サンフランシスコにて行われた日米韓合同機械系流体工学会議(ASME-JSME-KSME Joint Fluids Engineering Conference、2019年7月28日から8月2日)にて,金川研から,M2が2名,M1が2名口頭発表を行った.また,金川先生が1セッション座長を務められた.

成田とサンフランシスコの往復は台湾経由のフライトだった.筆者は国際線には相当数乗っているが,EVA航空は機内食はかなり美味しい部類であった.しかし,視聴できる映画の種類が少なかったのは残念だった.

サンフランシスコには日曜日夕方に到着し,市内までは地下鉄で移動,ホテルは最寄駅から徒歩10分以内とアクセスは非常に良かった.今回は学年ごとの2人部屋となったが,ヒルトンを安く予約できたとのことで,部屋のクオリティは非常に高かった.ホテル内にはレストランや売店があり,利用しなかったが無料のトレーニングジムやプールもあった.

筆者とM1の1名が月曜日午前,M1のもう1名が月曜日午後,M2のもう1名が火曜日午前に口頭発表を行った.M2の2名は2回目の国際学会ということもあり,前回(ISNA、非線形音響学国際シンポジウム@サンタ・フェ@米国、2018年7月)よりも落ち着いて発表出来た.また,前回よりも日本人の割合が多いためか,拙い英語にも丁寧に対応してくれる方が多く,発表しやすい印象を受けた.質疑においても,筆者は前回うまく答えられず苦い思いをしたが,今回は自分の考えをしっかり述べ,国外の研究者と議論を交わすことが出来たと感じており,研究内容の発展という意味でも自身の語学力向上という意味でも,大きな糧になったと感じている.一方,初の国際学会を経験したM1の2名は,発表はまずまずの出来だったが,質疑は大変苦労していたようだった.質問内容としては想定の範囲内のものだったと思うので,発表だけでなく想定される質疑の回答もしっかり準備し,次の国際学会の成功に活かしてもらいたいと筆者は願っている.

各々の口頭発表のセッション以外は完全に自由行動であった.筆者は月曜日は1日学会会場で過ごし,火曜日は単独でサンフランシスコ市内を散策,写真を撮ったりお土産を買ったりして過ごした.米国に住んでいた経験のある筆者にとっては,現地人との交流やスーパーマーケットの散策は非常に懐かしさを感じるものだった.他の学生も各々サンフランシスコの街を楽しんだようだった.夕食は学生4名で(金川先生は腹痛のため辞退)ステーキを食べに行った.ボリュームはさすが米国といった感じで,味は非常に美味しく筆者はペロリと完食した.他の3名はそのボリュームに白旗を上げたが,米国のレストランは食べ残しを持ち帰ることができるTo-go Boxがほぼ必ず用意されているので,持ち帰って翌日の朝食にしたようだ.帰りのフライトが木曜日の深夜1:20だったため,水曜日はホテルをチェックアウト後,学生4名でFisherman’s Wharfという観光スポットへ.名物のClam chowder in breadを昼食に食べ,その後Pier 39というディズニーシーのような雰囲気のショッピングモールを散策して買い物を楽しんだ.学生で集まって遊びに出掛けることは今までなかったので,非常に新鮮であり,純粋な海外旅行として4名全員サンフランシスコを楽しんだ.

深夜発のフライトということもあり夜は時間を持て余したが,学生4名がかなり早めに空港に着いた中,ホテルを遅めに出た金川先生が地下鉄を乗り間違えるハプニングが発生.金川先生の焦りがLINEを通して伝わってくる中,搭乗口の目の前のソファーでくつろぐ学生4名.圧倒的な温度差に笑いつつも先生をフォローし,無事5名で帰国の途に着いた.(文責:ヨシタカ(M2))