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日誌@京大出張編@1日目

出発時に〇〇というトラブルがあったものの,無事京都に到着.駅周辺で昼食を済ませたのちに,チェックイン予定のホテルで合流した.ホテルのロビーで小休憩を挟んだのちに,学会下見を兼ねて講演発表を見に行くこととした.会場には若い方の姿はあまり見られず,大御所と思われる先生方の姿が多く見られた.講演内容を理解することはできなかったが、学会のおおまかな雰囲気はつかむことができたように思えた.
講演終了後はホテルに戻り,各自夕飯をとったのち,発表の最終リハーサルを行うこととした.本番前夜にもかかわらず,改善点は少なくなかったが,どういった質問が来る可能性があるかに主眼を置き,対策を練ることとした.
解散後は部屋に戻り,スライドの修正・確認を行った.不安や緊張で寝つけないかもと思っていたが,朝早かったのもあってか,布団に入ってから考える間もなく寝てしまっていた.(文責:ノーラン)

研究室名変更

研究室名を、理論流体力学研究室から数理流体熱物理研究室に暫定的に変更しました。深い意味はなく、若干具体的にしただけのことです。今後も、研究内容・興味・関心・研究室の目標などに応じて、研究室名は、目まぐるしく移り変わります。

金川研究室の研究内容は、見聞きしてすぐにわかるものではありません。したがいまして、研究内容への関心よりも、金川の下で卒業研究を行いたいという意思のある3年生を歓迎します。

日誌@京大出張編@2日目

京都出張の2日目は,発表1時間ほど前に会場入りし,他の講演者の発表を聴きながら自身の発表に備えた.
初めての学会発表であることに加え,人前で話すことが苦手でかなり緊張したが,講演自体は練習通りに話せたのではないかと思う.一方,質疑応答では,まともに答えられた質問は一つしかなく,知識不足で答えられなかったり,金川先生に助け舟を出していただいたりと,かなり恥をかいてしまった.自分の研究内容に対する基礎知識の無さ,理解不足を痛感した.しかし,それまであまり盛んではなかった質疑応答において,6人ほどの先生方を巻き込んで議論を活発にできた点は,発表内容に興味を引くような話し方ができたのではないかと,ポジティブにとらえている.
昼休みには筑波大の先生方も交えて食事を取り,午後の講演を聴き帰路についた.諸事情により京都駅で解散となったが,解散前に発表の成功祝い(?)として,金川先生に甘味をご馳走していただいた.(文責:ヨシタカ)

10/12

金川研究室では、海外一流論文雑誌・国内外の学会において、積極的に研究成果を公表します。


もちろん、誰でも平等に発表できるということはありえません。日々の弛まぬ努力を経て、壁を打ち破り、研究成果を挙げた者に限定されます

これは、いうまでもなく、修士論文などの合否判定においても同様です。しかしながら、チャンスは、全学生に平等に与えられます。金川からの研究・勉強指導も惜しみません(努力を放棄した学生を除く)。


非線形波動の研究集会@京大数理研において、金川研究室から、以下の講演を行いました。

〇慶本天謹, 金川哲也, “気泡を含む圧縮性液体中を高速で伝播する非線形波動 (1) 強分散性の長波,” 京都大学数理解析研究所RIMS共同研究(公開型)「非線形波動現象の数理とその応用」, 京都大学吉田キャンパス(京都府京都市) (2017.10).

〇圷 亮輔, 金川哲也, “気泡を含む圧縮性液体中を高速で伝播する非線形波動 (2) 弱分散性の短波,” 京都大学数理解析研究所RIMS共同研究(公開型)「非線形波動現象の数理とその応用」, 京都大学吉田キャンパス(京都府京都市) (2017.10).

熱力学I再試験

熱力学Iの単位不認定者のうち、惜しい者のみを対象に、再試験を実施しました。なお、再試験は、あえて難問を出題しており、積極的に合格させる意図もありませんが、予想に反して、一定数の合格者が出たことには、受験者諸君のご努力に感心しました。

171002_熱力学1再試験問題

ICNAAM2017

金川が以下の2件を国際会議で口頭発表しました:

  • Kanagawa T., “Nonlinear Schr\”odinger Equation for a Fast Pressure Propagation in Bubbly Liquids,” 15th International Conference of Numerical Analysis and Applied Mathematics, Tessaloniki, Greece (2017.9)
  • Taira, H. and Kanagawa T., “Cavitation Bubble Dynamics Based on Keller Equation in Human Joint,” 15th International Conference of Numerical Analysis and Applied Mathematics, Tessaloniki, Greece (2017.9)

9/13ゼミ日誌

09:00-10:00ゼミ:
本日のゼミでは,学生が導くことに成功した波動方程式について注意深く考察し,下のモードとの違いを確認した.
大きな矛盾はないと思われるため,導かれた波動方程式に関する線形分散関係の導出,および,それに基づいて位相速度と群速度の考察を行うことが課された.
また,学生は無次元化の定義を少々変更すれば,より適切な物理パラメータを元に波動方程式が導けるのではという展望を得ており,その点に関しても,丁寧に確認することが課された.なお,一方の学生は私用のため欠席した.(文責:ヨシタカ)

