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研究室日誌

12月12日に金川研の忘年会が駅前の塚〇農場で行われた.M1の就活やB4・M2の卒論の忙しさを考慮し早めに日程が決定され,8名(M1の2名が都合がつかず不参加)での開催となった.筆者は3回目の金川研忘年会だが,メンバーも増え忘年会にも盛り上がりが出てきたことは大変喜ばしい.いつもは金川先生が店員さんを質問攻めにしながら料理をオーダーしていたが,今回はコースで予約していたようで,料理はどれもおいしくお酒も進んだ.前週にサンディエゴで開催された国際学会の話題になると,早期卒業生で国際学会に初チャレンジしたB3のマイペースな珍行動エピソードが全員の爆笑を誘った.学会の出張は毎回一部の学生+金川先生で行っているが,その時のエピソードを飲み会の場で面白おかしく他のメンバーに話すのは恒例行事と化してきていて,学会参加が多いため2時間の飲み会でネタが尽きることはない.なお,今回は金川先生提案で初めて2次会が開催され(Bivi内の居酒屋),M2(筆者も)とM1が2名ずつ,計5名が参加した.筆者は(眠かったため)2次会への参加を始めは渋っていたが,1次会で席が離れていてあまり話せなかったM1の2名と2次会で結構話せたので,今後の開催も有りかもしれないと考えを改めた(筆者は3月で卒業するが).金川先生はバスの時間があるとのことで,最後にプリンを飲むような勢いで召し上がってお店を後にされた(なんと2次会代は全額出していただきました,ありがとうございます).学生4名もその後30分ほどでお開きとなり,23時頃帰宅の途についた(大変健全な研究室である).文責:ヨシタカ

国際学会参加記

178th Meeting of the Acoustical Society of America (米国音響学会秋季研究発表会)@米国カリフォルニア州サンディエゴ、2019年12月2日から6日に参加し、学生5名と金川が Physical Acoustics セッションにて口頭発表を行いました。
(金川)


12/6に行われた米国音響学会秋季大会にて発表を行うため、12/2から12/7までアメリカのサンディエゴへ行きました。
私はこれまで国外に行ったことがこれまで無かったので、飲食店で料理を注文したりバスに乗れるかなどを心配していましたが、杞憂でした。アメリカの人々はとても親切で、自分の拙い英語を理解しようと努めてくれたり、バスの乗り方を教えてくれたりしたので、安心して観光することができました。観光した場所は、海軍航空博物館、自然史博物館、人類博物館、シーポートヴィレッジ(海岸の綺麗なショッピングモール)、オールドタウン州立歴史公園(開拓時代の町並みが再現されている公園)などです。食事は、アメリカらしいものを食べたいと思っていたので、ハンバーガー、ステーキ、ブリトーなどを頂きました。アメリカの食べ物は不味い?と思っていたのですが、全くそんなことはなく、濃いめの味付けでとても美味しかったです。
自身にとっては2度目の国際学会ですが、一度目の国際学会は仙台でしたので、国外で行われるものに参加したのは初めてでした。発表会場は、大変歴史ある、ゴージャスな雰囲気が漂うリゾートホテルでした。(なんと築130年!)発表自体は2度目でしたので落ち着いて発表することができましたが、ネイティヴの英語はTOEICよりも圧倒的に早口で、質疑応答では一度で聞き取ることができずに何度も聞き返してしまいました。来年度の国際学会に向けて、リスニング力の強化が課題となりました。
発表後は、全員で近くのシーフードレストランへ行き、昼食をとりました。サンディエゴは港町ということで海鮮がとても美味しく、ムール貝やタコ、カジキなどをたくさん頂きました。ただ、先生一押しの生ガキだけはどうしても口に合いませんでした。せっかくオーダーしていただいたのに、申し訳ないです。お会計の大部分を先生に出して頂きました。ごちそうさまでした。 (学生)

学生からの金川研紹介(9)

●この研究室に合う学生
合う学生の例は、他の記事で複数挙がっているので、逆に「合わないのではないかな?」という人の例を列挙していきます。
先生の授業の様子から分かると思いますが、数式の厳密性・適切性をじっくり検討するのが面倒だという人にはたぶん向きません。そういった人にとって、日々の打合せで先生から頂く指摘は苦痛でしかないと思います。金川先生に限らず、指導教員との相性の不一致があると、研究が辛くなるだけなので、慎重に検討した方がよいと思います(これが原因で病んだ人を学外で数人知っています)。
個人プレーがメインとなる理論研究の性格上、「研究において」団結を求める人にもあまり向かないと思います。研究の大部分が個人ワークです。
また、数学的手法で理論解析を進めるので数学嫌いの人にも向きません。

●学生間の仲や距離感
今年は人数が増え、去年よりさらに活気が増したと思います。飲み会も賑やかになってきました。詳しい状況は他の記事を参照してください。

●本研究室の学内や学会での立ち位置
学会に複数件出席した限りでは、近年の流体研究は、混相流(気体と液体の相が混ざっている流体)分野においては、実験や数値シミュレーションが主流であるように感じます。その点ではこの研究室の研究課題は異端なのではないかなと思います。たぶん学会に出席したときに理論解析をしている研究はこの研究室以外にないのではないかなと思います。誰もやっていないことでなければ研究にならないはずですので、裏を返せば、流行に乗らずにオリジナルなことをやっているのだと思います。

●各種学会参加、論文投稿、受賞など
学会参加・論文投稿は極めて積極的な研究室です。他の記事に書いてある気がしますが、国内学会についてはB4のうちから派遣、国際会議についても修士は年一回以上の派遣があります。参考までにM1の間に先生から発表を打診された学会は、国内3件、国際1件です。これに加えて自ら希望して派遣してもらうこともできます。
また、論文投稿については、修士の間に査読付き雑誌1件のペースでほぼ全員書いています。また、国際会議に参加する際のプロシーディングス(ミニ論文のようなもの)も書きます。
こういった経験ができるので、発表能力や文章作成能力は格段に身につくのではないでしょうか。少なくとも自分の周りの同期は身についているように感じます。
受賞に関しては、時と場合によることがあるので何とも言えません。受賞している人もいる模様ですが、基本的に偶然性の強いものなので、この研究室に入れば何かしらの賞がとれると期待してしまうと、とれなかった時のダメージが大きいので期待はしない方がよいです。一生懸命練習して等身大の自分で臨みましょう。 (M1)

学生視点の金川研紹介(8)

M1に紹介文を書いてもらいました(金川)


研究指導

基本的な研究打ち合わせの流れを示します.

やり方としては,

・普段(だいたい週1)

  1. 事前に,どのモデルを使うかを検討して手計算を行い,結果をTexに打ち込んでおく(私は気泡に働くいろいろな力を導入して,それがどのように波の伝播に影響するかを研究しています).
  2. 先生と妥当性などについて議論する.
  3. 他のモデルも計算する,文献調査する,学会申し込みなど次回までの予定を考えて解散

話し合いや予定決めのときに先生が一方的に指示を出したりすることなく,疑問点を遠慮なく聞けたり,逆にこちらから先生に説明をたくさんしていきます.

・学会前(適当に予定決めをして,3日に1回ぐらい)

  1. 計算はストップして短期集中で論文やポスターを書き,大型モニターに映して先生と見ていくorプレゼン練習
  2. おかしい表現などがあったらその場で訂正する
  3. 何周かして解散
  4. 家でもメールなどで訂正を続ける

という流れです.メールでは,訂正箇所とその理由が,金川先生の講義資料のように超長文で送られてきます.

今年の4~6月には,週に1回のペースで,配属初年度生+先生で輪読を行いました.研究背景が書いてある論文を読み,先生がホワイトボードで説明していくという流れでした.

長期休暇

今年の夏は,インターン+学会+留学のため,全く研究室には行けませんでしたが,先生も忙しいことをわかってくださり,秋から研究再開という方針で進めてくれました.おかげさまで非常に充実した夏休みを送ることができました.

ゼミなどがないので非常に予定が立てやすいです.もちろん普段から遊んでばかりだと注意はされるかもしれませんが,幸い,そのような人は見ていません.

学会について

・多くの学会に行くので,第一種奨学金の半額免除はほぼ確定

・全額研究室から旅費が出る.複数参加しても全額

→ これは日本全国を見ても珍しいのではないでしょうか.旅費は事前に先生が立て替えてくれて,自分の口座に旅費支援のお金が入ったらその分を渡すので,一時的でも口座のお金が減ることはありません.非常にありがたいです.そして,飛行機やホテルなどは先生が纏めて予約してくれます.

海外の学会は基本的に1年で1回ですが,それ以上参加したい場合は,筑波大の旅費支援に受かったら行ってもいいという決まりでした.TOEICなどの点数が重要になるようなので,こつこつやっておくと良いです.今年は全員通ったので,そこまで難しくはないと思います.

・学会で議論をすることで研究が進む

・就活でアピールできる
→  研究実績をインターンの面接でかなりアピールでき,ウケも良かったです.たくさん発表練習や文書作成を積むので,配属前よりも人前でプレゼンすることが得意になりました.

