2023年度のメンバーは、D3の1名(学振DC1)、M2の3名、M1の4名、B4の2名、学生は計10名です。M2は博士後期進学も視野に入れています。M1は全員学内からの進学です。B4は、今回から卒研配属が遅くなり、まだ勉強に着手し始めた段階で、5月頃には研究テーマを決められればと考えています。

理論・数理を基軸に置く方針に変化はありませんが、数値計算のウエイトの増強、実験研究者との連携、生体応用(医用超音波)への新展開を強化したいと考えています。昨年度より、細胞膜の生物物理に関する学内共同研究、医用超音波と固気液三相連続体力学の国際共同研究に着手しており(国際共著論文1編採択)、理論だけでは手の届かない領域を相補・連携によって開拓したいと考えています。

研究室とは無関係ですが、金川は、

  • 2021年度から立ち上がった、総合学域群第2類(理系I)の1年生のクラス担任を仰せつかりました。2018~2021年度に工学システム学類の担任を4年間持ち上がってから、1年ぶりの担任業務ですが、選抜制度・学類移行等について右も左もわからない状態で、勉強中です。
  • 京藤敏達先生がご担当されていた、応用流体力学(2年秋学期ABモジュール、火曜3・4限、2単位)を新規担当させて頂くこととなりました。流体力学の基礎方程式系の理解に大きなウエイトを割く予定で、準備を進めています。熱力学基礎、応用熱力学、応用数学A(後半)、エネルギー・メカニクス専門実験(沸騰伝熱分担)、混相流工学(分担)は継続担当します。

今年度もよろしくお願いします(金川、2023年4月1日)。