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【重要】工シス3年で金川研を卒研配属先に検討する者

2018年1月19日午前9:00(フェーズI開始)以降は、原則、質問に回答しないし、面談依頼にも応じない。

工学システム学類研究室配属の全体に悪影響を及ぼす可能性を秘めるからである。したがって、1月19日以前に、疑問点の全てを解消し、個別面談を済ませておくこと。

金川研志望者において、金川との個別面談は義務であって、面談を受けなかった学生の配属は承諾しない。質問などは歓迎するので、遠慮なく電子メールで連絡のこと。

(工シス3年)金川研配属希望者

工シス3年生で、金川研を卒業研究配属先の一候補として考えている者/考える可能性がある者は、金川との個別面談を必須とするので、

 2018年1月18日

までに面談を終えるよう、金川宛、電子メールでコンタクトのこと。個別面談を受けなかった者の配属は原則承諾しない。


配属資料は、面談者以外には配布しない。説明会に参加し損ねた学生は、個別にコンタクトのこと。


学内専用HP(配属希望者は必ず一読のこと。学外からはアクセス不可)

学生からの金川研紹介

金川研所属の4年生2名の「学生の視点」から、金川研の紹介を書いてもらいました。工シス3年で金川研に興味がある人は、卒研配属の参考にしてください(赤字:金川による横槍・補足)


金川研を選んだ経緯

僕は大学で特に「この研究をやりたい」などがなく、研究室によって就職先の選択肢が変ることはないということを聞いたため、先生との相性重視で選びました。金川先生の授業は何度か受け好印象を持っておりましたが、配属前の面談でも学生指導に対する強い熱意が感じられたためこの研究室を選ぶことにしました。

研究室生活と雰囲気

まず、本研究室は新設ということもあり、かなり自由な雰囲気です。縛りと言えば週一でゼミがある程度で、あとはどこで何をしようが、研究の進捗を生んでいる限り文句を言われることはありません。実際、僕自身研究室にいる時間は週で数時間程度です。

また、先生は大御所の先生方と比べると時間があるようで、少人数な研究室であることもあり、かなり綿密な指導を受けることができます。年齢も比較的近いこともあってか、研究やそれ以外の質問でも気軽にすることができます。

ただ、新設であることの問題点として先輩がいないことが挙げられます。大学院の授業で出るレポートや試験勉強などで過去問などが全くない状態だったのでその点では多少の苦労はありました。

[補足] 次年度は、博士前期(修士)1年に2名が進学予定ですので、先輩がいます(文責:金川)。

ゼミ

ゼミは基本週一で行われ、所要時間はだいたい2~3時間程度です。日にちなどはメンバーの予定を鑑みて決められ、昼過ぎ開始となることが多いです。内容としては各自の進捗報告、今後どういう方針で研究を進めるかについての簡単な議論、輪講です。

他の研究室がどのような雰囲気かはわかりませんが、本研究室は少人数なこともあり、思ったことなどの意見はかなり発言しやすいと思います。輪講では、研究に関連した論文を先生に選んでいただき、それを週ごとに分担し発表していきます。発表と言っても特に資料は作ったりせず、大きく時間を割くことはありません。

[補足] 「特に資料は作ったりせず」とありますが、A4用紙1枚のウィークリーレポート(今週何をやったか、どこで詰まっているか、今後何をするか、などを日本語と数式で書く。LaTeXを使用)の提出を課しています。パワーポイントは、聴衆を何となくわかった気にさせたり、誤解につながる危険性を秘めるので、金川研では、学会発表を除いて使用しません。見掛け倒しで中身の伴わない綺麗なスライド作成に酔いしれ、聴衆者の方々を騙しては、苦労して創り上げた研究成果が水の泡です。重要なのは、綺麗な「スライド」ではなく、中身が伴い、かつ、綺麗な「文書(とくに日本語)」を書くことであって、これこそが、社会でも通用する「文書執筆能力」に繋がります。事実、第1期生の4年生2名は、4月から9月まで執筆能力の修得「だけ」に力を注ぎましたが、下記学会発表前の数週間程度で、最低限のスライド作成能力・プレゼンテーション能力は修得できました。つまり、文書作成能力こそが基礎で、スライド・プレゼン能力とは応用なのです。基礎から取り組むことが自然です。強靭な土台さえあれば、特別な対策などしなくとも、発表力は自ずと身につきます(文責:金川)。

