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機械学会関東支部茨城ブロック学生貢献賞

鮎貝崇広(M2)が、2020年度 一般社団法人 日本機械学会関東支部茨城ブロック 表彰 学生貢献賞を受賞しました(2020年9月30日)。

[筑波大学HP]

混相流シンポジウムにて学生講演表彰

加賀見俊介(B4)が、混相流シンポジウム2020において、ベストプレゼンテーションアワードを受賞しました(2020年8月23日付)。[筑波大学HP]

恐らくは、学類(学部)生の当該表彰受賞は、稀ではないかと推測します。配属決定以来の半年、研究と勉強のみに没頭していた学生ですので(殆どの学生は、プライベート等と両立していると認識します)、表彰という形で、努力が報われて良かったと思います。このような受賞や論文掲載によって、研究室学生間の切磋琢磨も望んでいますし(無関心でも構わないという考え方ですが)、安直に満足してほしくないとも思っています。本年度は、新型コロナの影響なども総合的に考え、早めにB4の2名のテーマを決め、進捗を見て、両名に学会発表をさせることにしました。以下、日誌形式にて、研究室HP向けのコメントを書いてもらいました(金川)。


この度は、ベストプレゼンテーションアワードを受賞させて頂き、大変光栄に思います。
このような賞を頂くことが出来たのは、日頃から熱心にご指導頂いた金川先生、また、オンライン開催という非常事態の中トラブルなく運営頂いた先生方や実行委員の皆様のおかげであると感じています。心より御礼申し上げます。

以下は、学会の振り返りです。
今回発表したテーマは、5月の頭くらいに先生から提案頂いたテーマです。4月までは、全く別のテーマで、1か月ほどひたすら手計算をしていましたが、上手くいきそうにないという事で、方向転換することになりました。
早々に挫折となりましたが、新テーマの方は比較的順調に進んだと思います。私としては、手計算以上に、学会発表の講演タイトル・アブストラクト・講演原稿等々を書くのが大変でした。自分が数ヶ月かけて行った計算を、限られた語数で表現することは非常に難しく、なんとか原案を完成させても、先生に繰り返し添削して頂く中で、最終的には跡形もなくなることがほとんどでした。これに関しては、慣れていって改善するしかなさそうです。6~7月は期末試験の期間を除き、手計算や原稿等の作成を行っていましたが、各種締め切り間際は毎回大変でした。
7月末くらいから発表の準備を始めました。最初の発表練習は、スライド未完成の段階でしたが、本番2週間前くらいにオンライン上で行いました。練習は毎回、金川先生お一人に聞いて頂き、質疑応答の練習まで行います。理由は分かりませんが、後にも先にも、最初の練習時が一番緊張しました… 本番1週間前くらいにスライドを作成し終えて、その後はひたすら練習しました。本番前日まで4日連続で練習を入れて頂きましたが、私は元々かなりの緊張しいで、人前で話すことが非常に苦手なので、複数回練習を入れて頂き有難かったです。
本番は、オンラインとはいえかなり緊張しました。これまで、混相流シンポジウムも含め計2回発表しましたが、やはり質疑応答が難しく、失敗した部分が多々あったと感じています。発表自体は練習を重ねれば何とかなるとは思いますが、質疑応答は中々そうはいかないと思います。練習時から、金川先生に「質疑応答は尋問ではない」とアドバイスを頂いていましたが、質問者の先生と討論をする位の気持ちでやらなければいけないと感じました。
また、次回の発表時には、数値計算による波形を載せたいと思いました。金川研はあくまで手計算メインの研究室だと思いますが、対象が「波動」なので、やはり何かしらの波形は欲しいところです。最近、研究室の同期に、(私が一方的に教えてもらっているだけの)勉強会を開いてもらうなどして、概要は分かってきましたが、自分でコードを書けるようになるには時間が掛かりそうです。波形が描ければ発表もかなり充実すると思うので、次の発表までには何とか完成させたいところです。
自分としては、学会参加自体が一つの目標だったので、それが達成できてよかったです。受賞は、金川先生の(非常に)熱心なご指導のお陰ですし、その時々の運も絡むものなので、一喜一憂し過ぎるのは良くないと思いますが、素直にとても嬉しかったです。これが最初で最後の受賞にならないよう頑張ります(加賀見)。