混相流シンポジウム2022でベストプレゼンテーションアワードを受賞したM1学生にコメントを書いてもらいました(金川)。


この度は,名誉あるベストプレゼンテーションアワードを頂くことができ,大変光栄です.まずは,金川先生と研究に関してご意見をいただいた研究室のメンバーにも大変感謝しております.「混相流シンポジウム2022」は私にとって初めての学会でしたが,表彰を受けられてとても嬉しいです.気を抜かずこれからも精進して参ります.

ここからは,学会までのスケジュールや感想を簡単に振り返ります.

4月に大学院に入学して,先生からテーマを提案頂きました.私は理学出身で工学の基礎知識がなかったので,勉強しつつ,自分の研究も平行で進めました.研究は手計算で進め,当初想定したよりも煩雑になってしまい大変でしたが,なんとか7月ごろにはおおむね結果をまとめる段階までできました.
そして,プレゼンの準備は8月の第二週から始めました.私が発表に慣れていないのもありますが,学会前の一週間はかなり忙しかったです.先生からの指摘,私の修正をたくさん繰り返しました.また先生との発表練習は5日連続で前日まで入れていただきました.プレゼンがあまり得意でなく,緊張するのではないかと心配していましたが,オンラインであれば,発表中は相手の顔も見えないのであまり緊張しないことがわかりました.しかし,対面は勝手が異なり,私も苦手意識があるので,改めて訓練したいと思います.

発表本番が終わり,プレゼンに関しては,(少なくとも現時点での)想定通りの発表ができたと思うのでこの点はよかったです.ただし,質疑応答はかなり改善できると思っています.質疑は場数を踏むことでもうまくなるとのことなので,これから積極的に経験を積んで上達できればと思います.

また,今は理論だけやっていますが,学部時代は非線形波動方程式の数値計算もやっていたので,今後数値計算も徐々に取り入れていきたいと思っています(2022年8月26日 川畠稜輝).