初のケースですが、AREのB3が配属になりました。当該学生に日誌を書いてもらいました(金川)。
こんにちは、本年度よりARE(先導的研究者体験プログラム、後述)で金川研配属になったB3です。この記事では、主にAREについてと5月に聴講した日本伝熱シンポジウムについて書いていこうと思います。
まずAREについてです。これは筑波大学の学類1〜3年生が、1年を通じて研究に取り組むことのできるプログラムで、活動には研究費と単位も付与されます。研究に本格的に関われる制度が学類生のうちから用意されているのはとてもありがたく、私自身、「できるだけ早く研究という世界に足を踏み入れたい」という気持ちから応募を決めました。選考を経て無事に参加が決まり、金川先生のご指導の下、流体系の研究を始めています。
現在は主に先行研究の理解に努めており、先生とは1〜2週に1度面談を行なっています。扱っている分野のレベルは高いですが、その分やりがいも大きく、研究経験の乏しい自分にとっては刺激盛り沢山で非常に楽しいです。私はもともと、数式を扱い格闘することが苦ではない(どころかかなり好み)なので、金川研の「数式で闘う」スタイルは性に合っていると感じており、またその苦しさにこそ、この分野の魅力が詰まっていると感じている次第です。
次に日本伝熱シンポジウムについてです。沖縄で開催されたこのシンポジウムには、主に自分の研究に関わる分野の勉強、調査をすべく赴きました。現地では登壇発表のほかにポスターセッションも行われており、多くの刺激を得ました。自分はまだB3ということもあり、内容全てを理解することはできませんでしたが、研究に打ち込む人々の熱を直に感じられるとても良い経験となりました。いつか自分もあの場に立てるようにと、今から身が引き締まる思いです。私はまだまだ研究者の卵ではありますが、あの場で学んだことを活かせるよう、今後も精進していこうと思っています。
最後に、3,4カ月ほど金川研にお世話になって感じた、研究室の空気感について話そうと思います!研究室の先輩方は急に現れた自分に対しても優しく接してくださり、(まだあまり行けてませんが)居室はかなり居心地がいいです。また、たまに開催される飲み会も先生イチオシの場所で開催されるため、料理お酒共に美味しく、また雰囲気も柔らかいため今後も参加したいと思っています。総じて過ごしやすく、なじめるか不安だった私も一安心です(B3)。