・旅行気分
→  なぜか応用数学や音響系はヨーロッパかアメリカのかなり有名な観光地で開催されることが多く,非常に楽しみです.(プラハ,サンディエゴ,ブレーメン,ギリシャのロドス島,ハワイなどなど)

・忙しい
→  当然ながら,学会が無い場合よりも忙しくなります.発表が迫っている学会のプレゼンを作りながら,違う学会の申し込みの要旨を書く,といったことがありました.

あくまで個人の意見ですが,悪い点よりも良い点のほうが圧倒的に大きく感じます.

他研究室との比較

色々な友人と話して感じた,他研究室にはない金川研の特徴を書きます.

・自由

最大の特徴だと思います.どこでどのように研究しようとも,ちゃんと進めていれば何も言われません.他の研究室の多くは,平日は研究室に行かないといけない決まりがあるように感じます.私は講義がない日は家で,講義がある日や集中したい日は研究室で研究します.時間も,気分が乗っているときは昼ぐらいから日が変わるまでひたすら手計算と文書作成をする一方,やる気が出ない日は全く研究せずに友人と遊んだり,夕方に起き,酒を飲みながらゲームをして,朝に寝る日もあります.

このような生活でも,未だに先生に文句を言われたことはありませんし,論文レベルの結果を出すことができます(実際に研究開始から1年以内で査読付論文を投稿できました).私は,毎日着替えて規則正しく研究室に行くという生活が凄まじく面倒臭いと思う&他人がいると集中できない性格なので,この点だけでも金川研を選んでよかったと感じます.

・お金が豊富

どこからお金が出てくるのか疑問なぐらい出してくれます.ボールペン・ノートを含むオフィス用品は研究道具なので研究室からお金が出ます.今年のはじめにはTOEICの対策本も買っていただきました.旅費に関してはさっき述べたように,自費負担が大きいから学会に行けない・・・なんてことはないです.

・雑務がない

OB会の幹事やホームページの管理などを学生が担当する研究室がありますが,そういうものは一切ありません.何年後かしてOB会をやる流れになっても,まず学生が取り仕切ったりすることはないですし,当然ながら自由参加になるでしょう.

・行事がない

スポデーに参加したり,登山したり,旅行をする研究室もいくつかありますが,そのような行事は一切ないです.体育会系雰囲気を希望する人・研究室での生活や人間関係を主軸に置きたい人とはマッチしないと思います.ただ,先生は研究室旅行を企画してほしいらしく,学生間でも少しずつその話は出ています.(M1)

受賞

The 16th International Conference on Flow Dynamics (第16回流動ダイナミクスに関する国際会議@仙台、2019年11月6日から8日)にて、金川が、Best Presentation Award for Young Researcher を受賞いたしました。

同賞は、36歳未満の若手研究者の優秀講演を対象とするもので、審査対象者数110名のうち、12名の受賞者に選ばれました。[リンク]

論文採択

学生筆頭著者の査読付き論文2編が採択されました。


前田泰希; 金川哲也, “気液各相の初期非一様流速分布を有する気泡流中圧力波の弱非線形理論,” 混相流

圷 亮輔; 慶本天謹; 金川哲也; 内山祐介, “圧縮性気泡流中を水中音速超で高速伝播する2種類の高周波圧力波に対する弱非線形理論,” 混相流

学生視点の紹介(7)

B4に簡潔な紹介文を書いてもらいました(金川)


言いたいことはほとんど書かれてしまっているので、特に言いたかった良い点と悪い点を一つずつ紹介します。

良い点
作文技術を学べます。作文技術もプレゼン同様就職後も使えるものですが、プレゼン指導をアピールする研究室はたくさんありましたが、作文の指導をアピールする研究室は自分のまわった範囲では金川研だけでした。修士に進学すれば、論文を執筆することになると思うので、ほかの研究室に比べ実際に作文する機会も多く、作文技術を磨くにはかなり良い環境だと思います。

悪い点
計算が合っているのかどうかが分かりづらいです。検算が間違っているのか、どちらも間違っているのかわからず何度も同じ計算を繰り返す羽目になったことがあります。(B4)

学生視点の金川研紹介(6)

博士「後期進学」も検討中の学生に、以下、書いてもらいました(金川)。


今年度から金川研に来たM1学生です。時期柄、修士修了後の進路に関する比重が多くなっていますので、金川研に来た場合の進路の参考になればと思います。

なぜ金川研に来たのか?

実は、私は工シス出身ではありません。金川先生を知ったきっかけは学類時代に受講した「応用数学」という授業でした。金川先生の講義と資料はとてもわかりやすく、この先生の研究室であれば自分に合ったスタイルで研究ができると思い、専門を変えて金川研究室へ来ました。実際に半年間過ごしてみて、とても快適に研究活動をすることができています。

学会

金川研では、年1回以上の学会発表が義務付けられています。いつどこでどのような学会が開催されるのかは先生が知らせてくれるので、その中から参加したい学会を選びます。私は博士後期への進学を視野に入れていたので、M1の1年間に国内学会3回(福岡、日立、川越)と国際学会2回(仙台、サンディエゴ)の計5回に参加しました。交通費や宿泊費は全て先生に研究費から出して頂けるので、お金の心配をする必要はありません。ただ、学会は観光地で開催されることが多く、私の場合は観光したり美味しい特産品を食べたりするので、なんだかんだお金を使ってしまいます。

論文

金川研では、卒業までに査読付き論文を執筆することが求められます。かなりハードルが高いように思われるかもしれませんが、先生と二人三脚で仕上げていくので、最低限の文章力があれば論文は書けます。論文執筆は文章力を鍛える訓練の一つであり、かなり細かいところまで指摘されますが、この経験は就活中のエントリーシートや就職後の資料作成などできっと役立つと思います。

私の場合、新しいテーマであっても論文を早期に書きたいという意向を相談し、進学前から計画的に進めた結果、複数の査読付雑誌論文を投稿することができました。内1編は同期が筆頭著者の共著論文です。金川研では個人プレー(1人1テーマ)が原則ですが、テーマや相談次第では、研究室内学生のコラボレーションも可能な環境で、研究室外の方との共同研究の例もあります。

就職活動

金川研は機械系の研究室ですので、就職先として「自動車」「重工業」などのメーカーを志望するメンバーが多いです。これらの業界であれば学校推薦が使えますので、メーカー就職には強いと思われます。また、メーカー以外にも、航空機や鉄道などのインフラ系を志望しているメンバーもいますので、「金川研=メーカー」という訳でもありません。非線形波動の理論研究は機械だけに限らず、土木や医療への応用もあるので、特定の業界に縛られないという点は金川研の特徴と言えます。

理論系・基礎研究は就職が難しいと考える人がいるかもしれませんが、修士で就職するのであれば、不利になることは全くありません。理論的研究を通して、現象の背景にある物理を正しく理解していることをアピールすることで、就活を有利に進めることすらできると思います。実際に、先輩方は一流企業から内定をもらっていますし、同期たちは一流企業のインターンシップに受かっています。素晴らしい就活ノウハウが蓄積されつつありますので、新4年生のみなさんが就活する頃には、これらのノウハウを生かして就活を有利に進めることができるでしょう。

博士後期課程

私はこの半年間、博士後期課程(以後、博士)進学をある程度視野に入れて過ごして来ました。M1の自分が半年間調べた限りではありますが、金川研での博士課程について簡単に紹介します。この紹介文の読者の中に博士進学を考えている人は多くはないと思いますので、参考程度に読んでもらえればと思います。

金川研では、希望すれば、学会発表や論文投稿などをたくさんすることができます。博士課程では業績が非常に重要ですので、修士課程のうちから業績を積むことができるのは大きなアドバンテージになります。博士進学する人の多くは修士のうちに学術振興会特別研究員という制度(学振DC)に応募することになります。学振DCに採択されると、博士課程の3年間に月々約20万円(手取り約16万円)をもらうことができる上、この採択自体が研究業績となります。しかしながら、学振DCの採択率は20%程度であり、全員がもらえるわけではありません。採否を決めるのは博士課程での研究計画や意気込みなのですが、それが実現可能かを判断する基準が「修士課程での業績」です。金川研では修士課程のうちからたくさんの経験・業績を積むことができるので、学振DCの選考を有利に進めることができます。

また、博士修了後の就職先について、世間ではポスドク問題などと騒がれていますが、工学系に関しては無職になることはほとんどないです。ただし、博士の民間企業就職のしやすさは、実験系>数値計算系>理論系とは聞きます。金川研で博士を取る場合、理論だけをやると将来を狭めてしまうため、将来的には数値計算(あるいは実験も?)などを多角的にやることになります。以上のことも踏まえ、実際に私は、現在、理論よりも数値計算をメインに取り組んでいます。

現実問題として、修士で就職する方が安定した生活を送れますし、修士卒でも企業の研究職に就くことはできます。しかし、中には「どうも企業にピンと来ない」「お給料をもらえなくても大学の研究をしたい」「どうしても大学の先生になりたい」と考える奇特な人がいるかもしれません。そういう人は、ぜひ博士進学を視野に入れて、金川研に限らず色々な研究室を見てみると良いです。金川先生はもちろん、どの先生も親身になって相談に乗ってくれると思います。 (M1)

