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講演会参加記

計算工学夏季学生講演会に参加した学生に参加記を書いてもらいました(金川)。

・はじめに
夏季休業中に日本計算工学会が主催する夏季学生講演会(@筑波ふれあいの里)に参加しました。金川研がこのイベントに参加するのは今回が初めてで、私も金川先生を通してこのイベントの存在を知ったという状態だったのですが、研究の交流の幅を広げたい、また博士課程進学やその先の進路に関する情報を得たいという思いがあり参加しました。講演会は一泊二日のキャンプ形式となっており、二日間で講演を聞いたり研究発表を行ったりしながら、参加者の方々と楽しく交流しました。

・講演
一日目の昼に、産官学の研究者の方々から博士号取得後の研究者としてのキャリアパスに関する講演をして頂きました。以前から博士号取得後は大学への就職を目指すというキャリアが一般によく知られていたと思いますが、大学以外にも国研や企業の研究職に就くという選択肢もあり、キャリアパスにも多様性と自由があることを知ることができました。実際、大学(高専)・国研・企業のいずれか2つ以上のキャリアを経験されている方も講演されていました。

・バーベキュー、懇親会
講演が終了した後のバーベキューや懇親会では、研究に関係すること・しないことについて、飲食しながら自由に話し合っていましたが、その中で私は博士課程の経済事情について相談させていただきました。私は博士課程進学に興味がありますが、進学する場合の不安要素として、生活費・学費などの経済的要素が一番大きいと考えています。そこで、研究者や博士課程在籍中の方々に、経済的な問題にはどうやって対処していたかを伺いました。結論から言えば、様々な助成制度(学振・JST、各大学の制度等)を駆使すれば殆どの問題は解決するとのことでした。しかし、私は助成制度についてほとんど知識がない状態だということを自覚したので、利用できそうな制度に目を向けてみることも必要だと思いました。博士課程には興味があるが経済的懸念がある学部(学類)生や修士課程の方はそういった制度について調べてみるのがよいかもしれません。
あとは、なぜ博士進学を志したか、そのきっかけは何だったのかを尋ねましたが、これは割と人それぞれの理由がありました。ただ、やはり最も多かった理由は研究を深掘りしたいというものでした。一方で、あまり深く考えず博士課程に進学しても人生なんとかなるし、何かしらには引っかかるだろうという楽観的な姿勢で構えても大丈夫だということを仰っていた人が何人かいました…。私としては、当然やらなければならないことはやる必要があるけれども、メンタルとしてはそのくらいの気持ちで余裕をもって臨むのがよいということだと受け取りました。他にも色々な話を伺いましたが、博士課程の方が普段どのような気持ちで研究と向き合っているのかを聞けたのは大変有意義でした。
また、バーベキューでは研究とは関係のない話も沢山しました。本筋とは関係がないので割愛しますが、一番盛り上がったのは(やはり)大学ネタでした。夢中で話をしていたらあっという間にバーベキューが終わってしまい、結局私は肉を一枚も食べていませんでしたが、それでも満足でした。

・ポスター発表
二日目に、朝食を取った後にポスター発表を行いました。とはいえ、普通にポスター発表をしただけですので、特に書くことがないです…。ただ、普段の学会と比較するとラフな感じで、議論メインというよりは交流と研究紹介の意味合いが強いセッションだったと感じました(普段の学会も研究紹介を兼ねているのはもちろんそうですが)。なお私と一部の学生はお互いの研究への興味が尽きず、発表時間以外にもポスター発表をしていました笑。
ポスター発表が終わった後は解散し、大学まで送迎して頂きましたが、送迎車の中では研究の話はあまりせず、家系ラーメンは好きか嫌いかのような他愛のない話をしていました…

・おわりに
楽しかったので真面目なこと以外も少し書いてしまいましたが、本講演会は今後のキャリアを考える上で貴重な話を、普段だと会う機会がほとんどない博士課程以上の方から多く聞ける機会であり、参加してよかったと強く思っています(M1 長谷川)。

日誌

B3の学生(早期卒業研究履修者)に日誌を書いてもらいました(金川)。

おそらくこの日誌を見て研究室配属を考える方もいらっしゃると思うのでなんだか少し責任があるような気もしますが(私もそうだったので)、私からは研究室配属後から今までどんなふうに研究が進んできたかと、9月に行った学会見学の感想を述べたいと思います。
私は早期卒業を希望しているので研究室配属時期が5月初めと遅かったです。そこから金川先生とオンラインや対面で面談を何回か行い、どういった風に進めていくのか、自分の興味が何なのか(生体膜とたんぱく質に関心があったがより掘り下げた)などを確認しました。春学期は主に勉強を行い、金川研で用いられている手法に関わる式の導出方法などを学びました。ただ、授業も普通にあったので研究関連の勉強の量は多くはなかったです。金川先生からは授業やテストを最優先にしてもよいと伝えられていたのでなんとなく気持ちは楽でした。実際に研究テーマが決まり、本格的に研究を始めたのは夏休みが始まる頃だったかと思います。とはいっても、金川研の研究は手計算がメインなので個人で行う部分がほとんどです。コアタイムや参加必須のゼミなどはなく、研究室に行く必要は全くありません。研究室に配属されて5か月ほどたちますが、私はいまだに研究室まで1人でたどり着けるかわからないです。これを利点と取るか否かは人それぞれだと思いますが、私は、一人で作業するのは嫌いではないので苦ではありませんでした。質問があればTeamsで先輩や先生に聞くことができて、先輩方は会ったこともない私にも、かなり親身になって答えてくれます。授業関連の質問にも答えてもらっていてとても助かっています。(過去問も豊富。) 夏休みは、主に家で、たまに図書館などで研究を行い、10-14日ごとくらいで先生と面談→進捗確認というような感じでした。秋学期になり、授業が始まってしまったので研究にさける時間は少なくなってしまうと思いますがうまくバランスをとってやっていけたらなと思います。
話は変わりますが、9月に流体力学会の年会を見学してきました。学会というものが初めてで何がどのように起こるのか全く分からず不安でしたが、色々な学生や先生の発表を聞いて、内容を理解できるものは少なかったものの、とても刺激的で有意義な時間でした。特に、金川研の先輩方の発表をみて、私も先輩方のように発表できるように頑張りたいと思えました。また、特別講演として聞いたBrown University のRoberto Zenit教授の講演では、Zenit教授の流体力学の研究への熱や愛が伝わってきて、研究者ってすごいなと思ったと同時に自分のモチベーションを高める要因にもなりました(B3)。

ターボ機械協会 創立50周年記念行事(金川)

(一社)ターボ機械協会の創立50周年記念行事に参加しました。


分科会ワークショップー国内若手研究者によるキャビテーション研究の最前線に関する講演会ーで、金川が、基調講演「気泡流の二流体モデルとそれに基づく非線形波動伝播の解析」を行いました(2023年9月20日(水)早稲田大学国際会議場)。

ターボ機械協会より、金川がチャレンジ大賞を受賞しました(2023年9月22日)。