9月8日ゼミ日誌

ゼミ:09:00-10:30頃
—–
本日のゼミでは新たな無次元化を用いた際に,結果に矛盾を生じさせないために,どのようなオーダであれば上手くいきそうであるか,両学生が計算して得られたものを基に議論を行った.しかし,得られた条件は簡単に受け入れられるものではなく,計算過程にミスがないか改めて確認することとなった.(文責:ノーラン)

8/31ゼミ日誌

本日のゼミでは,前回のゼミで仮定した無次元化を用いた際,計算過程で出てくる矛盾や障害について両学生が報告し,改善案を模索した.
両学生とも分散・散逸を正しいオーダで出現させること,そして,基礎方程式系を単一の線形方程式に帰着させることが難航しており,今までとは異なった無次元化を定義することにより,状況を打破できるのではないかという結論に行き着いた.
両学生とも新たな無次元化の仮定を元に,再度計算し直し,矛盾が生じないか,綿密に確認することが課せられた(文責:ヨシタカ).

京大数理研・非線形波動研究集会

非線形波動の研究集会@京大数理研において、金川研究室から、以下の講演を行う予定です。

〇慶本天謹, 金川哲也, “気泡を含む圧縮性液体中を高速で伝播する非線形波動 (1) 強分散性の長波,” 京都大学数理解析研究所RIMS共同研究(公開型)「非線形波動現象の数理とその応用」, 京都大学吉田キャンパス(京都府京都市) (2017.10). 発表予定

〇圷 亮輔, 金川哲也, “気泡を含む圧縮性液体中を高速で伝播する非線形波動 (2) 弱分散性の短波,” 京都大学数理解析研究所RIMS共同研究(公開型)「非線形波動現象の数理とその応用」, 京都大学吉田キャンパス(京都府京都市) (2017.10). 発表予定

Internoise 2017

46th International Congress and Exposition on Noise Control Engineering (Internoise2017@香港) にて, 金川が, ポスター発表を行いました.


Kanagawa, T., “Weakly Nonlinear Formulation on Acoustic Waves in Liquids Containing Many
Spherical Gas Bubbles,” Proceedings of the 46th International Congress and Exposition on Noise Control Engineering (2017.8), Total 7 pages, 110.

8/25ゼミ日誌

本日のゼミでは、改めて先行研究の大まかな流れを振り返り、その後、各自の研究成果の進捗を報告した。
基礎方程式系を線形化し、単一方程式にまとめる過程で、ある致命的な結果に帰着した。したがって、いかにして、それを回避するかに方針を転換した。具体的には、摂動展開とくに圧力の無次元化の定義について綿密に議論を行い、改めて計算をし直した結果、一定の打開策には行き着いたが、予断を許さず、続きは、次回までの課題として課せられた(文責:ノーラン)。

AIP Conf. Proc.

AIP Conference Proceedings(米国物理学会国際会議論文集)に、以下の2編が採択されました。

  • Kanagawa T., “Nonlinear Schr\”odinger Equation for a Fast Pressure Propagation in Bubbly Liquids,” AIP Conference Proceedings (2017), accepted and to appear
  • Taira, H. and Kanagawa T., “Cavitation Bubble Dynamics Based on Keller Equation in Human Joint,” AIP Conference Proceedings (2017), accepted and to appear

8月9日ゼミ日誌

本日の食事会では、つくば駅最寄キュートのフードコートで各々好きなものを食べることになったが、結局全員が丸〇正麺となった。恥ずかしながら、初の丸〇正麺であったが、噂通りのコスパの良さだった。帰りにハーゲンダッツをごちそうになったが、これは、金川先生が駐車券の押印忘れに気づいたからかもしれない。
ゼミでは、各々研究の進捗を報告した。長波長帯・短波長帯のいずれにおいても、パラメータのオーダをどのように仮定するべきか、改めて議論した。短波長帯では具体的な大きさを仮決定することができたが、長波長帯では代表速度として、位相速度か群速度を選ぶかに応じて、その大きさが著しく変わるため、ひとまずは仮定を置くことなく一般化した表現を用いることにした。これに関連し、定式化の上での具体的表現と抽象的表現の使い分けの重要性にも議論が及んだ。
その議論をもとに、分散と散逸の両性質が、いつ、どこで、どのように現れるのかに主眼をおき、今後の研究の方針について話し合った。各自、仮設定したオーダーを基に、気泡力学の方程式の第一次近似の導出を行うことが課された(文責:ノーラン)。