学生からの金川研紹介’19(5)

・選んだ経緯

金川研を選んだ理由としては主に3つあります。
1. 実験が苦手なので、理論かつ流体の分野を研究したい。
2. 十分な自分の時間を欲しい。
3. 金川先生の授業が分かりやすかった。
この3点です。研究室は消去法的に選びました。現状、過ごしやすい環境と先生から丁寧なご指導をいただき、満足しています。

・研究内容

金川研では、大まかに言えば、連続体における非線形波動を研究しています。連続体なので、別に流体でなく、固体でも良いです。B4の僕は流体を扱っていますが、もう1人のB4の方は固体を扱っています。なので、流体に特別な思い入れがない人なら、固体を選んでみても良いかもしれません。詳しくは先生に聞いてみて下さい。
B4のうちは手計算がメインとなりますが、修士でパソコンを使った数値計算も扱います。

・研究生活

B4の始めは英語の論文を輪読するなど、基礎勉強をします。それがある程度終わると各自、先生との相談の上で研究テーマを決めます。その後、個別に週1の打ち合わせが始まりますが、これ以外には、この研究室にコアタイムはありません。また、雑用も皆無です。安心してサークル、バイト、趣味に打ち込めます。さらに、基本的に個人プレーで、紙とペンがあれば、いつでもどこでも研究できるので、無理して研究室に来なくて良いです。自分は1人の方が集中できるので、先生との打ち合わせの日以外は大学に来ていませんし、そういう先輩も多いですが、逆に常に研究室で研究されている先輩もいます。

研究室に来ないと周りからの印象が悪くなるのでは?と思う人もいると思いますが、それでも、その人の研究スタイルとして受け入れてもらえるのが、この研究室の強みと言えるでしょう。

・行事

今のところ、打ち上げの飲み会ほどです。一応、昼食会もありますが、最近は自然消滅しています。逆に学生主体で、新しい行事を執り行うムーブメントが高まりつつあるように見受けられます。どれも参加自由で、参加しないと浮くようなことはありません。現に自分は飲み会には毎回参加しているものの、それ以外の行事には参加したことがありません。 (B4)

学生からの金川研紹介’19(4)

大学院修了前のM2学生に、3年間過ごしての感想を書いてもらいました(金川)。


2年前にも書きましたが,M2になり就職活動も経験したことで,3年間金川研究室で過ごした立場からも紹介文を書かせていただきます.

1. 就職活動について

―良いところ―

金川先生の方から「就活に集中して構わない」と言っていただけたので,説明会やOBOG訪問が始まる1月の半ばから内々定が出た6月上旬までは,完全に就活に専念させていただきました.就活中は心配や悩みが尽きず誰しもが精神的に不安定になると思うので,就活に専念できるという点は金川研の大きな魅力です.また,僕はM1で多数の学会発表(海外1件,国内3件)をこなし,筆頭著者で査読付雑誌論文も書きましたが,こういった研究活動を通じて養われた「人前で話す力」や「文章を書く力」は,就活での面接やエントリーシート執筆に大変役立ちました.

― 悪いところ ―

理論系の研究室であるため,専門外の理系の面接官や文系出身者が多い人事部の方に,面接で研究内容を説明することに苦労しました.実験系であれば具体的な説明がしやすいのかもしれませんが,理論系は研究手法が複雑だったり具体的なイメージを持ってもらいづらいという難しさがあります.また,エントリーシートの文字制約の中で研究の内容や手法,苦労や学んだことなどをまとめるのは,実験系と比べ苦労するかもしれません.
理論系は実験系の研究室と比べて就活で不利なイメージがあるかもしれませんが,そんなことは全くありません.僕は7社エントリーしましたが,エントリーシートの通過率100%,内々定3社・不合格1社(他は途中で選考辞退)という結果で終え,不利だなと感じることはほとんどありませんでした.先ほど就活の苦労を挙げましたが,そこら辺のノウハウはデータで研究室に残していくので,後輩たちは僕ほど困らないのではないかと思います(1期生なので完全に手探りで進めました).当然ですが,就活が終われば研究を再開します.僕は就活中全く進捗を出せなかったことに焦りを感じているので,M2での学会発表は国際学会での1回のみ(7月・サンフランシスコ)でそれ以降は数値解析に集中しています(金川先生にも僕の意向を理解していただき,そのように対応していただきました).

2. 約3年間過ごしてみてのおすすめ度

自分のペースで研究を進めたい・研究以外の私生活も楽しみたい・厳密に物事を考えることが嫌いじゃない,こんなタイプの人にはおすすめです.僕は気になることがあると深く考え込んでしまうタイプの人間なので,自分のペースでじっくり研究に取り組める(学会関係の締切はあるが,研究室内の締切やゼミがない)金川研の環境はすごくありがたかったです.また,僕は短期集中型なので,研究室にいる間はキッチリ集中してその日出すべき進捗を出す+後はサークルなりバイトなり家でごろごろするなり自由に過ごす+平日は基本的に毎日研究室へ行く,というスタンスで3年間やってきましたが,研究成果を出しながら人生の夏休み延長戦を存分に楽しめたと感じています.進捗さえ生めば自由な生活スタイルが許されているので,週4日みっちりやって3日は遊びまくる,夜のほうが集中できるから夜中に研究する,などなど自由な研究スタイルが許されている点が最大の魅力だと思います.
逆におすすめできない人は,みんなでワイワイしながら研究したい・卒業論文提出直前はみんなで徹夜して頑張りたい・先輩と一緒に研究を進めたい,といったタイプの人です.もちろんこれらも研究の進め方・研究室生活の楽しみ方の一つと思いますが,徹底的に効率重視の金川研とはあまりマッチしないでしょう.

3. 学生間の仲や距離感

自由な生活が認められているので学生間の交流は少ないのではないかと思うかもしれませんが,そんなことはありません.むしろ設立3年目を迎えた今年,学生数が一気に増えたこともあり,急激に仲が深まったのではと感じています.同期で授業の情報や就活の情報交換をするのはもちろんですが,先輩後輩間でも学会や就活に関する情報交換が今年になってすごく活発になりました.研究室に行けば毎回会う人や週2回くらいしか会わない人など様々ですが,会うたびに新しい情報が入ってくるので面白いなぁと感じています.
学生同士が会う頻度は,コアタイムがある研究室と比べれば少ないので,体育会系のノリでみんなで頑張ってる感が欲しい・同期とはいつでも一緒にいられるような仲になりたい,といった雰囲気を求めている学生は,寂しい思いをするだけなので,金川研よりもよい研究室があるでしょう. (M2)

学生視点の金川研紹介’19(3)

M1学生に紹介を書いてもらいました(金川)。[20191117更新]


研究内容・配属理由・学会・イベントなどは、本年度に新たに加入したメンバーが書いているので、私は本研究室で2年間を過ごしてみて感じたことを紹介します。

注)私の紹介記事は、他のメンバーの紹介記事の補足になるので、他の記事を先に読むことを勧めます。

1.学生間の距離
昨年は、先輩方2名と同期と私の合計4人であったため、学生居室に行っても、誰もいないことが多く、研究以外では人と関わることが少ない研究室でした。しかし、今年は、メンバーが10人に増えたため、居室で人と会うことも多くなり、一緒にお昼ご飯を食べに学食に行ったり、お互いの趣味などについて紹介し合ったりと、研究以外で関わることも少しは増えたかと思います。それでも、まだまだ横のつながりは少ない研究室かもしれません。

2.私の思う金川研究室の魅力
金川研究室の魅力は、ワークライフバランスが実現できる点にあると思います。基本的には、個人での研究になるため、誰かにせかされることなく、自分のペースで研究ができます。そのため、効率よく研究を進めることができる人ならば、自分の時間も十分に取ることができると思います。研究以外の時間を、趣味に没頭するも良し、専攻以外の勉学に使うもよし、英語学習をするも良し、アルバイトをするも良し、就活をするも良しです。いろんな分野で、自分を高められる研究室だと思います。もちろん、すべての時間を研究に捧げても良しです笑。

3.金川研究室をおすすめする学生
前項で、自分の時間が十分に取ることができると説明しましたが、これは計画的に研究を行うことが前提での話です。そのため、金川研究室に向いている学生は、自分一人でも、やるべきことはしっかりやることのできる学生であると思います。誰かに見られていないと怠けてしまう学生には、残念ながら、この研究室は向かないと思います。つまり、オンとオフの切り替えがしっかりできる学生が、この研究室に向いているということです。

4.学会関連

私が2年間で参加した学会は、国内5件(京都・津田沼・札幌・博多・日立)、海外1件(サンフランシスコ)の計6件です。基本的には、先生から行く学会を提案していただくという形で、参加学会を決めてきました。初回の学会参加では、スライドの作成や話し方など、先生から膨大なアドバイスを頂き、準備に1か月程度の時間を使いましたが、数をこなしていけば、スライドもかなり練られたものになるため、今では発表準備に割く時間は非常に少なくなりました。個人的には、学会発表の魅力は、公の場で発表の経験を積めることだと思っています。学内の緩い雰囲気ではなく、外部のピリッとした雰囲気の中での発表の経験は、確実に社会に出たのちに役立つ経験であると思っています。また、学会は観光地で開かれることも多いため、発表日以外は、観光をしたり、ご当地料理を食べたりと、旅行としての楽しみもあるのも魅力の一つです。