行事

行事は今のところ飲み会しか行われておりません。飲み会と言ってもかなり静かでおとなしいです。僕も同期も金川先生も自分から場を盛り上げるタイプではないのでそういう雰囲気ですが、新4年が盛り上げようとすれば乗ってくれると思います。他にも研究室として何か行事を作りたいなどがあれば歓迎です。

今年度は国内の研究集会で発表の機会を設けてもらったりしました。僕と同期もかなり苦い思いをしましたが良い経験になったと思っています。修士では海外の学会での発表も計画しているそうです。もちろん、国内でも海外でも出張の交通費、宿代は研究費から出してもらえます(ノーラン、2017年12月3日掲載)。

[補足] 研究室行事は、好き勝手で無謀な提案を歓迎しています。本年度は金川が飲み会を企画しましたが、そのような役回りは慣れず、すでにアイデアも尽きました。上記のように、先輩2名もどちらかと言えば保守的な性格と理解していますので(ただし寡黙で静かな人物でもない)、新入生がテンションを上げてくれることに期待しています。行事といっても、研究室メンバー全員が揃う必要はなく、金川抜きでの飲み会や同期だけの旅行なども歓迎です(文責:金川)。


教員

金川先生は研究室の学生と話すときも,授業と同じような落ち着いた口調で,声を荒げることは一切なく,安心して研究の進捗報告や相談,雑談ができます.研究に関しては,授業資料から分かるように,かなりの緻密さを求めますが,指導も非常に詳しく丁寧です.

反面,普段の私生活は少々乱れがみられ,ゼミに少し遅刻するなどということもありますが,いい意味で威厳がなく(笑),先生とのマンツーマン指導も全くストレスになりません.必要以上に話すこともなく,週1のゼミや隔週開催の食事会,出張や飲み会時にいろいろな雑談をしてくれます.

研究テーマ

現在の研究テーマは「気泡を含んだ液体中を伝播する進行波の波動方程式の導出」であり,4年生二人はそれぞれ違う領域における波動方程式の導出を行っています.ざっくり言うと,質量保存式や運動量保存式などを組み合わせて,一つの方程式に帰着させるということをやっています.

研究内容の決定は5月中旬~下旬でした.大学院の推薦入試の出願が6月上旬のため,その直前に決定しました.それまでは,週1のゼミを中心に、研究に必要な様々な知識をつけていきます.

[補足] 2018年度は、研究テーマをもう少し早めに決めようと思っていますが、基礎学習に一定の期間を割くことは重要な情報です。金川研のテーマは「ある程度の予備知識のもとで、実際に手を動かしてみないと、面白さに気付けない」基礎研究ですので、テーマを眺めただけではピンとこないと思います。「背景が壮大でも、いざやってみるとつまらないテーマだった」とは真逆です。例えるなら、金川の講義資料を読む前は熱力学は意味不明だったが、精読後には熱力学を面白いと思えた人であれば、99%間違いなく楽しめるテーマです。金川の講義資料との相性は、重要な判断基準といえますので、厳密性や論理性を放棄したい人はご遠慮ください(文責:金川)。

研究の進め方

全て手計算で,地道に紙とボールペンで計算を行っています.しかし,特別数学が得意である必要はなく,すごい閃きや発想が必要ということもありません.僕自身は,地道な作業は苦手ではない,数学は得意ではないが,数式を書くことが好き、という人間なので,研究内容が嫌になったことはありません.

金川研には,○時~△時は研究室にいなくてはいけない,といったコアタイムはありません.週1のゼミでの進捗報告のみ必須です.よって,研究はどこでやっても構いません.僕は平日は毎日研究室で研究していますが,同期は授業・ゼミがない日は研究室でほとんど見かけません(笑)。また,僕も一日中研究室にいるわけではなく,「1・2限授業 + 16:00まで研究」「9:00~15:00研究 + 17:30からサークル」「9:00~13:00バイト + 15:00~から研究」など,バイトやサークルとも両立・研究も毎日コツコツといった感じで研究しています.

[補足] 「全て手計算」とありますが、大学院進学も考える場合、「数値計算(コンピュータシミュレーション、プログラミング)」の要素が、何らかの形で入る可能性が高いです。ただし、全て手計算(純・理論解析)にこだわりたい場合は、その意思を尊重したテーマ・方向性を設定します。逆に「理論的考察の毛色が全くない、100%計算機任せのコンピュータシミュレーション」をやりたいならば、金川研は不適です(文責:金川)。

なぜ、どのような経緯で、金川研を選んだか

僕は「特にこれがやりたい!」という分野があったわけではなく,「車が好きだから熱とか流体に興味があるなあ,大学院まで行くし気が合う先生のところがいいなあ,何より研究室生活がストレスになるのは嫌だなあ」という感じで研究室を探しました.

