渡部健人 (M1) の下記論文が International Journal of Multiphase Flow 誌 (IF=3.6, Q1) から出版されました。
任意の断面積を有する管内の気泡流中における圧力波の伝播を理論的に調べました。断面積の変化に伴って、振幅が増減することを理論的に指摘し、従来確立された様々な圧力波の減衰要因に加えて、断面積の増加に伴う減衰を指摘した論文です。さらに、縮小・拡大(Venturi)管を準一次元問題として例示し、断面積の縮小に伴い振幅が増加すること、拡大に伴い振幅が減少することを確かめました。
![](http://kanagawa.kz.tsukuba.ac.jp/wp-content/uploads/2025/02/1-s2.0-S0301932225000163-ga1_lrg.jpg)