5. 論文

私は2年間の間に、国際学会に参加する際の査読付き英文プロシーディングと、専門学術雑誌への和文査読付き論文の、2編の論文を投稿しました。他のメンバーも少なくとも2件論文を書いているため、大学院まで進んだ場合、国際学会の英文プロシーディングと、査読付専門誌への論文投稿は、ほぼ必須になると思うので、覚悟しておいてください。ですが、論文作成も学会発表と同じで、1回目は作成に非常に時間がかかりますが、その後は、コツをつかめて、比較的に簡単に書き上げることができるかなと思います。

6.最後に
大学院まで進学した場合、研究室は、大学で過ごす時間の半分に当たる3年間を過ごす場所です。研究分野や先輩や友達から聞いたイメージにとらわれることなく、なるべく多くの研究室を訪問し、自分の目で自分に合っている研究室を見つけることを、強く勧めます 。(M1)

論文採択

前田(M1)の筆頭著者雑誌論文が採択されました。

前田泰希, 金川哲也, “気液各相の初期非一様流速分布を有する気泡流中圧力波の弱非線形理論,” 混相流, 掲載決定

流れと音と泡の関係に純粋な興味を抱き、可能な限りの普遍性を追求する拘りを捨てず、新理論を創ってくれました。

学生視点の金川研紹介’19(2/6)

卒業研究学生に紹介を書いてもらいました(金川)。


研究内容や指導方針については、先輩方が既に書かれていますので(2018年度のリンク1, 2018年度のリンク2)、私は「研究室配属体験記」と題して

1. なぜ金川研の配属を希望したか
2. 実際それが満たされたか

の2点について、ご説明することにします。見てくださった方の研究室配属の参考になれば幸いです。

(研究室の学生の雰囲気などは、飲み会の日誌を見ればだいたい分かると思います。とは言っても学生が集まるのは飲み会の時くらいですが…)


1.なぜ金川研を希望したか?
金川研の配属を希望した理由は、大まかに次の2つです。

(i) 「効率よく研究を進めたかったから」
(ii) 「分かりやすいスライド発表の仕方や文章の書き方を身につけたかったから」

(研究テーマについてはあまり気にしていませんでした。)

(i) 私は早期卒業対象生で、今年度ある程度忙しくなる見込みがあっため、理論研究ならば、自分のペースで研究を進めることができるため、合間時間などを見つけて効率良く進めることができるだろうという思惑がありました。

(実験や数値計算だと実験装置準備やコードのコンパイルエラーなど、まとまった時間が必要であったり場合によっては大きく手間取ってしまったりするイメージがありました。)

加えて、過去の金川研の日誌に「雑務やゼミがない」と書かれており、予定がバッティングしないで済みそうというのも後押しになりました。

(ii) 将来携わりたい具体的な分野がなかったということもあり、個人的に研究テーマで研究室を選ぶ必要性をあまり感じなかったため、”何を研究するか”よりも、”研究を通してどんな技術を会得できるか”を重要視したいという考えがありました。

そんな時に、以前、金川先生が「(研究室学生の)文章を書く能力やスライド発表の技術を鍛え抜いていて自信もある」というような発言をしていたのを思い出しました。

分かりやすい文章の書き方や伝わりやすいプレゼンの仕方などは、将来必ず役に立つ技術であるため、本当なら是非身に付けたいと思いました。

そこで、金川研学生の卒研発表の様子などを見学し、「確かに分かりやすい」と感じたため、金川研に入ることを決めました。

(この時に発表していた先輩方は、8月に見学した機械学会で、全員が、優秀講演賞を受賞していました。)


2. 実際それが満たされたか
早期卒業で忙しいということで、金川先生にご理解を示していただき、私の授業の予定に合わせて研究の負荷を調節していただきかなり効率良く進めることができています。

基本的にゼミなどはなく、個別面談の打ち合わせを週1でやるのみで融通がきくため(時間の変更や進捗がない場合などは中止も可能)、予定がバッティングしたのは結局1度もありませんでした。

定期的に飲み会が開催されますが、自由参加なので自分の予定に合わせて参加できました。(参加メンバーは変わりますが、毎回6~7割くらいの参加率で、飲み会の場で一度も会っていない先輩がいるくらいにゆるいです。)

ちなみに今年度は夏休みの終わり頃にゼミが1回のみ開催されました。(昨年度以前は0らしいです)

研究室内の学生の研究内容を知るための報告会で、実際に、先日京都大学で行われた発表会の質疑応答の際に、先輩の研究内容を把握していたことが役立ちました。

このように明確な目的がある場合、今後もゼミなどが不定期で開催されることがあるかもしれませんが、目的のない定期的な集まり等は今後もないかと思います

スライド発表と文章の書き方については、研究室配属前と比べたら、多少は上手になった自信があります。

というのも、研究室配属される前ですが
「ぶっちゃけ自分そんな文章書くの下手じゃないだろ」みたいな意識が正直ありました。
(これを読んでいる人の中にもそんな意識がある人がいるのではないでしょうか。)

そのような意識はこの7ヶ月で壊されました

まず、卒業研究Aで「自身の研究内容を1000字程度で説明する」という課題が課されましたが、私が書いた文章を金川先生に添削していただいたところ、140箇所の訂正と元の文章の原型もなくなった修正案が返ってきました。

また、先述の京都大学でのスライド発表では、割と自信満々(ではないが7割くらい自信があった)スライドのたたき台を出したのですが、先生の指摘に基づいて修正していき、スライドの最終決定稿では原型がなくなりました。(最初のたたき台と最終稿とを見比べると分かりやすさが段違いです。)

ということで、私は研究室配属前、”如何に文章が書けないか”と”如何にプレゼンができないか”を自覚すらできていないステージにいたということに気づかされました(当時結構凹みました)。その時に比べたら、多少上達したのではないかと思います。

やはり、文章を書く力やプレゼンの能力を身に着けるには、「コツがあって〜」というよりかは、自分で作ってみたものを、『第三者に理由付きで』否定してもらい、それを元に作り直して〜という作業を地道に繰り返すしかないと深く感じました。

「なぜその文を入れたのか?」

「今回主張を述べるために本当に必要な文か?」

「文と文のつながりに飛躍はないか?」

など丁寧に指摘してもらい、文章がより良くなるように自身で考える、これを繰り返すことで文章を書く力が身につくのだと思います。

このような地道な作業に付き合っていただける指導教官がついてくれるチャンスは、研究室配属以外では、もしかしたら無かったかもしれない(職場の上司もそこまでの面倒は見てくれないはず)ということを考えると、金川研を選んでよかったと考えています。

まとめると

「効率よく研究を進めたかったから」

「分かりやすいスライド発表の仕方や文章の書き方を身につけたかったから」

の両方について、満足しています。

以上(某卒研生)

学生からの金川研紹介’19(1/6)

3年生向けに、本年度の新メンバーに、 学生視点での研究室紹介を書いてもらいました。随時更新します(金川)。


大まかなことは過去2年分を見てもらえればだいたい分かると思うので,補足説明をします.

・研究内容

ほとんどの人にとって,気泡を含む液体中の圧力波がどのように伝わっていくのかを表す波動方程式を導出することが研究テーマです.流体力学などで学んだ連続の式,運動量保存式などを含む複数本の基礎方程式をいろいろな手法を用いて1本の波動方程式に帰着させるのですが,私はこの基礎式の仮定を取り払い,より実現象に近づけていくということをしています.今は理論解析が一段落し,数値解析に手を出し始めました.

数値解析で波の伝播の様相を描くほうをメインにしたり,液体中ではなく固体の振動を考えている人もいますが,全員がなにかしらの波動方程式を扱い,膨大な計算をすることになります.また,修士まで行くと数値解析もかなりの確率で扱うことになるかと思います.

以下,理論系(+数値解析系)研究のいい点と悪い点を少し書きます.

・いい点

場所も時間も完全に自身のペースでできる.私は遊ぶ日と研究の日をはっきり分けています.実験系は道具の発注や組み立て,大規模シミュレーション系はコンパイルエラーに悩まされることがあるがそういうものがない.

・悪い点

計算を間違えるとやり直し.計算が合っているのかどうかもいまいち確かめづらい.研究は基本的に一人なので孤独を感じるときがある.

・学会・論文

1人あたりの成果(論文,学会,表彰等)は構エネトップクラスではないかと思います.学会は年に1回はほぼ強制かと思いますが,それ以上は断ることも,自分から先生に話してどんどん行くこともできると思います.第一種奨学金の返済免除を狙っている人や,就活で研究をアピールしたい人,ドクター志望で学振を取りたい人(あとは旅行好きな人)などにとっては非常に恵まれているかと思います.

