやるのみで融通がきくため(時間の変更や進捗がない場合などは中止も可能)、予定がバッティングしたのは結局1度もありませんでした。

定期的に飲み会が開催されますが、自由参加なので自分の予定に合わせて参加できました。(参加メンバーは変わりますが、毎回6~7割くらいの参加率で、飲み会の場で一度も会っていない先輩がいるくらいにゆるいです。)

ちなみに今年度は夏休みの終わり頃にゼミが1回のみ開催されました。(昨年度以前は0らしいです)

研究室内の学生の研究内容を知るための報告会で、実際に、先日京都大学で行われた発表会の質疑応答の際に、先輩の研究内容を把握していたことが役立ちました。

このように明確な目的がある場合、今後もゼミなどが不定期で開催されることがあるかもしれませんが、目的のない定期的な集まり等は今後もないかと思います

スライド発表と文章の書き方については、研究室配属前と比べたら、多少は上手になった自信があります。

というのも、研究室配属される前ですが
「ぶっちゃけ自分そんな文章書くの下手じゃないだろ」みたいな意識が正直ありました。
(これを読んでいる人の中にもそんな意識がある人がいるのではないでしょうか。)

そのような意識はこの7ヶ月で壊されました

まず、卒業研究Aで「自身の研究内容を1000字程度で説明する」という課題が課されましたが、私が書いた文章を金川先生に添削していただいたところ、140箇所の訂正と元の文章の原型もなくなった修正案が返ってきました。

また、先述の京都大学でのスライド発表では、割と自信満々(ではないが7割くらい自信があった)スライドのたたき台を出したのですが、先生の指摘に基づいて修正していき、スライドの最終決定稿では原型がなくなりました。(最初のたたき台と最終稿とを見比べると分かりやすさが段違いです。)

ということで、私は研究室配属前、”如何に文章が書けないか”と”如何にプレゼンができないか”を自覚すらできていないステージにいたということに気づかされました(当時結構凹みました)。その時に比べたら、多少上達したのではないかと思います。

やはり、文章を書く力やプレゼンの能力を身に着けるには、「コツがあって〜」というよりかは、自分で作ってみたものを、『第三者に理由付きで』否定してもらい、それを元に作り直して〜という作業を地道に繰り返すしかないと深く感じました。

「なぜその文を入れたのか?」

「今回主張を述べるために本当に必要な文か?」

「文と文のつながりに飛躍はないか?」

など丁寧に指摘してもらい、文章がより良くなるように自身で考える、これを繰り返すことで文章を書く力が身につくのだと思います。

このような地道な作業に付き合っていただける指導教官がついてくれるチャンスは、研究室配属以外では、もしかしたら無かったかもしれない(職場の上司もそこまでの面倒は見てくれないはず)ということを考えると、金川研を選んでよかったと考えています。

まとめると

「効率よく研究を進めたかったから」

「分かりやすいスライド発表の仕方や文章の書き方を身につけたかったから」

の両方について、満足しています。

以上(某卒研生)

学生からの金川研紹介’19(1/6)

3年生向けに、本年度の新メンバーに、 学生視点での研究室紹介を書いてもらいました。随時更新します(金川)。


大まかなことは過去2年分を見てもらえればだいたい分かると思うので,補足説明をします.

・研究内容

ほとんどの人にとって,気泡を含む液体中の圧力波がどのように伝わっていくのかを表す波動方程式を導出することが研究テーマです.流体力学などで学んだ連続の式,運動量保存式などを含む複数本の基礎方程式をいろいろな手法を用いて1本の波動方程式に帰着させるのですが,私はこの基礎式の仮定を取り払い,より実現象に近づけていくということをしています.今は理論解析が一段落し,数値解析に手を出し始めました.

数値解析で波の伝播の様相を描くほうをメインにしたり,液体中ではなく固体の振動を考えている人もいますが,全員がなにかしらの波動方程式を扱い,膨大な計算をすることになります.また,修士まで行くと数値解析もかなりの確率で扱うことになるかと思います.