金川研は,説明会後の個人面談で,金川研の良いところも悪いところも説明してくれただけでなく,何より金川先生から学生を丁寧に指導したいという熱意を感じ,ここなら手厚い指導を受けながら楽しんで研究をできそうだと思い,金川研を選びました(ヨシタカ、2017年12月1日掲載).

[補足] 原則、厳密性重視ですが、ブラックボックスとして使うことも少なくありません。例えるなら、イプシロンデルタ法には立ち入りません(文責:金川)。


文章自体は、4年生学生が書いたものですが、内容についての責任は金川にあります(文責:金川、2017年12月5日更新)。

ゼミ日誌

 11月21日のゼミでは,まず,輪講を行った.衝撃波管を用いた実験的先行研究として,気泡流中の衝撃波が招く気泡の挙動や分裂への理解を深めた.研究進捗報告では,両学生が遠方場について行った計算の結果を検討・考察した.導かれた非同次波動方程式は,slow modeと概ね同じ形となっており,結果に大きな矛盾は見られなかった.ただし,計算量が近傍場と比べて増えた結果,第二次近似の計算において,ミスがいくつか散見されたため,注意深く確認・修正する必要がある.得られた非同次波動方程式の非同次項を整理し,さらなる考察を重ねることが課せられた.
 また,少々早いように思われるが,昨日,駅前の禁煙居酒屋で金川研究室の忘年会を行った.店のオススメである刺身の盛り合わせやレンコンの天ぷら,金川先生が好物とボソッと放った牡蠣フライなどを注文したが,いずれも大変美味しかった.(文責:ヨシタカ)

研究室名変更

研究室名を、理論流体力学研究室から数理流体熱物理研究室に暫定的に変更しました。深い意味はなく、若干具体的にしただけのことです。今後も、研究内容・興味・関心・研究室の目標などに応じて、研究室名は、目まぐるしく移り変わります。

金川研究室の研究内容は、見聞きしてすぐにわかるものではありません。したがいまして、研究内容への関心よりも、金川の下で卒業研究を行いたいという意思のある3年生を歓迎します。

10/12

非線形波動の研究集会@京大数理研において、金川研究室から、以下の講演を行いました。

〇慶本天謹, 金川哲也, “気泡を含む圧縮性液体中を高速で伝播する非線形波動 (1) 強分散性の長波,” 京都大学数理解析研究所RIMS共同研究(公開型)「非線形波動現象の数理とその応用」, 京都大学吉田キャンパス(京都府京都市) (2017.10).

〇圷 亮輔, 金川哲也, “気泡を含む圧縮性液体中を高速で伝播する非線形波動 (2) 弱分散性の短波,” 京都大学数理解析研究所RIMS共同研究(公開型)「非線形波動現象の数理とその応用」, 京都大学吉田キャンパス(京都府京都市) (2017.10).

金川研究室の1年と学会参加予定

金川研究室の2017年(度)の大まかな予定を載せます。9月以降は未確定です。予定がガラガラであることからわかるように、自主性と向学心が極めて重要です。

  • 1月:  新B4研究室配属決定(仮決定:4年生に進級できなかったならば、研究室配属自体が取り消されますので)
  • 2月:  卒業論文提出、卒業論文発表会
  • 3月:  福岡出張
  • 4月: 「卒業研究A」の履修。ゼミを週一で開始(研究報告、輪講、プレゼン練習)。大学院講義開始
  • 5月:  なし
  • 6月:  B4研究テーマ決定、7月期大学院入試出願、春AB期末試験
  • 7月:  7月期大学院入試、卒業研究A計画書提出
  • 8月:  春ABC期末試験
  • 9月:  夏休み
  • 10月: 「卒業研究B」の履修。京都大学数理解析研究所出張予定 ← おそらく4年生の初参加学会
  • 11月: なし
  • 12月: 秋AB期末試験、忘年会

【学会】

海外開催の「一流」国際学会での口頭発表を重視しますが、場合によっては国内学会にも参加します(日本流体力学会年会、機械学会流体工学部門講演会、日本物理学会、京都大学数理解析研究所研究集会など)。

国際会議は、毎年開催されるものではなく、数年に一度開催される伝統的・著名・格式高いものへの参加を推奨します。出張旅費・学会参加費は全額研究費で負担します。

国際学会での質疑を基にして、査読付き一流英文論文雑誌へと投稿します。日本人しか読めない和文誌には、原則として投稿しませんが、希望すれば投稿を認める場合はあります(日本機械学会論文集もしくは日本流体力学会誌)。