・イベント

今年の秋まで,飲み会以外の研究室イベントは一切ありませんでしたが,最近は何人かで昼食に行き,少し雑談することは増えてきました.また,この前の飲み会で,先生に研究室旅行を企画してくれと頼まれたこともあり,少しずつではありますがその話も出るようになりました.もしかしたら冬にスキー・スノボ旅行をすることになるかもしれません(もちろん自由参加).

・進路

私達のほとんどは機械工学の中の流体工学を研究テーマにしていることもあり,重工や自動車系メーカー希望の人が多いのかなと思います.あと,「理論系は就職できない,実験系は有利」みたいな話はよくありますが,そんなことはないです.実験・数値解析・理論に関わらず落ちる人は落ち,受かる人は受かります.しかし,研究対象はある程度重要なので,電気系メーカー希望だったり,いま流行りのAIエンジニアになりたいとなると,他の研究室や専攻のほうがいいとは思います.これは金川研に限ったことではなく,他の機械系研究室全てに言える話です.

金川研の良い点として,かなり就活に寛容というものがあります.基本的に手計算は時間がかかるので短期集中で一気に終わらせることが多いのですが,M1の年明けぐらいからM2の就活が一段落するまで,これらの作業はストップして就活に専念できます.ゼミなどの束縛が一切ないので,インターンにも行きやすかったです.あくまでこれは修士までの話で,博士の就活については全くわからないので先生に聞いてください.

・建物が汚い

金川研居室は三学に小部屋が2つあり,片方に6名,もう片方に4名がいます.このうち片方の建物は筑波大の中で最も汚い&ボロいと言っても過言ではありません.もう片方は,トイレなどは綺麗ですが,床や壁はどうしても古いなぁとは思ってしまいます.そもそも,筑波大の工学系研究室は他大学と比較したら古いです.学生の部屋は変わる可能性もあるらしいので,詳しいことは先生に聞いてください.

・まとめ

金川先生が苦手でなければ,非常にホワイトでおすすめできる研究室だと思います.

(ここでいうホワイトは「研究せず楽に卒業できる」という意味ではなく,本来学生がすべきでない雑務や,理不尽なこと,無駄なことがないという意味です.雑務としては,年に2回程度,研究室説明会の質疑やオープンキャンパスなどで手伝うことがあるぐらいです.忙しければ辞退可)

毎年GPAが高い人が入っているので,勉強好きな人が1日中バリバリ研究する場所なのかな?というイメージがあるかもしれませんが,皆さんを見る限りではそうではなく,研究成果をあげつつ私生活もしっかり楽しんでいるように思えます.

以上を読んで,少しでも金川研が気になったら研究室説明会に行き,実際に先生や学生と話すことをおすすめします.個人的には日本酒とビールが好きな人を歓迎しています.(某学生)

学生受賞

圷亮輔(M2)が、 第65回理論応用力学講演会・応用力学シンポジウム(北海道大学、2019年6月28日から30日)における講演「気泡流中における超高速圧力波の弱非線形伝播の理論予測」に対して、講演賞を受賞しました。

本表彰は、優れた講演を行った36歳未満の講演者を対象に選出されたものであり、 表彰対象講演数102件のうち、計13件の受賞者に選ばれました。


この度は、優秀講演賞を受賞でき、大変光栄に思います。修了予定まで残りわずかですが、改めて気を引き締め、受賞に恥じぬよう研究に励んでいきます(圷 亮輔)。

助成金採択

公益財団法人 スズキ財団の令和元年度研究者海外研修助成に採択されました。

FD懇談会

大学院システム情報工学研究科FD懇談会(11月11日10時@3B213)にて、金川が、以下の講師を仰せつかりました:

「manabaの授業実践例とその効果」

助成金採択

公益財団法人カシオ科学振興財団第37回研究助成に採択されました。

金川研日誌(9月25日・30日)

(1) 9/25と9/30に,金川研究室メンバーが一堂に会するゼミが行われました.みなさんの発表はとても上手で,自分の発表スキルやわかりやすいスライドを作る上で大変勉強になりました.特に,初めて聞いたM2の先輩の英語での発表は素晴らしく,英語発表特有の間の取り方や話の繋げ方など,今後国際会議で発表する上でのテクニックをたくさん盗ませていただきました.
30日の昼休憩では,研究室学生だけで昼食を取りに行っていたようです.私は所用で30日の午前中を欠席したため参加できず,少し羨ましく思っています.この昼食会がきっかけかどうかはわかりませんが,秋学期に入って以降,授業の合間などにM1同期で学食に行く機会が格段に増えました(春学期には一度もありませんでした).院生は孤独になりがち(自分だけかもしれませんが…)なので,このような繋がりは大切にしてゆきたいと思っています.
30日のゼミ終了後には,金川研全体で飲み会を行いました.この会でネタにあがってしまったのが,私が初めての口頭発表でやらかした言い間違いでした.当時はとても緊張していたため全く記憶にないのですが,発表の厳かな雰囲気の中での素っ頓狂な言い間違いが相当ツボにはまってしまったらしく,みなさん笑いをこらえるのに必死だったそうです.私が卒業するまで,金川研飲み会のネタになる気がします.また,会の終盤では,金川先生から研究室旅行に行きたいという提案がありました.研究室メンバーは公私共に個人プレーが多く(個人の感想です),全員で旅行に行くというのは難しいと思う反面,居室が別れているために後輩との繋がりが薄いので,日帰りで親睦を深められる行事があれば良いと思います.
飲み会のお会計は,大部分を金川先生に払っていただきました.いつもありがとうございます.(文責:M1)[2019年10月12日更新]


(2) 9月25日と30日にゼミがあった.全体でのゼミという概念がない金川研にとって(個別ゼミは頻繁にある),学生一同が相見える光景には壮観,あるいは,非日常という言葉がぴったり当てはまる.ゼミでは各学生の研究の進捗報告が発表形式で行われた.B4にとっては,2週間後の学会発表に向けての練習となったようだ.発表風景はちょうど一年前の自分を客観しているようで懐かしい気持ちになった.本番で力を発揮できるように準備を頑張ってほしいと感じた.ゼミ全体をとおして,他の研究テーマの情報収集ができたため,今後の学会での質疑の際によりスムーズ,かつ,建設的な議論ができることが期待される.

30日のゼミの昼休憩には,M2の先輩とM1の同期の協力で学外に食事に行った.研究室の学生だけで何かするという研究室っぽいことをやったのはおそらく金川研史上初である.最初は**亭という美味しいと評判の店に行く予定だったが,運が悪いことに“臨時”休業だった.この機を逃してしまったので,もしかすると**亭には一度も行かずに大学院を修了するかもしれない.**亭を断念した後,車を研究学園まで飛ばしてもらって寿司を食べた.自分は満腹ぐらいまで食べてようやく8皿だったが,M2の先輩は「今日は抑えめに行く」と言いつつ12皿平らげていたので率直にすごい.

30日のゼミ終了後,研究室全体で夜ごはんを食べた.どんな内容だったかは他の日誌担当者に譲る.ちなみにお会計は金川先生に大部分を出していただきました.ごちそうさまでした.(文責:(株)文責分析社) [2019年10月4日]

学会参加記(8/4-7@福岡)

8/5-7に福岡にて行われた混相流シンポジウムに参加した.実験系や数値解析系の発表がほとんどで,理論系はおそらく金川研しかいなかったように思う.そのため少しアウェー感があり,最初は緊張していたが,興味を持って聞いてくれる人が多く,楽しく会話ができた.また,普段の研究ではほとんど交流がない実験や数値解析をしている方の視点から意見をもらうことができる貴重な時間であった.同期の一人がポスターセッションで受賞しており,自分も追いつけるよう頑張ろうと思う.

ホテルは高めのビジネスホテルといった感じで,朝食で博多名物のごまさばや明太子入り卵焼きを食べることができた.ポスター発表後は,高級な水炊きの店に打ち上げに行ったが,先生を含め全員が遅刻してきた(現地集合・現地解散のため,解散時,私達4名はタクシーに乗り,先生は1人で地下鉄で帰り,同期2名は約5kmの距離を謎に歩いて帰るなど,バラバラだった).水炊きは非常に美味しく,酒を飲みながらいろいろな話で盛り上がった.

学会は初日にポスターセッション,2-3日目に口頭発表だった.私はポスターセッションのみの参加であったので,近くのショッピングモールにあるカービィカフェに行った.店内は至るところに星のカービィのキャラクターがおり,カービィ好きの自分としては大満足だった.

