理論混相流体力学研究室

流れ・波・熱の複合的な物理現象とその応用を「数式」で開拓する

(PI: 金川哲也)

メンバー (14名)

D2:1名(学振DC1)

D1:2名(学振DC1・国費留学生)

M2:4名 

M1:2名

B4:2名

B3 (ARE/早期配属):1名

IDE:1名

准教授:金川哲也

研究内容:工事中

新しい熱・流体力学のための理論創成。界面を有する流れ(混相流や気泡力学)の連続体/非平衡統計/分子動力学的アプローチの統合。非線形音響・波動論、とくに衝撃波やソリトン。超音波医工、血流と血管、火山噴火と地震波などの数理解析。

担当科目

◆『熱力学ー工学の基礎を深く丁寧に学ぶためにー』(共立出版)が2025年末に出版されます。自信作です。買ってください。

板書画像をXで公開しています

工学システム学類 (学部):

熱力学基礎応用熱力学応用流体力学応用数学A(後半:フーリエ解析)

構造エネルギー工学学位プログラム (大学院):

混相流工学(4コマ担当:気泡力学とレオロジー)

◆ 学位審査:博士論文(主査1名)、修士論文(主査16名)、学外Ph.D審査1件 (IIT Delhi)

論文リスト

博士前期(修士)修了までに、国際誌に学生の論文が採択されています。学類(学部)生でも掲載例があります。最近は、国際共著も活発に出版しています。

査読付き雑誌論文47編中、金川が責任著者のものが38編、top 10% ジャーナルが20編です。

受賞歴など

修士修了までに、OBOG含む全学生が受賞歴を有します。比較的新設研究室ですが、学生諸君の受賞歴は累計100件以上にのぼります。

日本機械学会三浦賞を10名、筑波大学学長表彰を8名、日本混相流学会萌芽賞(鮎貝崇広氏)など。

博士後期・前期修了生は、企業や研究所で活躍しています。

共同研究

様々手掛けていますが、いずれも「混相流」と「波動」の観点からのマッチングです。お気軽にお声かけください。

産学連携:気液混相流れの過渡的圧力変動のモデリング手法

海外共同研究:ソルボンヌ大学 (Prof. O. Couture & Dr. G. Chabouh): 血管内の気泡力学に関する理論と実験

国内共同研究:

極低温流体中のキャビテーションのモデリングと数値計算 (九州大学・津田伸一先生)

脂質膜の分子動力学シミュレーション (東北大学・馬渕拓哉先生)

脂質膜のモデリング (九州大学・武石直樹先生)

重質油回収のための多孔質媒質のモデリング (筑波大学・松島亘志先生)

非線形波動方程式の係数推定逆問題 (筑波大学・三目直登先生)

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