8月4日ゼミ日誌

本日のゼミでは、前半に、第2次近似O(ε^2)の計算から導かれる R_2 に関する非同次方程式を確認し、その可解条件から永年項の抑制条件を得ること、そして、その可解条件からKdV方程式が導かれることを確認した。また、気泡流のKdV方程式の各項の係数の特徴を概観し、グラフと照らし合わせながら、各係数の符号について議論した。しかし、可解条件に対する理解は完全とはいえず、現時点では、天下りに受け入れることとした。
後半では、初期条件としての気相および液相の圧力のオーダを深く議論した。同時に、表面張力が効く気泡径を調べた。無次元化された初期液相圧力を、εのべきに一般性を持たせるべく定義し、Young-Laplaceの式の無次元化の過程を注意深く確認した。多数の疑問が生じたままではあるが、一通りの解決に至ったといえる。

この結果をもとに、長波と短波のそれぞれにおいて、どのようにパラメーターのオーダを設定すれば、上手く無次元化できるのかを考察し、両波長帯において適したオーダの一案を見出すに至った。

 長期にわたる下積みの勉強を一段落させ、実際に自らパラメーターを選び、試行錯誤を繰り返しながら、近似方程式の導出へと進み始めた。両学生はそれぞれの卒業研究の第一歩を踏み出したといえる(文責:ヨシタカ)。

8月5日大学説明会

高校生向けの筑波大学(工学システム学類)説明会におきまして、金川研究室を公開します。


公開テーマ:
実験装置PC要らない研究?ー工学部だからこそできる「流体力学」の神秘へと誘う物理数学ー

7月28日ゼミ日誌

 定例食事会として、指導教員が通い詰めている某ラーメン店に連れてゆかれた。まだ比較的新しい店のようで、店内もきれいで店員さん方も明るく朗らかで、雰囲気はとても良かった。ラーメンもさっぱりとおいしく、学生両名が追加で頼んだ替え玉にはたれもついており、また違った味を楽しむことができた。本日は自腹であった。
 ゼミでは、KdV方程式の導出のフォローの続きを行った。前回、線形波動方程式から右向き進行波のみを記述する1階方程式を導いたが、この変数変換の過程を注意深く確認した。また、従属変数群の1次変動の全てが φ_0 =x_0 – t_0 のみの1変数関数であることを示し、気相・液相の質量および運動量の保存式とKellerの式について、第二次近似O(ε^2)の結果の確認を行った。非同次項が正しく導かれているのかの検算に力を注いだ。あやふやに残した部分は、2階線形波動方程式から1階右向き進行波の線形波動方程式を抽出するための変数変換、また、位相速度と群速度の違いである。
 次週までの研究の指針として、パラメータスケーリングの大きさを仮定し、実際に試行計算をするよう指示ながされた(文責:ノーラン)。

7月20日ゼミ日誌

 4年生が履修中の「卒業研究A」研究計画書を、金川先生に添削していただいた。既知の事実を述べる際には必ず出典をつけるという文献引用の重要性や、数字と単位の間にはスペースを空けることなど、計画書の内容以外にも、科学技術系の文書作成上の細かな注意点やルールを学んだ。
 輪講においては、気相・液相の質量および運動量の保存式、Kellerの式の計5本の非線形偏微分方程式系に、従属変数の摂動展開群を代入して、最低次すなわちO(ε)の方程式系をそれぞれ導出する過程を確認した。とくに、波の分散や散逸といった重要な性質の起源となるKellerの式に関しては、各項の線形近似を数学的に厳密に実行すると同時に、各項の物理的意味の正確な把握に努めた。
 研究計画書の修正、および、O(ε)のKellerの式の導出過程の再確認が、課題として与えられた(文責:ヨシタカ)。

熱力学I追試験問題

正当な理由で、期末定期試験を受験できなかった公欠者対象に、追試験を実施しました。一定数の再履修確定者への参考情報として、試験問題を掲載します。言うまでもなく、これを公開するということは、全く同一の問題は出ないという意味であって、次年度以降も試験問題は目まぐるしく移り変わります

170719熱力学1追試験問題

7月12日ゼミ日誌

ゼミ開始前に、2週に一度の定期食事会として、イタリアンの某店を訪問した。ランチセット(前菜付)で、ピザ2枚およびパスタ1皿が提供され、これらを3名で取り分けた。味には満足したが、少々量が多かった。
ゼミでは、気泡の球対称膨張・収縮運動を記述するRayleigh–Plesset式の導出の概要について説明がなされた。同時に、気泡周囲液体の圧縮性を取り込む操作、および、単一気泡力学の方程式を気泡流へと拡張するにあたり気泡半径を時間と空間座標の2変数関数とみなすという重要な仮定を学んだ。つづく輪講では、気泡流中の圧力波の弱非線形伝播を記述するKdV方程式を導くための多様な仮定やパラメータの設定の概要を学んだ。最後に、二流体モデルに基づく気相の質量保存則に、従属変数の摂動展開や微分展開法を代入し、実際に、第1次近似としての線形化を行った。同様の線形化を残る偏微分方程式系にも適用すること、および、卒業研究Aの計画書の完成が、次週までの課題として提示された(文責:ノーラン)。

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