今回も飛行機手配,ホテル予約,打ち上げ予約は先生にまとめてやっていただいた.色々やってもらって申し訳なくなるが,この点も金川研のいい点だと思う.[文責:M1]


教育・指導方針

  1. 要領重視の指導を行うと同時に、最大限の成果を挙げています。決して、研究をスムーズに進める意味での「要領」ではなく、学生の自由や研究スタイルの個性を尊重する意味での「要領」です。 研究は、うまく行かない場面の方が多く、要領の悪い作業は必ず含むものです。
  2. 週一での金川との面談(進捗がなければ15分程度、話が膨らめば2時間程度)のみ必須ですが、LINEやウエブ面談も可能です(現時点でこれを選ぶ学生はほぼいません)。頻繁な指導、あるいは、2週に一度などの指導も可能です。
  3. 拘束時間の長いゼミや、暗黙のコアタイムはありません。無駄を省くことを重視しています。学生の価値観や人物はそれぞれですので、精神論を言うことは(まず) ありませんが、ネガティブにいえば、人間面の教育を怠っているともいえます。金川が個人的に自身の人間性に問題を感じている点もあります。
  4. 宅通の学生はほぼ研究室にいません。休日も毎日いる学生もいますが、どちらかと言えば少数派です。研究室の所在で評価はしません。これは、理論系なので可能なことかもしれません。
  5. 世間一般の「研究室」に比べると、結束は弱い?といえる面がありそうです(主観)。理論系は個人プレーの要素が強いことも関係しているでしょう。しかし、研究室は、封建的な上下関係や、お友達作りを、主目的とする場ではないと考えます。
  6. 金川との(学問上の)相性が良いことは必須でしょう(指導教員と相性が悪い時、被害を被るのは、学生です)。 この点は、授業との相性で判断してください。容易に想像つくでしょうが、緻密性、論理性、厳密性への追求に価値を感じない人は、辛いだけでしょうし、ラクになんとなくの研究で卒業したい人とのマッチングも取れないでしょう。
  7. 飲み会が1~2か月に1度ですが、学会出張が多く出先での宴会も多いです。簡潔に一次会で終えますが、二次会を(学生で)開催しても構いませんし、金川抜きの飲み会も歓迎です。参加率は高いですが、毎回いない人も、いる人もいます。
  8. 研究室内の人間関係を重視する人、そこまででもない人、いろいろなタイプがいますが、無関心な人はいないと見受けられます。全員真面目で成績優秀な点は共通していますが、性格面では比較的温厚で物静かな人物が多く、趣味や私生活は多様に見受けられます。自分からどんどん話しかけるよりも、比較的小人数(3名前後?)での会話を好む学生が多いように認識しています。 これは現時点での状況に過ぎません。学生とその人物は、どんどん入れ替わりますし、人間関係面での問題さえ生じなければ、どうあっても良いと考えています(学生から金川への相談があり、僅かに問題が生じると考えたので、教員側がアクションをとった例もありますが、原則、学生同士に任せています)。ハイテンションな人、オタクな人、誰でも大歓迎です(上記、相性とは、学問上のものであり、人間面相性は全く問いません。そもそも、金川のような異端児と、人間的相性やマッチングがとれる人物はいないでしょう)。
  9. 創設3年目でありながら、研究実績は極めて顕著です。現時点で、全学生が、修士修了までに査読付雑誌論文を公表予定です(うち数名は、M1時点で筆頭著者として掲載されており、これは、システム情報工学研究科でもトップクラスと自負します)。学類4年生での学長表彰受賞、各種学会から多数の優秀講演表彰などを授与されるなどの受賞実績から、学内外での客観的評価も極めて高いと自負します。全学生が優秀のため、切磋琢磨する雰囲気があります。実力がつくというメリットのみならず、奨学金の返済免除などの可能性も極めて高いです。
  10. 稀に勘違いされますが、決してラクな研究室ではありません(主観)。生活スタイルが「ラフ」でよく、進め方も自由なだけで、研究活動は強要しますし、特に、数学的厳密性と物理への理解を重視します。論文執筆やプレゼンテーションの指導を重視しますが、公開処刑ではなく、あくまでも1対1で厳しく指導します(文章力とプレゼン力は一生使えます)。なお、「厳しい」ですが、「叱る・怒る」ことはありません。 人物と厳しさは、ほぼ、金川の講義と同様と思ってください。
  11. 「実験」や「応用研究」をすると、就活で有利と勘違いする学生が多いようです。基礎理論研究のメリットは、汎用性の高さにあると考えます。たとえば、ガソリンエンジンの燃費向上といった「特定の応用先にしか使えない」研究をした学生が、自動車メーカーのディーゼルエンジンの部署に配属されたとき、どう対応するでしょうか(学生時代の研究が企業の部署と合致することは99%ありえません)。基礎研究は、広範の応用や産業のほぼ全てに、直接的ではなくても、貢献できる魅力があります。簡単に言えば、つぶしがききます。また、頭を使う研究ですから、3年間で、相当の論理的思考力がつきますし、人生で欠かせない作文力やプレゼン力の向上は、大学院在学中の必須事項です。レールを敷くのではなく、学生の自主性を重視していますので、計画的に要領よく仕事を進める力も身につくはずです。
  12. 研究者業界に限った話ですが、「理論から実験」や「基礎から応用」への転向例はありますが、逆は見聞きしません。つまり、理論や基礎を選び、その先の進路で、実験や応用へ転向することはできても、その逆は、実質的に不可能なのだと推測します。さて、「基礎から応用」は自然といえますが、「理論から実験」とは、どのような場合でしょうか。理論をやっていれば、「どのような実験結果がほしいか?」がわかる点が重要です【金川研では、実験は行いませんが、文献や共同研究などで得られた「実験事実」は極めて重視します。理工系において実験事実は重要です】。つまり、バクチ的に無駄な回数の実験をする必要がなくなります。この考えは、理工系の企業、とくに、モノづくりの現場で活躍する上でも、本質的には同じものと信じます。関心対象が大型機械・機器にあるならば、なおのこと、コスト削減が重要であり、この観点は大学・企業を問いません。
  13. 「流体力学と熱力学への興味」は、あまり重視しません。『理論的(非実験的)手法』への関心・興味・適性のほうを重視します。ここでも、「日々どのような作業をするのか?」という現実を重視し、「流体現象の〇〇を明らかにしたい」は、その少し先にあります。たとえば、機械力学や材料力学にも着手しており、金川の中で、力学であればなんでもよい、 と考え方が最近変わりつつあります。たた、この点で、教員と学生の価値観が一致する必要はありません。単純に流体力学に興味がある人はもちろん歓迎です。
  14. まとめると、自分のスタイルで研究を進めたくて、(それなりに高い)意欲のあり、理論的手法(数値計算は、相当確率で含むが、興味がなければ理論のみで完結可能)での研究に何らかの関心がある学生を歓迎します。ただし、研究の性質上、物理と数学に対する最低限の基礎学力や向上心がない場合には、卒業・修了が厳しくなる可能性を秘めます。

学会見学記(2019年8月22日)

8月22日、茨大の日立キャンパスで行われた日本機械学会の茨城講演会の見学に日帰りで参加した。
9つの部屋があり、各部屋ごとに決められたテーマに沿った研究の発表が行われていた。今回は、4人の先輩方が参加しており、見学させていただいた。未だスライド作成や発表をしたこともないが、そんな自分から見ても、先輩方の発表は聞きやすく、色々な工夫がされているのだろうと感じた。(身内贔屓なしに、一線を画して聞きやすく、優秀講演賞を受賞した先輩もいた。)質疑応答についても、質問に対して分かりやすくスムーズに回答しており、たくさん練習をしたのだろうと感じた。
(今回は見学者側であったが、)発表者側になったときに、先輩方のように聞きやすい発表ができるよう、努力したいと強く感じた(文責:3年生)。

学生受賞

亀井陸史、藤本あや、前田泰希(いずれも金川研M1)が、日本機械学会2019年茨城講演会(於:茨城大学日立キャンパス)にて、優秀講演賞を受賞しました(2019年8月22日)。 本賞は、当該講演会において優秀な発表を行った日本機械学会あるいは共催学会に所属する30歳未満の発表者に与えられたものです。8/23更新


8月22日に茨城大学日立キャンパスで行われた、日本機械学会茨城講演会にて、口頭発表を行った。

茨城講演会は、私たち金川研の専門とする流体や波動以外にも、材料や制御など機械工学に関わるいろいろな発表が行われることもあり、気泡や非線形波動を専門としない方々が多く聴講されることが予想されたため、私は専門外の方にもわかりやすい発表を心掛けた。

実際、私の発表の前の二人は自動車制御とロボット制御に関する発表であり、やや場違い感を感じたものの、まずは、現象や対象を理解してもらうことに重きを置き内容を構成したので、専門外の方も少なからず理解できる発表ができたと思う。

その甲斐あってか、私は優秀講演賞を受賞することができ、発表に一定の評価を得られたことを嬉しく思う。

今後も、今回の受賞を励みに研究に邁進し、さらなる成果を発表できるよう頑張りたい(文責: M1)。

国際学会(サンフランシスコ)参加記

サンフランシスコにて行われた日米韓合同機械系流体工学会議(ASME-JSME-KSME Joint Fluids Engineering Conference、2019年7月28日から8月2日)にて,金川研から,M2が2名,M1が2名口頭発表を行った.また,金川先生が1セッション座長を務められた.

成田とサンフランシスコの往復は台湾経由のフライトだった.筆者は国際線には相当数乗っているが,EVA航空は機内食はかなり美味しい部類であった.しかし,視聴できる映画の種類が少なかったのは残念だった.

