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金川研日誌(6/20)

早期卒業研究制度で配属された工シス3年次学生に日誌を書いてもらいました(金川)。


研究室に配属されて1ヶ月半経過したので、僕の今現在送っている研究生活等について書かせていただこうと思います。

1. 研究生活について
まず、他の研究生の皆さんも書いているように、この研究室にはコアタイムはもちろん、研究室に来る必要すらない(家でも研究はできるため)ので、皆さんが想像しているであろう、毎日研究室に来て研究を行わなければならない、ということは全くありません。そのため、僕は配属されて以来、一度も研究室を利用したことはありませんし、大学にもほとんど行っていません。(1週間あたりで見ても、「筑波大学構内に足を踏み入れている時間」より「バイトをしている時間」の方が多いくらいです。)とはいえ、コロナ禍と同時に大学に入学してからは、授業がオンラインのため、学校にもろくに行かずに楽な生活を送り続ける怠惰な生活をしてしまっているので、就職後のことも考えると、高校に在学していた時のようなまともな生活を送れるようにしたいですね。(こうは思っているものの、昨日も夜中の3時くらいまでずっと友達と通話しながらモンハンしていましたが笑)授業との両立に関しては、僕は今年、卒業までに取らなければならない単位数に全然達していないせいで、たくさん授業を取らないといけませんが、今のところは先生の配慮のおかげで、無理なくやれていると思います。
今現在行なっている研究内容は、僕の同期の早期卒業生がすでに日誌に書いてくれていることと、自分もやっていることはほとんど同じなので、省略します。手抜きでごめんなさい。

2. 金川研を選択した理由
1つ目は、1. 「研究生活について」のところでも述べているように、どこでも研究ができるという点です。出来る限り大学に行きたくなく、家に引きこもっていたい僕には大きなメリットの一つに感じました。
2つ目は、論文投稿や学会発表を盛んに行なっているという点です。僕自身、どうせ研究室に配属されて研究を数年間行うのなら、少なからず何かしらの実績は残してみたいという気持ちもあったので、この辺りに力を入れている金川研は魅力の一つであると思いました。
3つ目は、工シスの研究室で理論をメインでやっている研究室はあまりなく、希少性?を感じたからです。国内で見ても、似たような内容を行なっている研究室はほとんどないそうですが、個人的には取り組んでいる人が多いテーマより、そっちの方が良いかなと思いました。取り組んでいる人が多いテーマはそれだけ注目が集まる反目、絶対に自分が勝てないような相手も数多くいて、自分の存在感を出すのが難しいですからね。
以上が配属を決めた時の主な理由です。とはいえ、研究室選びの時には他の研究室とかなり迷いましたし、大学入学時には「エネルギー問題」について学びたいとも思っていたので、これから研究室配属を決める方達には後悔の残らないように、色々考えて選択する事をお勧めします。

5月に配属されたばかりなので、まだよく分かっていないこともたくさんありますが、今僕が書ける内容としてはこんなところでしょうか。今後1年間の心配事としては、秋以降は本格的に卒論を書いたり、場合によっては学会で発表したりと、やることは今以上に増えると思われるので、もしかしたら11月に発売されるポケモンの新作をやる十分な時間が取れなくなるかもしれないということと、研究室の方達が皆、真面目で優秀なので僕みたいな人間が浮いてしまわないか、ということくらいですかね。
取り敢えずは無事に卒業できるように1年間頑張っていこうと思います。(春C以降は対面授業がメインになるそうなので、落単しないか本当に不安です。対面で行うのはテストだけにして欲しいものです笑)(工シス3年生)

文部科学大臣表彰若手科学者賞/筑波大学若手教員特別奨励賞

令和4年度 科学技術分野の文部科学大臣表彰 若手科学者賞(被表彰業績「気泡流中の圧力波を記述する非線形波動方程式の理論的研究」)、および、筑波大学若手教員特別奨励賞を受賞しました(令和4年4月20日付。同年6月7日に推薦機関である筑波大学内表彰式)。

身に余る光栄であり、ご推薦および研究指導を頂いた先生方、金川研において当該研究を共同で行ってくださったOBOGを含む学生の皆様に深謝申し上げます。基礎と理論の側面が強く、国内の関連領域においては比較的マイノリティに属すると受け取っている当該研究に対して、一定の評価を頂けたことも率直に嬉しく存じます。あくまで通過点であり、今後も益々研究に励み、結果として成果をあげたいと考えております(金川哲也)。

金川研日誌(6/8)

早期卒業研究制度で金川研に配属された工学システム学類3年生の2名のうち1名に日誌を書いてもらいました(金川)。


B3で金川研に配属されてまだ短いですが、自分が金川研を志望した理由と研究生活について書かせてもらいます。

まず、私が金川研を志望した理由は、金川先生の講義の分かりやすさと、研究室の自由な雰囲気にあります。金川先生の講義を受講した方ならわかると思いますが、かなり厳密性が重視されています。この式は、どういった条件で成り立ち、どのような式を経て導出されるのかなど、非常に丁寧に説明されていました。また、金川研にはコアタイムもゼミもほとんどなく(ゼミは少し開かれた年度もあるようですが)、週1回程度の面談だけなので、自分の時間も取れるので、その点にもメリットを感じました。特に私は、早期卒業の対象でしたので、3年時の授業と研究活動を並行で進める必要があり、このような仕組みは有難かったです。金川先生も授業等を優先させてくれるので、研究が忙しくて授業の学習がままならないということもないと思います。

それに対して、研究室を選ぶにあたり、あまり研究内容は意識しませんでした。自分のやりたいことが明確にある方は別だと思いますが、私は明確にやりたいことが決まっていなかったので、先生や研究室との相性で決めました。

研究生活について書くとは言ったものの、まだ勉強の段階なので、今は論文中の式の導出やそのような式を出す動機などを学んでいます。研究室にすら入ったことがありませんし、先輩や同期とも直接会ったことはありません(Teamsでのチャットのやり取りは割と盛んです)。金川研は理論メインの研究室なので、ほとんど研究室に来ず、自宅で研究を進める先輩も多いそうです(紙とペンさえあれば研究できるので)。なので、合う合わないは分かれる研究室な気がします。実験がやりたい人や、計算(式変形など)が嫌いな人、自分の直感で研究を進めたい人には、ただきついだけだと思います(B3)。

早期卒業研究履修生が配属

早期卒業研究を履修中の工学システム学類3年生のうち2名が金川研に配属されました。飛び級に相当し、3年次には講義と卒研を並行で進め、3年間での卒業(学士号)を目指すものです。2年次までの成績が極めて良い場合に履修が可能となります。