学会参加は原則として強制です(#)。研究成果は公表することが義務だからです。学生の研究成果が一定レベルに達すると判断された時点で、金川から学生へ学会発表を打診し、学生が参加申込を行います。多くの場合は、半年以上前にAbstract (300 words) を執筆、3か月ほど前にFull Paper(国際会議論文)を投稿、その査読に対応し、会期に口頭発表を行います(これは国際会議の場合。国内会議でも同様)。

日本語・英語を問わず、また、学会以外をも含め、文章作成・執筆能力、プレゼンテーション能力は、一生使える能力であるため、その育成には相当な力を注いでいます

(#)金川からの打診がなくても、学生から「●●学会に出たい」という希望があれば、認める場合もあります。金川が打診しても、学生が「まだ成果に納得がいっていない」「△△国には危険なので行きたくない」などと拒否すれば、参加を取りやめる場合もあります。


【今後の国際学会への参加予定】

  • CAV2018@Baltimore@USA (キャビテーション国際会議@米国・メリーランド州・ボルチモア)2018.5
  • ISNA21@Santa Fe@USA (非線形音響学国際会議@米国・ニューメキシコ州・サンタ・フエ)2018.7
  • ICMF2019 @Rio de Janeiro @Brazil (混相流国際学会@リオデジャネイロ)  2019.5  <- 参加しない可能性高
  • ICA2019 (音響学国際会議@ドイツ・アーヘン)2019.9
  • ICTAM 2020@Milan@Italy (理論応用力学国際会議@イタリア・ミラノ) 2020.8
  • ASA meeting, APS/DFD, ASME FED SM  いずれも米国開催

研究室指針

【研究室生活】

金川研は、学生の自主性に任せており、良い意味での放任型の教育体制です。その教育精神として、週一以上での行き過ぎたプレッシャーを掛けない配慮が根底にあります。

研究室生活では、3年生までとは比べ物にならない位、想像もつかない位、指導教員と学生の関係が重要となります。教員と学生が、どれほど良好な人間関係・信頼関係を築けていても、学生の気持ちに立てば、毎日顔を合わせた度に、研究の進捗を問われた(あるいは話題に出された)ならば、残念ながら、プレッシャーに感じない学生はいないと判断するからです(そのようなプレッシャー型教育を批判するものではありません)。

金川研の理論研究はどこでもできます。なので、週一のゼミを除いて、研究室に来たくなければ、自宅や図書館で研究してもよいですし、朝型でも夜型でも構いません。当然ながら、コアタイムはありません(ゼミを除く)。むろん、週一以上での個別相談や指導希望には、随時対応しています。


(余談)今年度8月時点の例でいうと、金川が学生居室を覗きにゆくと、そもそも、鍵がかかっており、4年生2名の顔は殆ど見かけません。「普段は来なくて”も”よい」といったからか、想定以上に研究室に来る頻度が低いです。

しかしながら、週一のゼミでの研究進捗報告を聞くと、滞りなく、むしろ金川の想定以上に進んでいることから、自宅などで相当量の作業を行っていると判断し、何の問題もありません。また、朝型で生活しているようです。


なお、「研究室に来なくてよい」とは、決して、金川研がラクで緩い研究室であることを意味しません


【理論研究の特性】

理論的研究は、実験的研究に比べて、個人プレーのカラーが濃いがゆえに、自身の脳内で徹底的に考えるための自由が最重要です。これを最重視しています。

しかし、指導教員との一定頻度での進捗報告や相談は欠かせません。とくに、これまで受け身の座学を受けてきた4年生が勘違いしがちなのですが、(少なくとも学生の)研究とは、1人でやるものではありません。(一応の)プロである金川は単著論文を書いていますが、学生が「1人で」研究することは99%不可能です。学生は「教員と一緒に」研究を行うと考えてください。したがって、指導教員は、教えを乞うと同時に、共同研究者ですから、封建的な上下関係に捉われず、こと研究においては、対等な議論ができねばなりません。この意味で、遠慮しがちな態度は好ましくありません。

研究は、まだ世界で誰も知らないことを発見し、知識の形で永久に残すことを指します。その意味で、教員から教わっていた3年生までとは異なり、学生が教員に教えるのです。この意味で、学生は、極論、教員を超えなければなりません。