サンフランシスコには日曜日夕方に到着し,市内までは地下鉄で移動,ホテルは最寄駅から徒歩10分以内とアクセスは非常に良かった.今回は学年ごとの2人部屋となったが,ヒルトンを安く予約できたとのことで,部屋のクオリティは非常に高かった.ホテル内にはレストランや売店があり,利用しなかったが無料のトレーニングジムやプールもあった.

筆者とM1の1名が月曜日午前,M1のもう1名が月曜日午後,M2のもう1名が火曜日午前に口頭発表を行った.M2の2名は2回目の国際学会ということもあり,前回(ISNA、非線形音響学国際シンポジウム@サンタ・フェ@米国、2018年7月)よりも落ち着いて発表出来た.また,前回よりも日本人の割合が多いためか,拙い英語にも丁寧に対応してくれる方が多く,発表しやすい印象を受けた.質疑においても,筆者は前回うまく答えられず苦い思いをしたが,今回は自分の考えをしっかり述べ,国外の研究者と議論を交わすことが出来たと感じており,研究内容の発展という意味でも自身の語学力向上という意味でも,大きな糧になったと感じている.一方,初の国際学会を経験したM1の2名は,発表はまずまずの出来だったが,質疑は大変苦労していたようだった.質問内容としては想定の範囲内のものだったと思うので,発表だけでなく想定される質疑の回答もしっかり準備し,次の国際学会の成功に活かしてもらいたいと筆者は願っている.

各々の口頭発表のセッション以外は完全に自由行動であった.筆者は月曜日は1日学会会場で過ごし,火曜日は単独でサンフランシスコ市内を散策,写真を撮ったりお土産を買ったりして過ごした.米国に住んでいた経験のある筆者にとっては,現地人との交流やスーパーマーケットの散策は非常に懐かしさを感じるものだった.他の学生も各々サンフランシスコの街を楽しんだようだった.夕食は学生4名で(金川先生は腹痛のため辞退)ステーキを食べに行った.ボリュームはさすが米国といった感じで,味は非常に美味しく筆者はペロリと完食した.他の3名はそのボリュームに白旗を上げたが,米国のレストランは食べ残しを持ち帰ることができるTo-go Boxがほぼ必ず用意されているので,持ち帰って翌日の朝食にしたようだ.帰りのフライトが木曜日の深夜1:20だったため,水曜日はホテルをチェックアウト後,学生4名でFisherman’s Wharfという観光スポットへ.名物のClam chowder in breadを昼食に食べ,その後Pier 39というディズニーシーのような雰囲気のショッピングモールを散策して買い物を楽しんだ.学生で集まって遊びに出掛けることは今までなかったので,非常に新鮮であり,純粋な海外旅行として4名全員サンフランシスコを楽しんだ.

深夜発のフライトということもあり夜は時間を持て余したが,学生4名がかなり早めに空港に着いた中,ホテルを遅めに出た金川先生が地下鉄を乗り間違えるハプニングが発生.金川先生の焦りがLINEを通して伝わってくる中,搭乗口の目の前のソファーでくつろぐ学生4名.圧倒的な温度差に笑いつつも先生をフォローし,無事5名で帰国の途に着いた.(文責:ヨシタカ(M2))

学生受賞

亀井陸史(金川研M1)が、混相流シンポジウム2019(2019年8月5日から7日、福岡大学、日本混相流学会)にて、ベストプレゼンテーション賞を受賞しました(2019年8月6日付)。講演題目は「気泡流のバルク粘性と熱が非線形圧力伝播に及ぼす影響の理論解析」です(金川)。


このたびは,混相流シンポジウム2019においてベストプレゼンテーションアワードを受賞でき,大変光栄に思います.本研究を行うにあたり,日頃より熱心なご指導,ご助言をくださった金川哲也先生,普段から温かく接してくださった金川研究室の先輩や同期の方々に心より感謝申し上げます.このたびの受賞を機に,今後も研究に励んで参りたいと思います(文責:亀井陸史).

金川研日誌(20190723)

(1) 院試の打ち上げが先生行きつけの居酒屋にて催されたのでこれに参加した。
居酒屋の料理は和食がメインで大変美味であった。 特に豚の角煮がトロトロで美味い。
飲み会では血液型の話が持ち上がった。先生は占いは信じないが血液型の話は別で興味があるとのこと。まず先生の血液型は何かという話になり、自分は研究姿勢などを見るに几帳面な△型だと思っていたが◇型とのことで瞠目した。先生曰く私生活は大雑把とのこと。その後は研究生の血液型を先生が当てていくゲーム(?)で盛り上がった。他に先輩方の推薦の話やルー大柴などの話をして盛り上がり 、最後にお約束ではあるが、先生がデザートを召し上がって会はお開きとなった。 (文責: 院試受験生a, 一部金川が改変)


(2) 7月23日、某所で飲み会が行われた。

人数は7人程度と前回に比べると少なめだった。学会が近いらしく、何人かの先輩方はその準備に精力を注いでいるとのこと。

前回とは違い座敷のお店で、高身長の先輩がやたら窮屈そうに足を畳んでいたのが印象的だった。

枝豆の塩茹でから始まり、茄子のおひたし、ゴーヤチャンプルー、お刺身、天ぷらなど色々出てきたが、どれも美味しかった。

先輩方はそれに加えて、色々なお酒を楽しんでいた。私はアルコール類が飲めないのだが、この料理を肴にして飲む酒はさぞ美味いのだろう。

おそらく「食事の席あるある」なのだろうが、みんな料理の最後の一口を食べるのを躊躇うものである。皆、半分程度だけ残して食べるので、半分の半分の半分の…と最終的にめちゃくちゃ小さい食材の破片が皿に残る。そんな最後の一口も、関係なしに私が食べ尽くした。

(今思えばかなり図太いことをしていた感もあるが、それくらい美味しかったので仕方がない。それに加えて先輩方も優しいので、手を伸ばしてしまったところもある。)

大学院入試の話になったが、・・・・・院試の話題は一瞬で終わった。

他の話題というと、血液型の話だろうか。金川先生が徐ろに「みんなの血液型を言い当てる」と言い出した。「2回以内で言い当てる」と仰っていたが、(2回以内なら5割であたるのでは?)と思った。しかし、3人連続で2回以内で当てていたので、確率としては1割程度で案外凄いのかもしれない。

金川先生は、皆*型っぽいと思っていたようだったが、個人的にはむしろ『金川先生から「*型っぽさ」が、私も含め皆に伝染っている説』を推したい。(やはり、研究室の学生は、気質が大なり小なり指導教員に似る気がする。)

そういえば、近くの席で飲んでいる女性が「質量保存則が~」という、およそ飲みの席ではそうそう出まい発言をしていたのだが、さすが流体力学を扱う研究室と言うべきか、先生含めほぼ全員そちらの方に興味を示していた。しかし一体どういう流れで質量保存則の話になったのだろうか、謎である。

そんなこんなで夜も深くなり、飲み会はお開きになった。いつも通り金川先生が多めに負担してくださり、それに加えて、大学院入試組の私と4年生2人にはさらに安くしてくださり、1000円だけ払った。(金川先生、ありがとうございました。)

相変わらず落ち着いたカジュアルな雰囲気の飲み会で、とても楽しかった。次回の飲み会はいつだろうか。今から楽しみである。 (3年生:2019年8月12日掲載)

大学院入試

金川研3期生の3名が、7月期(推薦)博士前期課程大学院入試を受験し、合格しました。ますます研究に力を入れてほしいと望んでいます。

学会参加記

4年生を学会見学に派遣させ、感想記を書いてもらいました。


北海道大学で6月28日から開催された理論応用力学講演会に学会見学というかたちで参加した。
講演内容を理解できるものはほぼなかったが、学会の雰囲気を体感できた。また、どのような発表(話し方、スライド)がよいのかを学ぶことができたので、今後発表するときに生かしていきたい。
先輩方の発表の打ち上げとして飲み会が開催された。開催地が先生が大学時代を過ごされた北海道大学ということもあり、周辺のグルメを教えて頂いたり、なぜか飛行船実験での話で盛り上がった。いつものように金川先生が多く出してくださった。ありがとうございます。ちなみに先生は食後によつ葉にアイスを食べに行かれ、翌日も新千歳空港でアイスを4,5個食べたらしい(4年生: A君)。


理論応用力学講演会が北海道大学にて6/28ー6/30に執り行われ、B4は6/29から学会見学という形でこれに参加した。学会は今回が初めてで発表内容が理解できるものは数少なかったが、発表者のプレゼン方法は今後自分が学会発表する上でかなり参考になった。また、質疑応答では自らの研究発表の弱点を知り尽くしていないと上手に答えられないことが分かった。 
2日目の昼に先生行きつけのスープカレー屋で本場のスープカレーを初めて食べたが、野菜が特別に美味しかった。 
その夜に札幌駅近くの居酒屋において先輩方の学会発表の打ち上げが執り行われた。海鮮料理が主に出てきて総じて美味であり、先生、先輩方が学会、北海道情報などを話して下さりとても面白いものでした。 
3日目は午前学会を見学した後、各自搭乗するまでの時間は自由行動ということだったので、南平岸の辺りを1人ぶらついて北海道を後にした。(この時の他の先輩方の行動は総じて特徴的であった。)  (4年生: B君)

