金川研日誌(4/30)
配属決定後3か月弱が経ったB4に書いてもらいました(金川)。
最近は暖かくなってきたな,と思いながら計算を進めています。
2月に金川研究室に配属されてから,最初は過去の論文の内容を計算しながら追うことで,どのような方法で何を目標として取り組むのか,について学びました。最近になって過去の論文での「ゴール」にたどり着いたので,自分のテーマに取り組み始めました。
外出自粛のため,大学にしばらく行っていませんが,週に1度の打ち合わせをオンラインで先生と行い,不明点を随時解消しながら研究を進めることができています。それでも不便なこともあるので,一刻も早く事態が収まることを願いながら,自分にできることをやろうと思います(B4)。
米国音響学会にて学生優秀論文表彰
鮎貝崇広 (M2) の論文が、178th Meeting of ASA (米国音響学会2019年秋季大会@San Diego) において、Student Paper Prize in Physical Acoustics, Second Place (学生論文コンペティションの物理音響部門で第2位) を受賞しました。[筑波大学HP]
教育貢献賞を受賞
金川が、令和元年度 筑波大学システム情報系 教育貢献賞を受賞いたしました(2020年3月)。
金川研閉鎖
新型コロナウイルスの影響を受け、かなり前から、研究室を閉鎖(学生室を物理的に閉鎖)しておりますが、もちろん、研究室と研究活動は閉鎖せず、全学生、週一でのオンライン報告を義務付けています。ただし、就活中の学生は、不定期の報告で可としています。
金川研創設以来、学生には、国内外において、少なくない回数の学会発表をさせていましたが、2020年度は、恐らくはごく少数に、最悪0回になるかもしれません。学会によってはオンライン開催も見受けられますが。幸い、特に現M2の成果成熟期でもあるので、大学院生は論文投稿に集中させる予定です。学類4年生2名は、例年よりも速いペースで、勉強と手計算をしています。オンラインでの飲み会も実施しており、例年との変化はあまりありません。
紙とペン(とノートPC)さえあれば、いつでもどこでも研究可能で、金川との相談さえこなせば、極論、先輩や同期との協力・交流なしでも上手く進みます。このまま、ほぼ全く新型コロナウイルスの影響を受けることなく、研究を遂行できればよいのですが。
新型コロナウイルスの影響は今年度だけに留まらないと危惧しつつあります。悲観視ばかりしても仕方がありませんので、今年度の経験を活かして、さらに効率的な研究室運営を目指す予定です。
ただ、研究室とは無関係ですが、授業だけはどうしようもないと絶望視しています。最善を尽くそうと準備中ではありますが、古典的と言われようとも、教室における板書と定期試験以上に、習熟度を高める方法は、現時点では残念ながら思いつきません(金川)。