毛色の違う日誌を、学生が書いてくれたので、研究室内の日常の様子の一端として、掲載します。タイトル含め、金川は関与していません(金川)。
0章
私が大学二年生のころ、ある授業で金川先生が言いました。「貯金が〇万円ほどあって、趣味といえば甘いものを食べる…(中略)…なので、使い道がなくて余っています。」
その時は、「ふーん、大学教授って家を簡単に買えそうだなー」と軽く考えていました。
時は流れ、今度はTAとしてその授業に参加することに。そこで耳にしたのは驚きの言葉。「貯金が★万円ほどあり…以下略。」
「★万!」この3年間で先生に一体何があったのでしょうか。一年に△万円も貯金するとは、夢が広がりますよね。しかし、私はこう思いました。「本当に使い道がないんだな。よし、代わりに使ってあげよう!」
というわけで、前置きが長くなりましたが、これから私が卒業するまでの1年半、先生にお金を出してもらいながら、主にスイーツを食べに行く話を書いていきたいと思います。
1章
記念すべき第一弾は、I県の某チェーン店の冬限定スイーツ「いちごパフェ」です。
昨年末、先生の車に乗り込み、平塚にある某店へ向かいました。平日の昼間ということもあり、店内は比較的空いていました。昼食も兼ねていたので、まずは名物の*うどんを注文。私個人的にはここの*うどんが気に入っており、今回はピリッとした辛さがアクセントの季節限定版を選びました。寒い季節には、体に染み渡る美味しさでした。
そして、いよいよデザートタイム。最初の印象は「物価高騰の影響を受けているな」というものでした。某店は毎年冬になるとイチゴパフェを提供していますが、今年は例年に比べてイチゴの量が減り、ジェラートがストロベリー単体からトリプルベリーに変更されていました。また、カステラなどの体積を増やす食材が目立ちました。総評としては「おいしいけれど、去年までに比べると少し質が落ちる」といったところです。
これはスイーツを普段から食べ歩いている私の厳しめの感想であることに注意してください。ここで、今回の食事に同行したもう一人の著者に語ってもらいましょう。
え?いつから私と先生以外に人がいないと錯覚していた?
只今ご紹介にあずかりました共著者です。何やら連載が始まったようですが、記念すべき第1章に登場することができて光栄です。今回、本連載の筆頭著者が先生とパフェを食べに行くとの噂を聞きつけ、私もその恩恵を受けに行くことにしました。
昼食には「$丼セット」をいただき、非常においしかったのですが、今度は某店名物の鍋物も食べてみたいと思います。
デザートについてですが、スイーツに対して人並外れた愛情とこだわりを持っている筆頭著者に対して、私は手頃な「メープルサンデー」をセレクトしました。メープル、クッキー、カステラがアイスに非常によく合う、素朴なおいしさでした。
甘いものが好きで金川研に興味がある人は是非、先生と筆頭著者のスイーツ巡りに同行してみてください。研究室ライフに彩りが出ると思います。
ここで中の人を筆頭著者に返します。
最後に気になる会計ですが、3人で8000円ちょっとでした。そのうち先生に5000円ほど出していただいたので、私が食べた分の半分弱を払ってもらったことになります。△万円から5000円ずつ減らしていくとすると、あと#000回…。長い道のりになりそうです…(M1・M2)。