大学説明会(オープンキャンパス)

筑波大学「受験生のための筑波大学説明会」において、研究室見学(理工学群工学システム学類)として、以下のテーマで、金川研究室を公開します。

「工学部なのに、実験装置もPCも不要な「理論流体物理」の世界」(2019年8月3日)

助成金採択

公益財団法人村田学術振興財団 第34回(平成31年度)海外派遣に採択されました(金川)。

研究室日誌(5月31日)

とある居酒屋にて、B3の私が配属されて初めての飲み会が行われた。ほとんどの先輩方が参加していた。いつもの飲み会の参加率は分からないが、もしかしたら私との顔合わせという裏の趣旨があって、参加率が高かったのかもしれない。(メンバー全員でゼミを行う、みたいな事がないため、同じ所属ではあるが、普段は顔を合わせる機会がほぼない。)
‪皆で食べたいものを決めて注文するスタイルだったが、私はこういうものに不慣れだったため、先生と先輩方に任せることにした。‬‪結果は大正解。注文してくださった料理全てが美味しかった。特に牛肉の角煮が最高だった。(今度、友人と一緒に行こうか…)‬どうやら既に何回かこの居酒屋で飲み会をしているらしく、ある程度メニューを把握しているようだった。
‪その後、今やっている映画やドラマの話で盛り上がった。‬また、M1の先輩方は、院の科目の情報共有などもなさっており、”飲み会の席で勉強の話はNG”のような変な暗黙の了解みたいなものもなく、自由に話したいことを話しているような印象を受けた。
楽しい時間も束の間で、解散時刻になった。会計のとき、会計票を見て、金額の高さに驚いた。(あれだけ美味しいのも納得がいく。)だが、金川先生がかなり負担したため、一人あたりはかなりリーズナブルな金額になった。私に至っては、初回ということもあり、全額金川先生に負担していただいた。(思い返すと、ちゃんとお礼を言っておりませんでした。ありがとうございました。)
‪私だけ初対面だったので緊張していたが、互いに必要以上に気遣ったりしない、カジュアルな雰囲気の飲み会だったため、居心地がよく、楽しいひと時を過ごすことができた。また、機会があれば参加したいと思う。‬

金川研日誌のはずが、終始、私個人の日記になってしまった…。これを研究室日誌と呼んでよいのかはかなり怪しいが、きっと金川先生は許してくれるだろう…。(文責:B3)

新メンバー

工学システム学類3年生が、金川研究室に配属されました(2019年5月23日)。早期卒業研究を履修中にあり、早期卒業を目指しています。

金川研日誌_2019年5月16日

2週に1回程度しか開催されない昼食会にもかかわらず、自分一人しかおらず危うく中止となるところであったがM1の先輩がいらっしゃり無事開催された。かなり静かな会となったが、院試などについてお話を聞くことができた。
理論流体力学・熱力学研究室という名前ではあるが、自分は機械力学(はりの振動)の研究をすることとなった。固体、振動、材料あたりの理論系研究に興味のある人は大歓迎です(たぶん)。詳しいことは金川先生に聞いてください。(文責:B4)

受賞

金川が日本機械学会奨励賞(研究)を受賞しました。


金川哲也, 2018年度日本機械学会奨励賞(研究), 業績「気泡流中における非線形波動理論の新展開の研究」, 2019年4月18日.

研究室日誌_4月2日

昼にはゼミ、夜には飲み会があった。
ゼミはB4で金川研に所属していた現M1の2人の研究に関する発表を聞き、先生が適宜解説を挟むというものだった。B4、M1が参加した。先生が「○○さんの研究ではここを使う」などと名前を出して解説してくれるため、今後の研究に必要なものがわかりやすかった。もともと自分は別分野の研究室に所属しており流体に関しては完全にザコなので、今後どのような面から研究を行っていくかの参考になった。あとゼミといってもサクサク進んでサクッと終わる。
夜は、魚が美味しい居酒屋で飲み会があった。店にいく前から非常にお腹がすいてしまってたけれど、先生が事前の予約の際に刺身とぶりしゃぶを頼んでくださっていたお陰ですぐに刺身にありつけた。最高。ぶりしゃぶも非常に美味。刺身などはじゃんけんをして順番にとっていくテーブル、平和に各自好きなものを自由にとるテーブルがあった。先輩が先に料理を取る、というような年上に気を使う雰囲気はなかった。
その他の料理を注文する際に、先生がメニューについて本当に詳しく質問していて、店員さんがタジタジになっていた。注文についても自分が食べたいものを言えばおそらく金川先生が頼んでくれそう。たぶん。先生は大葉が苦手だそう。
飲み会ではみんな自由な話をしており、決して先生やM2にへこへこすることはない。就活や履修など真面目な話題についても聞けば先生や先輩が教えてくれる。さすが人生の先輩。
落ち着いた人が多いのでたくさん飲むとかそういう雰囲気ではないが、全然喋らなくてお通夜な雰囲気ではなく、元気でうぇーいって感じの人が今後入ればそれはそれで面白いような、そんな印象があった。(新入り並みの感想)
お代は本当にめまいがするほど高額だったが先生にほとんど出していただいた。本当にありがとうございます!!!!!(今度お肉とかも食べたいです!!!!!)
支離滅裂ですみませんが日誌でした(新M1-A,4月20日掲載)。


4/2に新年度初めてのゼミを行った(主に新メンバー向け)。M1(旧B4)の2名が卒論の内容で発表を行い、金川先生が重要事項を板書する形で進めた。M1は特に話し方が上手く、非常にわかりやすい発表であった。ゼミはサクサク進み、テンポよく休憩もはさみ、質疑応答も含めて2時間ちょっとで終了した。全員が集まるゼミは1年に1回のみで、今後は先生との1対1の打ち合わせで研究を進めていく予定である。
ゼミの後は、M2の先輩も交えて、天久保2丁目の海鮮居酒屋豊しんで飲み会を行った。刺身やてんぷらなど、どの料理も非常に美味しく、特にぶりしゃぶが絶品であった。今年度は人数が多いため様々な話で盛り上がり、4時間ほどで解散となった。深く考えずにたくさん注文してしまったため、なかなかの値段となったが、金川先生が多く出してくださった。ありがとうございます(新M1-B,4月9日掲載)。

学長表彰(2019/3/25)

亀井陸史が、筑波大学学長表彰を受けました(2019年3月25日)(金川)。


このたびは,名誉ある表彰を頂き,大変光栄に思います.

このような表彰を頂くことができたのは,日頃より熱心にご指導してくださった金川哲也先生,私に工学の面白さを教えてくださった工学システム学類の先生方,普段から温かく接してくださった研究室の先輩や同期の方々,ともに学んだ友人,そして常に私を応援してくれた家族のおかげであると考えています.心より感謝申し上げます.

この表彰を機に,さらに研究活動に打ち込んで参りたいと思います(亀井).

畠山賞受賞(2019/3/25)

金川研4年の亀井陸史が、日本機械学会畠山賞を受賞しました(2019年3月25日、工学システム学類学位記授与式において)。

校友会賞受賞(2019/3/25)

金川研4年の亀井陸史が、筑波大学校友会賞を受賞しました(2019年3月25日、筑波大学理工学群祝賀会において)。

学生優秀発表賞受賞(2019/3/18)

工学システム学類金川研究室4年の前田泰希が、日本機械学会関東学生会第58回学生員卒業研究発表講演会において行った口頭発表により、学生優秀発表賞(Best Presentation Award)を受賞しました。この賞は、同講演会の発表者のうち、特に優れた講演を行った32名(全発表者のうち約1割)に与えられたものです。

受賞対象講演題目は以下のとおりです:
気泡流中の非線形圧力波の伝播に流速が与える影響に関する理論的研究


この度は、日本機械学会関東学生会第58回学生員卒業研究発表講演会において、Best Presentation Award を受賞でき、大変光栄に思います。本研究を行うにあたり、多くの指導や助言をしていただいた金川哲也先生には大変感謝しております。また、ともに研究を行う上で、たくさんの相談に乗ってくださった金川研究室のメンバーにも感謝いたします。今回の受賞を励みに、今後も研究に邁進していきたいと思います(文責:前田)。

研究室日誌_2/21

新B4の1名に、卒論発表会と新歓の感想を書いてもらいました(金川)。


2月15日、現4年生の卒論発表会を聞きに行った。先輩方はプレゼンを事前に相当訓練したのか完成度が高い発表をスムーズに行い、果たして自分にもこれが来年できるのかと不安に思う反面、このプレゼンができるようになるレベルに到達するのかと思うと今後が楽しみになった。
また、その夜に卒論発表会の打ち上げ兼新歓を先生行きつけの居酒屋で執り行った。お店の料理、サービス、雰囲気はとても良く、大変満足した。

研究室の先輩方は、推薦の話、大学院の授業の話などを面白おかしく話してくださりとても感じのいい先輩方だと感じた。そしてやはり締めは先生大好物のデザート(迅速に写真を撮られていた)でこれもまた美味であった。最後は研究室皆さんで記念写真を撮り、会はお開きとなった(某・新B4)。

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