たとえば、学生から「上手くゆかない」と相談され、金川にはその解決法が9割方わかるとします。それを教えることもあれば、敢えて教えないこともあります。前者の理由は、自身で気づくには難易度が高すぎる場合や各種〆切の期日が迫っている場合などが、後者の理由には学生のみで気づかせる意図や1割の間違いの可能性を秘めることから敢えて泳がせる意図などが挙げられます。


具体的には、週一で金川と会うことは必須(=ゼミへの出席=卒業研究A/Bの単位認定の最低条件=卒業論文の提出資格)です。

これを怠ると、卒業・修了が出来なくなる可能性があります。むろん、週一以上での勉強・研究相談にも、随時対応します。

なぜ、「週一」なのでしょうか。教員と学生は、一定の距離を保つべきと考えるからです。これは、深い思考と地道な作業を要する理論研究において、極めて重要です。実験研究に比較して、理論研究は個人プレーの色彩が強いことを、再強調しておきます。

手計算の式変形が、一度でうまくゆくことはありえません。もはや、問題集でいう「解答」などありません。上手くいかなかったときに、悲観視せず、何度も、振り出しに戻って、地味極まりない計算を、一行一行、地道に繰り返すことが最重要です。逆に言えば、これに嫌気を感じる人は、金川研を志望すべきではないと判断します(金川研での研究が苦痛でしかないと想定するからです)。

逆にいえば、何を参照してもよいのです。知識量やセンスよりも、膨大な手計算・式変形を、地道に、最後まで、丁寧に、やり遂げる忍耐力があるか、が重要です。だからこそ、数学が嫌いな人、数式を見ると吐き気がする人、物理現象を数式で予言することに面白味を感じない人は、金川研とは、間違いなくマッチングしないことを強調します(*)。なお、研究対象は数学ではなくて物理ですから、数学が好きである必要はありませんが、物理が嫌いで仕方がないという人はご遠慮ください。


(*)言うまでもないことかもしれませんが、人によって、マッチングする研究室は違って当たり前です。だからこそ、工学システム学類には、沢山の先生がおられ、多彩な研究室があるといえるでしょう。金川研とマッチングしないことは、何のマイナスでもありません。他にマッチングしうる研究室が、たくさんあるはずだからです。


【教育指針】

金川の教育方針や普段の様子は「熱力学」と「応用数学」の講義とほぼ同じと考えてください。したがって、工学システム学類の教員としても、人間としても、少々特殊なタイプでしょう。

しかし、研究は勉強とは異なりますし、研究対象は、熱力学というよりも、流体力学です。進捗報告などにおいて、あまりにも努力量が少なければ、口を尖らせます。相応の努力は必要だからです。しかし、上手くいっていないことを責めることはありません。研究以前の勉強を極めて重視します。研究・勉強に対するいい加減な態度は許容しません。


(余談)本年度8月時点では、幸い(?)、口を尖らせたケースが、まだありません。これは、金川の指導が的確というよりも、手前味噌ですが、今年度の配属生が、極めて優秀・意欲的・努力家であることが大きいと分析しています。


【行事】

新設研究室であるので、雰囲気も含め、学生と一緒に伝統を作ってゆくつもりです。行事への参加や、お酒は、強要しません。新入生歓迎会や忘年会以外は、原則、金川からは企画しない予定です。学生同士で金川を省いて飲みに行きたければお気遣いは不要ですし、金川を誘いたければ誘ってください(ただし、行くかどうかは、わかりませんが)。

5月末から現在まで、2週に一度、ゼミ開始前に、学外昼食会を行っており、これを恒例行事にする予定です。

(余談)本年度は、1月に配属歓迎会、3月に福岡出張(共同研究先)、7月に大学院入試打ち上げを行いました。


【注意】

金川研究室は、派手な工学応用研究や、実験主体の研究は行いません。数学が嫌いな人、物理が苦手な人、確固たる基礎学力を軽視して研究だけに専念したい人、流行り好きな人、派手好きな人、工学部や工学系大学院を就職予備校と捉える人には、金川研究室は、一切マッチングしません。


このようなネガティブな情報を強調するのはなぜでしょうか。極めて重要な観点だからです。卒業研究では、教員が学生を選ぶのではなく、「”学生が”教員を選ぶ」からです。

とはいえ、特定の研究室に希望者が集中するなど、場合によっては、そもそも、選べる権利・資格がないかもしれません。

それゆえ、3年秋終了時までのGPAが高いに越したことはありません。一般に、成績が全てではありませんし、成績と研究に相関はないと言われます。しかし、成績トップならば、どの研究室も選べる権利を獲得できることは、事実です。

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