D1の川畠稜輝氏が、日本学術振興会特別研究員DC1に採用されました(採用期間:2024年4月1日から2027年3月31日、受入研究者:金川哲也 准教授)。

研究課題は「超音波医療用の脂質膜で覆われた気泡のミクロとマクロを接続する新たな数理モデル」です。超音波診断用の造影剤、ドラッグデリバリ治療用の相変化ナノ液滴の数理モデリングを基礎に、数値的・実験的手法を相補的に活用する予定です。金川研内に留まらない国際的な展開も目指しており、基礎から医療応用・生物物理までと学際的なゴールが期待できます。

金川研の博士後期課程進学者は、鮎貝崇広氏(現OB)に続き2人目です。進学者の全員が特別研究員DC1に採用されています。