新B4学生に研究室日誌を書いてもらいました(金川)。


 金川研を志望した理由と、現在の研究生活について紹介します。

 私が金川研を志望した理由はいくつかあり、まず一つとして流体力学、ひいては連続体力学に興味があったことです。研究手法については、理論、実験、数値計算のいずれかに強いこだわりがあったわけではありません。しかし、特定の研究対象や領域に縛られすぎず、幅広い領域を対象にし得る点で、理論研究には大きな魅力を感じました。また、私はどのような行動をするにしても、できる限り理由や根拠をもって進めたいと考える性格です。この点で金川先生の担当する講義はマッチしていて、研究室も自分に合っているのではないかと思いました。そうはいっても配属前に研究室の実態を完全に把握することは難しいと思いますが、金川研はこれまでの実績が豊富であり少なくとも自分の努力次第で能力を伸ばして結果を出せる環境であることは間違いないと考え、志望に至りました。

 配属後の一か月ほど勉強に比重を置き、週に一回の輪講などを通して、研究に必要な基礎的な事項を学びました。研究では先生に提案していただいた気泡の非球形振動に関するテーマを扱っています。先行研究をベースに解析力学を用いて新たな力学的モデルをつくるというものです。現在は週一程度の面談と文献調査を主な情報源として研究を進めています。学類の講義では詳しく扱われない手法や体系を用いることもあり、一筋縄ではいかない部分もありますが、そこで悩めるだけの時間は確保できているので理屈をこねるのが嫌いでないなら楽しめると思います。理論研究というと大仰な響きがあるのでうまくやっていけるか心配な面もありましたが、輪講や面談、論文を読むことを通して雰囲気程度ですが研究の進め方や作法をイメージできてきたと思っています。話に聞いていたとおり研究以外の雑務もなく、面談以外に拘束はありません。そのおかげもあり、現在は研究に集中して取り組むことができています。

 研究室の文化としては効率重視の環境であると感じています。情報共有や質問にはSlackなどのチャットを使っており、研究室内の連絡でメールの作法に悩まされたことはありません。研究室に行くかどうかも自由であり、私の場合は通学時間が長いこともあって有効に使える時間が増えて助かっています。
総じて研究重視であり、研究そのものに打ち込みたい場合快適な環境だと思います(B4)。