金川研日誌(5/25)

新B4に日誌を書いてもらいました(金川)。


今年から配属になったB4です。短いですが、この研究室に配属されるまでの経緯と配属後から今に至るまでの生活について書いていきたいと思います。

私が金川研究室に興味を持ったのは、金川先生の数学を用い、厳密性を重視して物理へと向き合っている授業を受講したときです。自分の性格的にこういった理論研究ができればいいなと思っていました。また、単に勉強のことだけでなく、論文の書き方や研究発表のプレゼンの仕方などまだ慣れていなく上手くできないであろうことに対するフォローも手厚いと聞いていたからです。しかし、最終的に金川研究室を選んだ理由は、ネガティブなものと俗っぽい理由が多いです。まず、私は不器用なので実験が必要になる研究室には行きたくないと思っていたこと(授業の実験でもうまくいったことが少なくてレポートが大変だった)。パソコンのタイピングは遅いし、プログラミングも好きじゃないのでやりたくなかったこと(ずっとパソコンに向き合っていると目が痛くなる)。また、コアタイムなどはなくオンラインでの面談が主になるからそのためだけに登校しなくてもよいこと(授業のない長期休みには県外の祖父母と過ごしていたかった)。学生室の環境が良さそうだったこと(最新のエアコンと大きな机がある)。先生が雑務を頼んできたりすることがないこと(この日誌も多分断ればそれで終わる)。勉強道具を研究費から買ってもらえること(出費が抑えられてラッキー)。先生とスイーツ食べに行けそうだったこと(甘党で何が悪い!?)。等が挙げられます。

4月に入ってからは、大体週1回のペースで先生と面談を行い、研究の基礎となる方程式についての勉強などを行っています。研究のテーマは希望すればそのテーマを与えてもらえ、質問すればその対応もしっかりとしてもらえます(自主的に動く姿勢は大事)。また、研究室にいる先輩方は皆さん優しいので質問するとどんなことでも丁寧に教えてくれます。また今月の中旬には学会見学ということで福岡で行われたターボ機械協会第88回総会に出席しました。同研究室の先輩や他大学、企業の方の研究発表は内容を全て理解できるわけではないものの興味深いものが多く、またプレゼンの仕方の勉強にもなりました。特にキーノート講演として行われた九州電力の方のお話は研究の実用化というところまでが想像でき、研究を楽しくするものになるなと感じました。金川研究室は学会に行くとその当日以外は拘束が全くないので自分の好きなことができます。私は同期の人達とともに有名なスイーツが売っているお店を計10店程訪れたり、福岡の名物であるとんこつラーメンを屋台に食べに行ったりしました。また、学生では訪れるには値段的に少し抵抗があるようなお店に先生に連れて行ってもらい名物をほとんど飲み物代だけで食べさせてもらえたりもしました。

最後に研究室配属になってからの私のとある一日の過ごし方を紹介します。

6時 起床、朝食と昼食用の弁当を作り、朝食を食べる。
7時 洗濯物を干すなどの家事を一通り済ませる。
8時 研究室へ向かう 到着 研究室に備わっている冷蔵庫の中に弁当を入れておく
8時40 1限があれば取り組み、無ければ課題や研究に取り組む
11時30 研究室に備わっているレンジを使い弁当を温めて食べる。
12時15 3限以降の授業、または課題、研究
19時 下校

というようなサイクルになっています。なんといっても研究室に冷蔵庫とレンジがあるのがいいですね。3年生のころまでは図書館で勉強をしていても食事の度に帰宅せねばならず面倒だったし、弁当を作っていってもどうしても冷めてしまうのでメニューも断念するものが多かったですが、冷蔵庫と電子レンジがあればどんなメニューも温かい状態で食べることができます。

というように快適に1日勉強に取り組める環境が金川研究室には整っていると感じています(B4)。