以下,理論系(+数値解析系)研究のいい点と悪い点を少し書きます.

・いい点

場所も時間も完全に自身のペースでできる.私は遊ぶ日と研究の日をはっきり分けています.実験系は道具の発注や組み立て,大規模シミュレーション系はコンパイルエラーに悩まされることがあるがそういうものがない.

・悪い点

計算を間違えるとやり直し.計算が合っているのかどうかもいまいち確かめづらい.研究は基本的に一人なので孤独を感じるときがある.

・学会・論文

1人あたりの成果(論文,学会,表彰等)は構エネトップクラスではないかと思います.学会は年に1回はほぼ強制かと思いますが,それ以上は断ることも,自分から先生に話してどんどん行くこともできると思います.第一種奨学金の返済免除を狙っている人や,就活で研究をアピールしたい人,ドクター志望で学振を取りたい人(あとは旅行好きな人)などにとっては非常に恵まれているかと思います.

・イベント

今年の秋まで,飲み会以外の研究室イベントは一切ありませんでしたが,最近は何人かで昼食に行き,少し雑談することは増えてきました.また,この前の飲み会で,先生に研究室旅行を企画してくれと頼まれたこともあり,少しずつではありますがその話も出るようになりました.もしかしたら冬にスキー・スノボ旅行をすることになるかもしれません(もちろん自由参加).

・進路

私達のほとんどは機械工学の中の流体工学を研究テーマにしていることもあり,重工や自動車系メーカー希望の人が多いのかなと思います.あと,「理論系は就職できない,実験系は有利」みたいな話はよくありますが,そんなことはないです.実験・数値解析・理論に関わらず落ちる人は落ち,受かる人は受かります.しかし,研究対象はある程度重要なので,電気系メーカー希望だったり,いま流行りのAIエンジニアになりたいとなると,他の研究室や専攻のほうがいいとは思います.これは金川研に限ったことではなく,他の機械系研究室全てに言える話です.

金川研の良い点として,かなり就活に寛容というものがあります.基本的に手計算は時間がかかるので短期集中で一気に終わらせることが多いのですが,M1の年明けぐらいからM2の就活が一段落するまで,これらの作業はストップして就活に専念できます.ゼミなどの束縛が一切ないので,インターンにも行きやすかったです.あくまでこれは修士までの話で,博士の就活については全くわからないので先生に聞いてください.

・建物が汚い

金川研居室は三学に小部屋が2つあり,片方に6名,もう片方に4名がいます.このうち片方の建物は筑波大の中で最も汚い&ボロいと言っても過言ではありません.もう片方は,トイレなどは綺麗ですが,床や壁はどうしても古いなぁとは思ってしまいます.そもそも,筑波大の工学系研究室は他大学と比較したら古いです.学生の部屋は変わる可能性もあるらしいので,詳しいことは先生に聞いてください.

・まとめ

金川先生が苦手でなければ,非常にホワイトでおすすめできる研究室だと思います.

(ここでいうホワイトは「研究せず楽に卒業できる」という意味ではなく,本来学生がすべきでない雑務や,理不尽なこと,無駄なことがないという意味です.雑務としては,年に2回程度,研究室説明会の質疑やオープンキャンパスなどで手伝うことがあるぐらいです.忙しければ辞退可)

毎年GPAが高い人が入っているので,勉強好きな人が1日中バリバリ研究する場所なのかな?というイメージがあるかもしれませんが,皆さんを見る限りではそうではなく,研究成果をあげつつ私生活もしっかり楽しんでいるように思えます.

以上を読んで,少しでも金川研が気になったら研究室説明会に行き,実際に先生や学生と話すことをおすすめします.個人的には日本酒とビールが好きな人を歓迎しています.(某学生)

FD懇談会

大学院システム情報工学研究科FD懇談会(11月11日10時@3B213)にて、金川が、以下の講師を仰せつかりました:

「manabaの授業実践例とその効果」